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チャーム郡山九条の秋祭りは、毎年恒例のレクリエーション

チャーム郡山九条の秋祭り「九条まつり」は、ご入居者様に喜んでいただきたいという思いでスタートした企画です。

チャームケアには、委員会レクリエーション委員会、お食事委員会など、さまざまな委員会があり、役割分担しながら行事を企画しています。

2019年の九条まつりは、11月23日に開催。
約1ヶ月前から企画・準備をスタートします。

「どんなお食事をお出ししたら、お祭り感が出るだろう?」
「イベントの目玉はやっぱりビンゴやんな」
「誰か、いいアイディアある~?」
…仕事の合間を縫って、みんなで力を合わせて考えます。

お祭りの日のお食事は「屋台バイキング」

九条まつりの日は、昼食として「屋台バイキング」が恒例。

フロアに屋台風の飾り付けをして、ご入居者様に自由に楽しんでいただきます。

普段、お食事をご提供していただいている給食業者さんにもご協力いただき、おでん・たこ焼き・ちらし寿司・スイーツなど11種類ご用意します。

今年は、鉄板を用意して、焼きそばをスタッフがホーム内で調理して提供しました!
よりいっそう、お祭り感が出て、喜んでいただけました。

ビンゴゲームで大盛り上がり!

九条まつりの目玉は、ビンゴゲーム。
ご入居者様も皆様「当たった!」「やったやん」と大盛り上がりのイベントです。

ビンゴの景品は、スタッフが趣向を凝らして選んだもの。
日常的に、ご入居者様の様子を見ているスタッフだからこそ、何が喜ばれるかを工夫しています。

予算の都合もあるので、
「どうやって予算内でご入居者様に喜んでいただけるものを探すか?」
「もらって嬉しいプレゼントって何だろう?」

と、毎年試行錯誤するのも楽しい!

ひざかけや手袋、折り紙など…
毎年参加される方もいるので、変化をつけられるように考えています。
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企画や準備は大変!だけど、喜んでいただけると嬉しい

九条まつりは、準備段階がいちばん大変!

通常の介護業務もしながら、アイディアを出して打ち合わせをして…
前もって準備していても、どうしてもバタバタします。

スタッフに「なにかいい企画ある?」と働きかけていたところ、意外なスタッフからアイディアが出てきたりして、新鮮な発見も。

例えば、福祉系の学校卒のスタッフが、お祭りの金魚すくいのイメージで、画用紙で作った魚と、ストローや糸を組み合わせて作った竿で魚釣りをしてはどうかと考えてくれました。

通常のレクリエーションの延長で、ご入居者様に魚を作るのをお手伝いしてもらったり…

絵や工作が好きな方も多いですし、凝ったものを作ってくださる方もいます。
手先を動かすのは認知症の予防にも良いので、一石二鳥。

周りの方を巻き込んで、「みんなで九条まつりを作る」という感覚。

スタッフに対しても「あなた、そんなこともできるんやね!すごいやん!」と、新たな一面を知ることができる、いい機会になりました。

企画段階でボツになったアイディアも

企画段階で、ボツになったアイディアもありました。

例えば、「お刺身が食べたいな」というご希望があっても、ナマモノは衛生的にNGだったりします。
代わりに、ちらし寿司をご提供するなど、工夫しています。

ロビーで開催しますが、そんなに広いスペースではないので、一度に皆様に来ていただくことができません。
車椅子が通れるスペースを空けておくなど安全面の配慮も必要になります。
3フロアに約54名のご入居者様がおられるので、フロアごとに順番にお越しいただいています。

他にも、太鼓などの大きな楽器を演奏するアイディアが出ましたが、「フロアに入らないかも?」「大きな音でびっくりされるご入居者様もいらっしゃるかも」など、いろんな事情で断念しました。

アイディアだけなら、いくらでも思いつくけれど、実行するとなると現実的な問題があります。
ですが、さまざまな制約の中でもできることを模索して、開催当日やりきったときは、達成感でいっぱいになります!

ご入居者様の喜ぶ顔を見ていると、「いろいろあったけど、やっぱりやってよかったなぁ」と思いますね。

この記事のお話を伺ったのは

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チャーム郡山九条 ホーム長の杉浦元子さん

ホーム長の杉浦です。
当ホームは、約32名のスタッフが勤務しています。
みんな仲が良く、チームワークが自慢の、活気あるホームです!

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