学生時代にアルバイトとして入社

――まず、佃さんの経歴を教えて下さい。

チャーム郡山九条の佃麗花です。

2015年、大学2年生のときにアルバイトとしてチャームケアに入社しました。
当時は乳幼児教育について学び、保育士養成過程の3年制の学校に行っていました。

もともと「将来は誰かのために働きたい」という想いがあり、高校時代に介護福祉士養成課程の専門学校に通い、実習などを経て高校3年生の時に介護福祉士を取得していました。
しかし、大学に入ってからは資格を活かす場面がなかったので、せっかくなので持っている資格を活かして働きたいと思い、チャームケアでのアルバイトを始めました。

その後は大学卒業の年、2018年4月に新卒として改めて入社し、2019年頃より2年ほどの産休・育休を経て、復帰後半年程経ちました。
節目節目で配属が変わり、現在3ホーム目です。

私にとってのやりがいは「介護」にあった

――大学卒業後、学んでいた保育ではなく介護業界に就職した理由を教えて下さい。

アルバイトとして働いていた当時、ホーム長から「新卒としてチャームケアに入社しませんか」とお話をもらったことでした。
このときすでに私の中では、保育より介護のほうが自分に合っていると思っていたので、大変うれしいお話でした。

保育の現場では、日々子どもたちにできることが増えていき、それを一緒に喜ぶことが保育士の役割です。
一方で、介護の現場では、ご入居者様はだんだんとできないことが増えたり、不自由になっていくものです。
それでも、その日々の難しさや歯がゆさを支えたり、お手伝いさせてもらうことが介護スタッフの役割だと思っています。

何か物を取る、靴を履くお手伝いをする、そんなひとつひとつのことがご入居者様のためになっている…何気ないことなんですが、これが私の原動力なんです。

誰かの役に立っているという点では、保育も介護も似ていますが、現場を経験することで介護にやりがいを感じている自分に気付くことができました。
そのため、他の業界を経験したいと思うことはなかったです。

しかし、介護と言っても範囲は広く、様々な分野があります。
その点では、このままチャームケアで専門性を高めていくか、別のところで新たに頑張ってみるかは迷いました。

ですが、チャームケアでのアルバイトがとても楽しくやりがいがあったので、そのまま入社しようと決意し、現在に至ります。
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介護職として新卒入社

――アルバイト時代と新卒入社後で何か違いはありましたか?

アルバイトの経験があったとはいえ、新卒で入社してくる同期と同じスタートラインに再び立ち、謙虚でいたいと思っていました。

アルバイト時代はチャーム奈良公園で働いていましたが、入社時は違うホームでの配属を希望し、チャーム奈良三郷でのスタートとなりました。
今までのことはアルバイトのときのこと、と割り切って仕切り直したイメージです。

※佃さんがアルバイトされていた奈良公園のホーム長のインタビュー記事はこちら。
アルバイトと社員での違いを感じた場面は、研修制度でしたね。

アルバイト時代には、現場の先輩たちから丁寧なOJTを受けていたんですが、チャームケアには新入社員が全員で受ける研修があるんです。
現場の経験があったからこそ、OJT等で学んできたことの復習のような感じで、新しいことも一緒に吸収できるありがたい機会でした。

※チャームケアの新卒研修についてはこちら。
それから、働き方や勤務時間も大きく変わりました。
アルバイトの時は平日14:00~20:00の時間帯と、土日などの大学が休みの日はフルタイムだったので、夜勤や早出のシフトはありませんでした。

しかし、新卒になると夜勤や早出があったので、新鮮な気持ちで働き始めることができました。
より一層、責任感をもって働きたい!そんな気持ちでしたね。
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産休・育休を経て2年ぶりに現場復帰

――育休・産休から復帰されたとお聞きしましたが、復帰後のお仕事はどうですか?

現在、育休から復帰して半年くらいで、日勤帯で8:30~16:30の7時間勤務です。
時短勤務中は、夜勤は免除してもらうことができるので、ありがたいですね。

※産休・育休を経て9割のスタッフが復帰するチャームケア。関連記事はこちら。
復帰のタイミングで配属が変わり、チャーム郡山九条に来てまだ半年ですが、周りのスタッフに支えてもらっています。
郡山九条では、私より後に入社した新卒スタッフさんのほうが先輩ですので、いろいろ教えてもらっています。

子どもが体調を崩したりして、急に早退しないといけないこともしょっちゅうです。
ですが、皆さん嫌な顔一つせずに、「行っといで!」と仕事をカバーしてくださったり、早退した次の日には「大丈夫だった?」と声をかけたりしてくれます。

まだしばらくは子育てに手がかかるので、すぐにというわけにはいきませんが、ホームの皆さんには必ず恩返しをしたいです。
そのために、今は家庭と仕事の両立をしながら丁寧に働き、子育てが落ち着いたときには、社内で活躍できる人材になりたいです。

※現在佃さんが働くチャーム郡山九条の記事はこちら。
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新たな資格取得に向けて

――今後の目標を教えてください。

現在の目標はケアマネジャーの資格取得です。

実はアルバイトの期間も合わせると、来年ケアマネの試験を受けることができるんです。
アルバイトから新卒入社まで、一貫してチャームケアで働かせていただけたことで、新たな資格にチャレンジするチャンスをいただくことができました。
入社して本当に良かったなと思っています。
後悔はまったくありません。

現場も現場で好きなんですが、妊娠中に奈良三郷で相談員の仕事をさせてもらっていた経験もあり、ご入居者様とご家族様にホームでのよりよい過ごし方を提案していくケアマネの役割に憧れています。

相談を受けることは今の私にもできますが、ケアプランを立てるためには資格が必要です。
ケアマネ資格は合格率が20%ほどとなっていて、簡単に合格できるものではありませんが、社内の制度や先輩からのアドバイスを活用させてもらいながら、頑張ってチャレンジしていきたいです。
今はとにかく、子どもが寝た後に勉強を頑張っています!

※佃さんが目指されているケアマネジャーのインタビュー記事はこちら。

自分に合う色のホームを見つけて

――最後に、就活生や今後一緒に働く新卒社員の方へメッセージをお願いします。

介護のお仕事は、どんなホームにも日々のやりがいはきっとあると思います。
ですが、ホームによって「色」が違うと日々感じています。
アルバイト、新卒入社、育休からの復帰で、3つのホームを経験したからこそ、同じ社内であってもそれぞれ違う雰囲気がありますね。

どんなタイミングでも、遅すぎることも早すぎることもないと思うので、ぜひ自分の目で見て、可能であれば経験して、自分が働きたいと思えるホームを見つけていってほしいです。

人生いろいろあると思いますが、介護は本当にやりがいのある仕事です。

それぞれ、自分の専門性を磨いて頑張ってほしいです。
フォローしてくださる先輩や同期が、チャームケアにはたくさんいますので、安心してチャレンジしてみてください。
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