現場経験を経て新たなキャリアへチャレンジ

――これまでの金子さんのご経歴を教えてください。

2023年4月に新卒でチャーム・ケア・コーポレーションへ入社し、チャームスイート調布に配属後、介護スタッフとして現場で勤務してきました。

結婚を機に働き方について考える機会が増え、ホーム長へ相談したところ「こういう部署もあるよ。金子さんに向いていると思う。」と紹介していただいたのが首都圏介護事業部でした。お話を聞き、これまでの経験を活かしながら、本社業務に携われる点に魅力を感じました。

現在の部署へ異動して約半年になりますが、異動後は夜勤がなくなり、家族と過ごす時間も増えました。ホームで介護スタッフとして働く以外の選択肢を教えてくれた、当時のホーム長には感謝しています。

※金子さんと同期にあたる2023年入社の方々へのインタビューをまとめた記事はこちら

主な担当業務は現場支援とホームのお食事改善

――現在のお仕事内容について教えてください。

首都圏介護事業部では、主に「現場支援」と「ホームのお食事改善」の二つの業務を担当しています。

現場支援では、人員状況に応じてホームへ入り、介護スタッフとして勤務しています。入浴介助や食事介助など、現場で必要とされる業務を担当することが多いですね。

もうひとつは、ご入居者様にお食事に関するヒアリングを行い、改善につなげる業務です。首都圏のホームを訪問し「お食事の味付けはどうですか」「お食事のご要望はありますか」と、ご入居者様からお話を伺い、その内容を給食委託業者へ共有し、改善につなげる役割も担っています。

本社業務と聞くと、デスクワーク中心のイメージを持たれるかもしれませんが、私たちの部署は現場へ足を運ぶ機会がとても多いんです。これまでの現場の経験が業務に活かせていると感じます。実は異動のお話を聞くまで、こういった業務を担当している部署があることも知らなかったんですよ(笑)。
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現場サポートを通して引き出すご入居者様の本音

――ご入居者様からお話を伺う際に気をつけていることはありますか。

ご入居者様へヒアリングを行う際、本社スタッフとしてスーツ姿で訪問すると、どうしても少し構えてしまい、ざっくばらんにお話いただけないことがあります。

一方で、サポート的に介護スタッフとしてホームに入り、入浴介助や日常の支援をしながらお話を伺うと、自然と本音を聞かせてくださることが多いんです。現場で関係性を築いているからこそ「実はこう思っていたんだよ」と率直なご意見をいただけます。

厳しい意見をいただくこともありますが、真摯に受け止めるように心がけています。
いただいたご意見は、月に一度実施している食事会議で取り上げ、給食会社にフィードバックし、一緒に改善策を検討していきます。

首都圏の約60あるホーム全てを分担して回っており、現在は残り15ホームになっています。お一人お一人の貴重なご意見が、お食事改善につながっています。

ご入居者様の声から生まれる「お食事改善」

――お食事に関して、具体的にどのような改善をされたか、お聞かせください。

「とり肉が硬い」というお声をいただいたときには、給食会社と検討を重ね調理方法を改めたことで、柔らかく食べやすい状態にすることができました。

お食事を楽しんでいただくために、各ホームではご当地メニューやイベントメニューの日を設けていますが「あまりイベント感がない」というお声を頂戴しました。その声を受けて、お品書きを作成しテーブルに設置することで、特別感を演出し、いつもと違う雰囲気作りを心がけました。

そのほかにも、提供するお食事の温度に気を配ったり、盛り付け方を工夫したり、季節の食材を積極的に取り入れたり、と寄せられた意見をもとに、できる限りご要望に添えるよう、改善を繰り返しています。
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本社と現場の架け橋として奮闘

――仕事をするなかで、難しさを感じることはありますか?

本社の考え方と現場の状況、その両方を理解しているからこその難しさがあります。
本社として進めたい方針があっても、現場では人員状況や業務量の問題から、すぐに実施することが難しい場合もあるんです。

逆に現場からの要望があっても、会社全体の運営を考えると実現が難しいこともあります。
そうした場面では、どちらか一方に偏らず、双方の立場を理解しながら調整することを意識しています。

現場で働いた経験があるからこそ、スタッフの気持ちも理解できます。一方で現在は本社側の視点も持つようになりました。その両方を知っている立場として、少しでも良い橋渡し役になれたらと思っています。

やりがいはご入居者様からの喜びの声とつながりを感じられる瞬間

――この仕事のやりがいについて教えてください。

お食事改善については、実際に改善されたあと「前より美味しくなったよ」と言っていただけることもあります。喜びの声をお伺いできたときは、本当にうれしいです。
自分たちの取り組みがご入居者様の満足度向上につながっていることを実感できますね。

また、介護支援で入ったホームへ、後日お食事のヒアリングで訪問することもあります。
なかには覚えていてくださり「久しぶりだね」と声をかけてくださるご入居者様がいらっしゃるんです。

支援期間が2カ月ほどになることもあるので、その間に関係性が構築できるんですよね。ホームの所属ではなくても、ご入居者様とのつながりを感じることができて、温かい気持ちになります。

ホームに籍を置く介護スタッフとは少し違った立場ですが、だからこそ新鮮な存在として関わることができるのかもしれません。そうした関係性も、この仕事の魅力の一つだと思います。
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現場を大切にしながらご入居者様と介護スタッフの力になりたい

――金子さんの今後の目標を教えてください。

これからも現場支援は続けていきたいと思っています。首都圏介護事業部の仕事は、本社にいるだけでは成り立ちません。現場に立っているからこそ、ご入居者様の声を正しく受け止められますし、ホームの課題にも気づくことができます。

また、ご入居者様へのヒアリングも引き続き大切にしていきたいですね。
介護スタッフとして関わるなかでいただく率直なご意見は、本当に貴重です。その声を形にし、より良いサービスにつなげていきたいと考えています。

これからも現場と本社をつなぐ存在として、ご入居者様やホームの力になれるよう取り組んでいきたいです。

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