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ご入居者様と同じくらい、スタッフも大切に!

――ホーム長として、スタッフにどのように接していますか?

スタッフにたくさん声をかけて、ホーム長とスタッフの距離感が遠くならないように心がけています。
朝の出勤時や、夜帰り際に、スタッフの顔を見て、状況や顔色の変化などを見ながら声掛けをしています。
「体調悪くないかな」とか…。

ホーム長として、一緒に仕事をする上で「ここで働くのが一番楽しい」と思ってもらえるように運営をしていきたいと考えているからです。
スタッフ自身が大切にされていないとご入居者様にあたたかく接することもできませんからね。

スタッフひとりひとりに、それぞれの人生があります。
自分自身の目標を達成するために、リーダーなどのポジションにステップアップするのも良いですね。
将来的に、自分にプラスになる「自己成長」を行ってほしいです。
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スタッフが「介護の仕事をしてよかった」と思えるホームに

――ホーム長としてのビジョンを教えてください。

ご入居者様に、「ここはいいホームだ」と思っていただけるホームにすることです。

そのためには、何よりスタッフみんなの力が必要です。
「いいホームにしたい」という想いに共感して、一緒に働いていただきたいですね。

介護のお仕事は、他の業界とは違い、一生懸命すればするほど、ご入居者様に感謝してもらえます。
スタッフにも、感謝の気持ちを実感してもらって、「この仕事をしてよかった」「楽しいな」と思えるホーム運営を目指しています。
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3年働けば、ご入居者様からの「ありがとう」を実感できる

――介護の仕事のやりがいは?

「一生懸命やればやるだけ、ご入居者様から感謝される」ということ。

お給料をもらうためにお仕事をしているのに、ご入居者様から「ありがとう」と言ってもらえるなんて、とても素晴らしいことです。
なにより、自分自身のモチベーションアップに繋がります。

――介護の仕事が長続きする秘訣は?

介護のお仕事は、3ヶ月、6ヶ月で簡単に習得できるものではありません。
1年、2年、3年…と経って、初めてわかることも多いんです。

例えば、半年やって、つまづいたとしても、ダメなわけではなくて、それが当たり前なんです。
まずは、3年間は、勉強の期間、経験を積んでいる最中だと思って長い目で見て頑張ってほしいと思います。

わからない点が出てきたら、先輩や同僚などに相談して、その都度解決していけば、着実に成長していきますよ。

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