介護付有料老人ホーム花咲池田21の特徴|アクセス・居室数

阪急宝塚線「石橋阪大前」駅より徒歩約13分、穏やかに流れる箕面川の側に、居室数100室を備えた介護付き有料老人ホーム花咲池田21があります。

徒歩圏内に緑豊かな公園もあり、住宅街の落ち着いた空気感と、たくさんのボランティアが協力してくださるアットホームな雰囲気がご入居者様から好評のホームです。

※花咲池田21の詳しい情報はこちら
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デイサービスのパート勤務からホーム長へ

――まずは、西川さんのご経歴をお聞かせください。

2010年、ライク花咲浜寺のホーム内にあったデイサービスの職員として、パートからスタートしました。もとは住宅型の老人ホームだったライク花咲浜寺が、2019年に介護付老人ホームになったタイミングで、ホーム長を務めることになりました。

ホームの形態が変わることをご入居者様やご家族様へご説明する運営懇談会に出席した際、みなさんからいただいた不安なお声やご意見に回答する姿を見て、上司がホーム長に推薦してくださったと聞きました。

当時は生活相談員をしていたので、まさか自分がホーム長になるとは夢にも思っていませんでした。それまではよくホーム長が交代していたので、私がホーム長を務めるなら一緒に働くスタッフが不安にならないように、長く続けたいと決意して、お受けしました。

2025年3月に異動があり、現在は介護付有料老人ホーム花咲池田21でホーム長を務めています。

※同じく株式会社ライクが運営する介護付有料老人ホーム花咲新町のホーム長へのインタビュー記事はこちら

サービス形態の変化やホーム長着任で環境が激変

――ホーム長になってから、環境はどのように変化しましたか?

ホーム長の仕事は想像以上に大変で、環境は180度変わりました!
まったく予期していなかったので、ホーム長の仕事もゼロからのスタート。さらにホームが住宅型から介護付有料老人ホームへ形態が変わるタイミングでもあったため、スタッフの不安や戸惑いをフォローする必要もありました。

これまではデイサービスにお任せしていたレクを自分たちで企画・運営しなければいけなかったり、1対1でお一人に30分かけていた入浴介助も、午前中にご入居者様全員分を行うことになったり、と介助業務にも変化がありました。

私自身も、介護報酬の計算や請求業務を行うことになり、勉強のために分厚い本を3冊も買いました(笑)。当時はまだチャームケアの傘下ではなかったので、請求業務もホームで行っていたんです。

介護付の業務内容に慣れてきた頃、連結子会社化の話がありました。チャームケアの傘下に入ってからは本部のバックアップが受けられるようになり、職場環境は劇的に改善されました。
当時在籍していた花咲浜寺は入居率が低く、空室が目立つホームでしたが、チャームケアの営業力で、空いていたワンフロアが埋まり満床になりました。介護スタッフも、満床になってとても喜んでいましたよ。
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介護スタッフには笑顔で働いてほしい

――ホーム長として、西川さんが心がけていることを教えてください。

介護スタッフと信頼関係を深めていくためにも、積極的に面談の機会を設けるようにしています。
約40名いる介護スタッフは、ライク時代から長く勤めてくれているスタッフもいれば、花咲池田21で介護の仕事をはじめたスタッフもいて、介護職歴もさまざまです。

面談では、困っていることに加えて「夢」についても聞いているんです。
チャームケアの子会社になったときに、上司に「夢はありますか?」と聞かれたことがきっかけでした。40歳を過ぎて、目標を聞かれることはあっても、夢はなかなか聞かれないですよね。
驚きましたが、すごく新鮮で、明るい未来がイメージできるのが良いな、と思いました。それから、真似させてもらっています(笑)。

ホーム長という役職に就いてから、私の夢は「介護スタッフに笑顔で働いてほしい」になりました。スタッフが笑顔で働いていると、ご入居者様も笑顔で返してくれます。ときには険しい顔で走り回っていることもありますが「しんどいときこそ、笑おう!」と声かけをしています。

たくさんのボランティアが支えてくださるアットホームな雰囲気

――花咲池田21のご入居者様について教えてください。

花咲池田21は、ご入居者様が約100名いらっしゃいます。
ご入居者様は多才で、お習字やピアノに親しまれている方もいらっしゃいます。夕方になるとピアノの音色が聞こえてきて、ピアノの伴奏に合わせて何人かが歌を歌われていることもあるんですよ。穏やかな時間が流れて、こちらも和みます。

前任のホーム長が地域密着に力を入れてくださったおかげで、ボランティアで協力してくれる方がすごく多いんです。お誕生日会をはじめとするイベントをお手伝いしてくださる方や、催しの一環で日舞を披露してくださる方、歌を歌ってくださる方など…ご入居者様のご家族様もボランティアに積極的で、とてもありがたいです。

このアットホームな明るい雰囲気は、花咲池田21の魅力ですね。
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インカムを使った出退勤報告でコミュニケーション強化

――介護スタッフについて、教えてください。

チャームケアは、介護DXの一環で介護機器を積極的に導入しています。
特にインカムはコミュニケーションツールでもあるので、スムーズな業務連携のためにも積極的に使っていこう!と声をかけています。出退勤もインカムで声をかけるようにしたのですが、ある日スタッフの一人が「退勤します」を言い間違えて「退”職”します」と言ったんです(笑)。
人見知りのスタッフだったので、きっと勇気を振り絞って言ったんだろうな、と緊張しすぎて間違えたんだろうな、と気持ちが伝わってきて、ふっと笑顔になりました。

実はこのエピソードには後日談があって、このスタッフと面談をしたときに「僕も楽しく働きたいので、日常にちょっとした笑いを入れるようにしているんです」と話していたんです。えっ!?もしかしてこの間の言い間違いも、和ませるためにワザとしたのかな?とビックリしました。真実は闇の中です(笑)。

一緒に働くスタッフが仕事を評価してくれたことに感動

――西川さんの仕事のやりがいを教えてください。

取り組んだ業務改善を介護スタッフが理解してくれていたことは、とても嬉しかったですね。
花咲池田21では、一部のスタッフが2025年8月から週休3日制をスタートする予定です。良いも悪いもやってみないとわからないから一度チャレンジしてみよう、というスタンスで説明をしたら、若いスタッフの何人かが賛同してくれました。

先日の面談でもスタッフの一人が「週休3日制、やってみてもいいですよ」と言ってくれました。前は嫌だと言っていたので、なぜ気持ちが変わったのか聞いてみたら「週休3日制が導入しやすいように、ホーム長がいろいろ業務改善してくれたのが伝わった。これからもっと職場環境が良くなっていくなら、できるかもしれないと思った」と。

ちゃんと見てくれていたんだと感動して、号泣してしまいました(笑)。花咲池田21は、協力的なスタッフが多くて、素敵なメンバーに囲まれているな、としみじみ感じました。
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「寄り添った介護」の実現に介護機器を有効活用

――今後の目標を教えてください。

ホーム全体で「寄り添った介護」を目標として掲げています。
面談のなかでも「ご入居者様とコミュニケーションをとる時間が減っている」という声が挙がっていました。一朝一夕には解決しないかもしれませんが、スタッフがもっとやりがいを持って働ける環境を作るためにも、介護機器を有効活用して、ご入居者様に寄り添う介護を実現したいです。

どのスタッフも共通してクオリティの高い介護サービスを提供するために、介護スタッフの教育には力を入れていきたいです。また、スタッフが大変だと思っていることや、困っていることは一緒に改善していきたいと考えています。

優しい気持ちを忘れない介護スタッフになってほしい

――これから入社される方へメッセージをお願いします。

仕事として介護の世界を選ぶことは、誰にでもできることではありません。日々の忙しさで忘れてしまいがちな仕事を始めた頃の優しい気持ちを、忘れずにいてほしいです。

仕事なので多かれ少なかれ大変なことはあるのですが、チャームケアの良いところは、横も縦もつながりがあることだな、と感じています。

最近チャームケアから異動してきたリーダーには、ライバルだけど仲が良くて、切磋琢磨できる同期がいると言っていました。お互いに高め合える関係性が素敵ですよね。定期的な研修で同期同士の横のつながりができる環境は、チャームケアの魅力のひとつです。

会社や上司も相談に乗ってくれるので、私自身ホーム長をしていて、とても助かります。ホーム長会議もあるため、いろいろなホームを経験している先輩から話を聞ける機会があることもありがたいです。

チャームケアのホームは素晴らしい職場環境です。楽しく笑顔でご入居者様と向き合う介護スタッフを目指してください!

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