自分の経験とチャームケアの社風がマッチ

――今崎さんがチャームケアに入社されたきっかけを教えてください。

就活中は教職の道に進むか、それ以外の道に進むかで迷っていました。そんなとき、介護職に興味を持つきっかけになったのは、自分の祖父母の存在でした。

おじいちゃんが亡くなって、おばあちゃんが気力をなくしてしまったんです。おばあちゃんは、おじいちゃんのご飯を作るのが生きがいで楽しみだったのに、カップラーメンを食べる生活になってしまった時期がありました。

なんとか元気になってほしいと絵を描くことを勧めてみたところ、最初は乗り気ではなかったのですが、描いているうちに新しい楽しみにつながったようで、少しずつ元気を取り戻してくれたんです!

偶然参加したチャームケアの会社説明会で、ご入居者様が日々の生活に楽しみを見つけること、やりたい!を叶えることを全力でサポートしている、という話を聞いたときに、おばあちゃんのことを思い出しました。
あのときの私の経験や考えとシンクロする部分があり、介護職とチャームケアに興味を持ちました。

おじいちゃんおばあちゃん子で、高齢者の方とお話をするのも好きだったので、そういう意味では介護職に縁があったと言えるかもしれません。

2024年4月に新卒でチャームケアに入社しました。介護については知識がないところからスタートしているので、すべてが新鮮で、学びが多い毎日です!

※チャーム郡山九条でケアマネとして活躍するスタッフへのインタビュー記事はこちら
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優しい先輩と働きやすい職場で仕事が楽しい!

――入社されて、実際の介護のお仕事はいかがでしたか。

介護は未経験でしたが、今はすごく仕事が楽しいです!

大学4年生の頃から初任者研修の資格の勉強や、新卒を対象とした研修を受けていましたが、実際の経験は現場に配属されてからになります。排泄介助など、本当にちゃんとできるかな?と不安がありました。

現場では先輩が丁寧に教えてくださって、困ったことがあればすぐに相談できる環境です。職場のみなさんはとても協力的で優しく、本当に働きやすい環境だなと感じます。

体調不良で急なお休みのスタッフがいても、すぐに誰かから「私がシフトに入ります」という声が上がります。気持ちよく働ける職場で、モチベーションも高まります。
私自身も一度コロナに罹患してしまい、夜勤に入れない日がありましたが、先輩スタッフが快く代わってくださいました。お休みの日の交代やフロアの交代など、私も可能な限り協力するようにしています。

※スタッフの働きやすさが、奈良県から認証された際のインタビュー記事はこちら
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ご入居者様との会話を楽しみながら、レクに向けて情報収集

――ご入居者様とのエピソードで、嬉しかったことを教えてください。

夜勤の際、服薬介助でお部屋にお伺いしたご入居者様に「今日の担当があなたで良かったわ」と言ってもらえたことが、嬉しかったです。

日中は忙しくてなかなかゆっくりお話はできませんが、介助の際は一言だけでもお話するように心がけています。お部屋を出る際に、ご入居者様の笑顔が見られればいいな、と。

好きなものや食べもの、趣味や以前のお仕事など、ご入居者様それぞれのお話を記憶しておいて、再開予定の個人レクにも繋げていけたらと考えています。チャーム郡山九条での、ご入居者様の暮らしをもっと楽しく豊かなものにしていきたいですね。

ご入居者様の楽しむ様子で温かい気持ちになる

――ホーム全体では、どんなレクリエーションを行っていますか。

お出かけレクの一環で、昨年は金魚ミュージアムに行きました。チャーム郡山九条がある大和郡山市は、日本三大金魚産地のひとつなんです。他にはない斬新な金魚の展示方法や、色鮮やかな魅せ方に、ご入居者様もすごく楽しんでいらっしゃいました。喜んでいるご入居者様の姿を見て、私も楽しく嬉しい気持ちになりました。

外食レクでは、かにで全国的に有名なチェーン店へも行きました。実は私も初めてだったのですが、大きなかにのオブジェに「本当にあるんだっ!」と驚きました(笑)。いろんな食べ方でかにを思う存分楽しめて、ご入居者様も普段よりもたくさん召し上がっていました。

回転寿司が好きなご入居者様もいらっしゃるので、次回の外食レクは回転寿司も良いかな?と考え中です。

※チャーム郡山九条で毎年人気のレクについてのインタビュー記事はこちら
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笑顔とポジティブな気持ちを忘れない

――今崎さんが仕事をするうえで、気をつけていることはありますか。

できる限りポジティブでいること、ご入居者様と接するときは笑顔で、というのが経験からの教訓です。

介護の仕事に慣れてきた頃、気持ち的に少ししんどいな、と感じる時期がありました。ふと「最近、ご入居者様とあまりお話できていないな」と感じたんです。
振り返ってみると、早く一人前になりたいと、介助業務のことばかり考えていたからかもしれません。

表情のない介護スタッフと接するご入居者様の気持ちが、想像できていなかったんです。それに気づいてからは、自分から笑顔で話しかけるようになりました。ご入居者様と関わる時間をもっと大切にしたいと思うようになりました。

ご入居者様にも気持ちよく過ごしてもらいたいし、私も気持ちよく介助がしたい。そのためにもポジティブに、笑顔でいることを心がけています。

メンターは自分の成長の機会でもある

――後輩に向けて、メッセージをお願いします。

春から、後輩がひとり入社する予定です。
実は、ついさっきホーム長から「新人さんのメンターお願いね」と言われました。教えることで成長してね、というメッセージかなとも思ったりしています(笑)。

正直あまり自信はありませんが、後輩ができることは楽しみです!
初めてで不安な気持ちは理解できるので「私はこうしたよ」と、経験を交えてアドバイスできれば良いですね。少しでも新人さんの力になれるように、そして私自身も成長できるように、全力でサポートしていきます。
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