介護への熱意に惹かれて入社を決意

――村上さんが、チャームケアに入社されたきっかけを教えてください。

2014年4月に新卒でチャームケアに入社しました。介護への熱意が他の企業よりも強く感じられたことと、採用担当の方がとても親身に相談に乗ってくださったことが、入社の決め手でした。

チャームヒルズ豊中旭ヶ丘に配属された後、チャーム南いばらき、チャーム新大阪淡路を経験し、2024年3月からチャーム東淀川瑞光でホーム長を務めています。

ホーム長のポジションになることは以前から目標としていたので、充実した毎日を送っています。近畿圏の新卒入社では初めてだと伺ったので、とても光栄に思います。
 (12375)

マンモスホームで磨かれた対応力とマネジメントスキル

――村上さんがこれまでで一番成長を感じた出来事を教えてください。

振り返ってみると、チャーム新大阪淡路では、現在につながるさまざまな経験ができました。

チャーム新大阪淡路は、ご入居者様が135名いらっしゃる規模の大きなホームです。ご入居者様全員のお名前を覚えるだけでも一苦労でしたが、それにプラスしてご入居者様それぞれのご意向に合わせたサポートで、臨機応変な対応力が磨かれたと感じています。

ご入居者様がたくさんいらした分、スタッフの人数も他のホームに比べて多いため、スタッフとの接し方も勉強になりました。介護リーダーを経験させてもらったことで、どうすればスタッフが定着するかを考える機会もあり、マネジメントスキルも養われました。

そのおかげか、現在のチャーム東淀川瑞光では、やむを得ない理由でお一人退職された以外には離職される方はいらっしゃいません。スタッフ同士の友好な人間関係の構築につながっています。

※チャーム新大阪淡路時代に村上様にインタビューした記事はこちら

介護スタッフの変化や困りごとにも気を配る

――村上さんがこのお仕事をするうえで、心がけていることは何ですか。

ご入居者様に1日笑顔で過ごしていただくために、スタッフの変化にも敏感でいるように心がけています。

ご入居者様と一番接するスタッフが、イキイキと楽しそうに笑顔で働いていると、ご入居者様も笑顔になっていただけると考えています。
バタバタしていたり、余裕がなさそうなスタッフがいる場合には、タイムリーにリーダーや統括リーダーと情報共有を行い、できるだけ早めに、少しでも負担が軽減されるように対応しています。

直近では、入浴介助における業務量にフロアごとで差があったため、アソシエイトリーダーに相談して、均等になるように業務量の調整を行いました。チャーム東淀川瑞光には、アソシエイトリーダーが2名在籍しており、スタッフの取りまとめに尽力してくれています。
 (12376)

現場に近く相談しやすいホーム長を目指して

――村上さんが目指す理想のホーム長を教えてください。

現場に近いホーム長でありたいので、空き時間にはできるだけ現場に顔を出し、食事の配膳なども積極的に行っています。

スタッフとの距離を近くすることで、何でも相談しやすい環境を作っていくねらいもあります。チャーム東淀川瑞光では、ホーム長になる前に統括リーダーとして2年半を過ごしているので、馴染みもあって話しやすい関係性です。

これまで培った人間関係をベースに、さらに働きやすい職場作りに注力していきたいです。現在のチャーム東淀川瑞光の統括リーダーは、チャーム新大阪淡路時代に一緒に働いた仲間でもあるので、とても心強いです。

※チャーム東淀川瑞光の統括リーダー時代の村上さんへのインタビュー記事はこちら。

10年経っても介護の仕事が好きな気持ちは変わらない

――ホーム長になって、変わったことはありましたか。

本社とのやりとりや請求業務、ご入居者様のご家族様と接する時間は以前よりも増えました。
入居見学の対応は、ホーム長の大事な仕事のひとつです。見学に来られた方に良いイメージを持ってもらえるように、注力しているレクリエーションなどはしっかりアピールしています!

大変ありがたいことに、2024年7月時点で、チャーム東淀川瑞光は満室です。空きが出たらと、入居を待ってくださる方もいらっしゃいます。
チャーム東淀川瑞光の魅力が伝わっている証拠かもしれませんね。数あるホームの中から選んでいただけていることが、とても嬉しいです。

介護スタッフ時代は、入居されてからのサポートが主な仕事でしたが、ホーム長になってからは入居するまでの過程にも携われるので、そういった点でもやりがいを感じています。

役職が変わっても、変わらないこともあります。それは、ご入居者様の笑顔のために仕事をする点です。入社したときからずっと介護の仕事が好き、という点も変わっていません。
特別なことをするよりも日常を大切に、毎日スタッフと力を合わせて、真摯にご入居者様に向き合うことが楽しいです。

私よりも年上のスタッフの方には、敬意を忘れずに接するようにしています。ホーム長になったからといって、気を遣われるのは苦手なので、何でも相談してくださいねとお伝えしています。
 (12377)

「マネジメントを疎かにしない」前ホーム長からのアドバイス

――前ホーム長から、業務に関するアドバイスがあったと伺いました。

「業務に集中し過ぎて、一緒に働く仲間をきちんとケアできないと、ホームが一致団結できなくなるから、マネジメントは大切だよ。」と、アドバイスをいただきました。

そのお話を伺ってからは、スタッフとのコミュニケーションは以前にも増して、優先的に行うようになりました。ご入居者様へ質の高いサービスを提供するためにも、必要な心がけだと感じています。

ご入居者様に笑顔で過ごしていただく、という同じ目標に向かって、毎日頑張ってくれているスタッフには、感謝の気持ちでいっぱいです。

人とのつながりを大切にさらなる高みを目指してほしい

――最後に後輩へのメッセージをお願いします。

介護の仕事に就く方は、誰かの役に立ちたいといった気持ちや、人と接することが好きといったことが、きっかけになる方が多い印象です。
一生懸命ご入居者様と向き合っていると、仕事に追われて介護の仕事を始めた頃の気持ちを忘れがちです。忙しいときこそ、一度立ち止まって原点に立ち返る時間を設けてもらいたいんです。
初心や介護の仕事が好きという気持ちを忘れないで、頑張ってもらいたいです。

私でもホーム長になれたので、どんな人にもチャンスはあるといえるのではないでしょうか(笑)。
先輩・後輩の縦のつながりや同期との横のつながりなど、人とのつながりを大切にしながら、どんどん上を目指して、介護の仕事を楽しんでもらいたいです。

関連する記事

関連するキーワード

著者