「心理学を活かす」が就職活動の軸だった

──はじめにご経歴を教えてください。

2018年4月に新卒入社し、チャーム尼崎東園田で介護リーダーを経験して、現在は教育研修部で働いています。

学生時代は、社会福祉学部で臨床心理学を専攻していました。
就職活動では「心理学を活かして働く」という軸を持ち、業種を絞らずに幅広い業界を受けていました。
そんなときにチャームケアに出会い、説明会に参加しました。

介護業界では、特にコミュニケーションがすごく大事なんだと知ったんです。

ここでなら、学んだ心理学を活かす機会・場面が多いのではないかと感じて、入社を決意しました。
会社としての安定性や給与面なども決め手のひとつとなりましたね。

そして現場経験を経て、2022年から教育研修部に異動しました。
現場でキャリアアップしていくのかなと思っていたので、今回の異動は予想していなかった展開です。
入社5年目で、現場とは全く違う分野でイチからチャレンジできるのも良い経験だと思っています。

※同じく2018年4月新卒入社の同期、船越さんの記事はこちら!↓
※福本さんの同期で、同じく現場から本社に異動された大久保さんのインタビューはこちら!↓
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コミュニケーションは現場で学んでいく

──入社前・入社後で、仕事に対するギャップはありましたか?

一番大きく感じたのは、研修で学んだことが、現場では学んだ通りにはいかなかったということです。
業務に追われて時間に余裕がなかったり、ご入居者様お一人おひとりとしっかり向き合えなかったりと、最初はとてももどかしかったです。
先輩スタッフに相談して、時間の捻出の仕方や、忙しい中の短い時間でもご満足いただける介護サービスを提供する工夫を教えてもらい、徐々にできるようになっていきました。

もうひとつ壁にぶつかったのが、ご入居者様とのコミュニケーションです。
自分の伝えたいことが思ったように伝わらなかったり、想像したような反応が返ってこなかったり、良かれと思ってしたことでお怒りになられてしまったり…。
相手の価値観に合わせてコミュニケーションを取ることの大事さに気付かされました。

いろんなコミュニケーション方法を試しながら、だんだん関係性が良くなってきて、くだけた感じでお話していただけるようになったときは、とても達成感がありましたね。
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自分が研修する立場になって見えてきたこと

──現在のお仕事について教えてください。

教育研修部で、新入社員の皆さんに向けた研修を任せていただいています。
といっても、まだ異動して1週間程度なので、今は勉強中です。

研修を受けていた自分が、今度は研修をする立場になったことがとても新鮮ですね。
実際に教える立場に立つと、「研修内容ってすごく現場を意識して考えられているんだな」など、見えてくるものがたくさんありました。

介護の現場を経験した自分だからこそ、研修で教わる内容は「理想の介護」で、理想を目指していかなくてはならないけれど、実際現場に出ると完璧にその通りにはできないこともよく分かっています。
その理想と現実のギャップをどうやって埋めていくのか、どこに落としどころをもっていくかを意識しています。
まだ現場を経験していない人に、それをどうやって分かりやすく伝えていくか…いろいろアイデアを出しながら、今の職場で頑張っていきたいですね。

※福本さんが所属されている、教育研修部についての記事はこちら!↓
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入社半年で救急搬送を経験

──大変だったエピソードがあれば教えてください。

入社して半年くらいの時、夜勤中にご入居者様の体調が急変して、救急搬送を経験しました。
初めての救急搬送で、しかも夜間ということもあって、働き始めてから一番パニックになりました…。

当時は自分が発見者だったにも関わらず何もできなくて、先輩に任せっきりになってしまいました。
もう少し落ち着いて対応できたらと思うのですが、何もできなかったのが悔やまれます。

こうしたときでも、チャームケアでは先輩方がしっかりサポートしてくれます。
誰かが困っているときは、ちゃんとみんなでフォローし合う。
これも、チャームケアの社風のひとつですね。

泣きながら感謝とお別れの言葉をいただけた

──仕事のやりがいを感じた瞬間を教えてください。

4年間勤務したチャーム尼崎東園田から異動する前、ご入居者様みなさんに挨拶をして回ったんです。
ありがたいことに、たくさんのご入居者様から感謝とお別れの言葉をいただきました。

泣きながら「ありがとう」とお礼を言っていただけたり、「また戻ってきてね」「頑張ってね」と声を掛けていただけたのが、何よりも嬉しかったです。
自分のやってきたことは、間違ってなかったんだなと答え合わせができたような気持ちで、すごく達成感がありました。

※福本さんが勤務されていた、チャーム尼崎東園田の記事はこちら!↓
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「人の心を動かせる」人間を目指して

──今後の目標を教えてください。

新しい部署に異動したばかりなので、まずは業務をしっかり覚えて、戦力になることです。
自分が発する言葉に説得力をもたせ、人とのコミュニケーションにおいて、人の心を動かせる人間になりたいです。
それは介護現場でも、今の教育研修部でも変わらず意識していくことだと思っています。

ゆくゆくは、心理カウンセラーとして活躍していきたい気持ちは常にあります。
チャームケアでのお仕事も、ご入居者様やスタッフの話をじっくり聞く機会が多いので、心理カウンセラーに近い経験ができています。
介護の世界で経験をしっかり積みつつ、心理カウンセラーとしての道も諦めず、自分なりのキャリアの道を探していきたいですね。
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飛び込んだ先には、きっと収穫がある

──最後に、就職活動中の皆さんへメッセージをお願いします。

就職活動中は、自分にはどんな仕事が合っているのか分からなくなったり、たくさんの会社や業界を見ていて迷うこともありますよね。
でも、なんでもやってみないと分からないので、介護の知識がなくてもぜひ飛び込んできてもらいたいです。
飛び込んだ先には、必ず収穫はあります。

チャームケアは研修制度が充実しており、新人スタッフへのフォロー体制がしっかりしています。
サポートしてくれる先輩スタッフも多いので、介護業界が初めての人も安心してください。
きっと、「ここで働けてよかった」と思ってもらえるはずです!

自分が働く上で、これだけは大事にしたいという1つの「軸」を持って、後悔のない就職活動をしてくださいね。
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