8/6(木)、大阪市中央区にある『エル・おおさか』で開催された、介護事業者向け障がい者雇用セミナー。
障がい者雇用の成功事例として、チャームケアをご紹介いただきました!
人事部の越田課長が登壇し、介護に関わる方々の前でお話しました。

介護事業者向け障がい者雇用セミナーとは?

すべての事業主には「障害者雇用促進法」により、計算に基づいて算出された、
「障害者雇用率(法定雇用率)」を満たすことが義務付けられています。​

そのため、企業側としても障がいのある方を雇用しなくてはなりません。
とはいえ、どのようなルートで求人を出せばよいのか分からない、
どういった配慮をするのが適切か分からない、という悩みがあります。

そういった悩みを解決するために、大阪府が介護事業者に向けてセミナーを開催。
セミナーを通じて、職域の開拓や外部支援の活用など、障がい者雇用を促進する目的です。

チャームケアは、2020年1月時点において、
法定雇用率を上回る障がい者の方を雇用している企業の事例としてご紹介いただきました。

チャームケアでは障がいを持つスタッフも活躍中!

チャームケアでは2020年5月1日時点で59ホームを全国で運営しています。
(介護付有料老人ホーム: 53ホーム、住宅型有料老人ホーム: 6ホーム)

この中で、障がいを持つスタッフも活躍中!
月間勤務時間20時間未満から始められたスタッフが多く、
勤務に慣れてきたら、相談の上、勤務時間を増やしています。
雇用人数 勤務時間30h以上 勤務時間20~30h 勤務時間20h未満
身体障害の方 17名 6名 6名 5名
知的障害の方 25名 6名 15名 4名
精神障害の方 23名 6名 11名 9名

障がい者雇用の方の仕事内容

ひとりひとりの特性に合わせ、業務を選択していただいています。
実際にお任せしている仕事内容はこちら。

◆本社スタッフ(事務職)
・採用業務補助(求人作成/原稿チェック/派遣書類管理など)
・請求業務補助(介護請求のデータ確認作業など)
・予算管理、行政書類管理

◆ホームスタッフ(介護職)
・身体介助、移動
・移乗介助、各種記録作成など 

◆ホームスタッフ(生活補助員)
・居室清掃、共用部清掃(スタッフによって単独・複数名実施)
・洗濯、食器洗い、食事配膳

多くの方は、生活補助員としてご勤務されています。
スムーズに業務を行うため、時間割やチェック表をお渡しするなど、工夫をしています。
さまざまなポジションで力を発揮してくださっています。

障がい者雇用におけるチャームケアの取り組み

現在は、積極的に障がい者雇用を取り入れていますが、最初からそうだったわけではありません。
以前は、障がい者雇用への意識が薄く、現場となるホームの理解も得られていませんでした。

2017年頃から、会社全体の重要事項として本格的に取り組んだ結果が、現在の成果です。

障がいのある方を雇用するにあたり、実施した内容をご紹介します。
これから障がい者雇用を考える介護事業者の方々の参考になるよう、セミナーでご紹介しました。

障がい者雇用への取り組み|外部セミナーへの参加

まずは知識をつけるために、大阪府や支援機関が主催している外部セミナーへ参加し、
「職場サポーター養成講座」を受講しました。

セミナーに参加することで、障がい者雇用における基礎知識を身につけ
また、各都道府県・支援機関のご担当者様ともつながりを持てるように。


こういったセミナーでご助力いただいた支援機関様や、近隣の就労移行支援事業所様にコンタクトを取り、
チャームケアについてお伝えしたうえで、実習生(障がい者の方)の受け入れに着手しました。

障がい者雇用への取り組み|「慣れてきたら次へ」の徹底

受け入れ当初の勤務時間は、長期雇用へのステップとして重要です。

はじめは、実習生ご本人と、支援機関様がベストだと考える勤務時間からスタート。
月20時間未満の勤務から始める方が多く、
ステップを一緒に踏みながら、慣れてきたら勤務時間を増やしていきました。

受け入れ部署では、最初は決まったスタッフがサポートし、
慣れてきたら、関わるスタッフを増やしていくという流れで
少しずつ人間関係を広げていくようにしています。

スタッフが常に近くにいて、「なんでも質問してくださいね」とお伝えしています。
不安を抱えずにすむように、声をかけやすい環境づくりをしています。

障がい者雇用への取り組み|労務費・応募対応を本社で一括

障がい者雇用に関わる応募受付や、労務費の管理はすべて本社が一括で対応。
事務処理のフローを整備し、現場で受け入れやすい体制を整えました。

支援機関様を通した障がい者雇用は、一連の流れがあり
各ホームで対応していると、不慣れな手続きに、手間や時間がかかってしまいます。

また、実習生の労務費が各ホームではなく本社計上になることで
経費的な負担がなくなり、現場サイドでも受け入れやすくなりました。

初めて実習生を受け入れるホームでは、顔合わせや振り返りの際、本社の担当が必ず同席。
ホームから依頼があれば、支援機関と本人を交えて面談を実施しています。

【障がい者雇用の流れ】実習生受け入れ~採用~現在まで

実習生としてチャームケアにご入社され、現在も活躍されているAさんの事例をご紹介します!

【 ①面談~受け入れまで 】
プロフィールシートをもとに、ご本人・支援機関様・チャームケアで面談。
お話をお聞きした上で、実習に来ていただくことに。

【 ②実習開始~採用まで 】
特性を考慮した上で、業務内容を時間割にしてお渡し。
いつでもサポートできるスタッフが近くにいる状態で実習スタート。
実習期間を終えて、業務が非常に正確で周りからの評価も高く、
分からないことも質問して解決できていたので、採用へ。

【 ③採用後~現在まで 】
壁にぶつかったこともありましたが、支援機関様から本人へ電話でヒアリングしていただき
企業側へフィードバックしていただくなど、連携をとりながら継続。
少しずつ業務をこなしていき、現在では主力スタッフに!

Aさんは、誰よりも高い確認能力を持っており、今ではなくてはならない存在です。
お任せした業務が数字となって成果に表れてきているんですよ!


※障がい者雇用の関連記事はこちら!(↓)

すべてのスタッフが笑顔で働ける職場を

障がいをお持ちの方がイキイキと働くために、
「小さな工夫と、小さな成功体験の積み重ね」が大切です。


障がいのある方は「自分にはできないのでは?」という不安を持っていますし、
企業は「サポートの仕方や期待できる成果が分からない」という不安があります。
解決するためには、支援機関様のサポートが欠かせません。

お互いがコミュニケーションをとるうちに、必要な工夫や配慮が分かってきます。
ご本人も企業側も、ハードルを乗り越えたと認めることができれば
自信につながり、高いパフォーマンスを発揮することができるようになるのです。

これからもコミュニケーションを欠かさず、
すべてのスタッフが笑顔で働けるような職場を創っていきたいですね!

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