チャームケアは、介護業界ではあまりみられないような独自の取り組みを多く行っている会社です。
今回の記事では、そんなチャームケアの社風がわかる事例を5つ紹介します。

社内に向けた取り組み以外にも、介護を通して社会全体に働きかけを行っている点が魅力です。
ぜひ、今回の記事を通して、新しいことに積極的にチャレンジするチャームケアの社風を感じてみてください。
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最新技術を取り入れて、介護DX化に挑戦!

チャームケアでは、デジタル技術を取り入れることで生活やビジネスをよりよいものにするDX化の推進に力を入れています。
2022年には、介護現場のDX化を進める「介護DX推進課」が新設されました。

介護業界は、スタッフの経験則や主観に頼る部分が多く、個人差が出やすい業界といえます。業務の中には、ベテランスタッフにしかできない再現性の低いものもあります。
DX化をすることで、これまで見えていなかった部分が数値として可視化でき、データとして客観的に分析できます。
蓄積されたデータをもとに議論ができ、新たな取り組みにつなげられる点もポイントです。

メリットが多いと思われるDX化ですが、導入により現場のスタッフに負担がかかってしまう可能性もあります。
そのため、介護DX推進課が大切にしているのは、「本当に現場の介護スタッフの役に立っているのか?」という視点だといいます。

人の力が必要不可欠な介護の仕事。チャームケアでは、今後もスタッフをサポートするものとしてシステムや機器などのデジタルの活用を推進していきます。

スタッフサポートのため「配膳ロボット」を導入

チャームケアが力を入れている「DX化」の取り組みの1つに「配膳ロボット」の導入があります。

配膳ロボットとは、ご入居者様のテーブルまで自動で配膳するロボットのこと。
障害物や人を避け、音楽を流しながらゆっくりと運行する、安全性の高い機器です。
現在チャームケアでは、集合型食堂のホームで配膳ロボットの導入を検討しています。

ただし、あくまでロボットは人をサポートする役割で、全ての配膳をロボットに任せられるわけではありません。
現在、チャーム長岡天神で試験的に導入実験をし、ロボットの活用方法を模索中です。

また、ご入居者様の自立支援の観点からもロボットの活用が期待されています。
ロボットで配膳をする場合、ロボットからお膳を下ろす、載せるなどの作業をご入居者様ご自身で行っていただかなければなりません。
身の回りのことが自分でできるようになれば、ご入居者様の活力にもつながるのです。

DX化の取り組みから、仕事の効率化以外にも良い影響を与えられる例ですね!
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ご入居者様にも介護スタッフにも優しい「良眠プロジェクト」

「良眠プロジェクト」は、おむつ交換の回数を減らすことでご入居者様がぐっすりと眠ることをサポートする取り組みです。

同プロジェクトは、紙おむつの国内トップシェアを誇るユニ・チャーム様と協同で行われました。
高吸収ポリマーを使った吸収力の高い介護用おむつを使用することで、おむつの交換頻度が下げられます。

おむつ交換頻度を減らすことは、夜間の介護スタッフの人員不足、コロナ禍において感染リスクを抑えるなどの効果が期待できます。
ご入居者様はもちろん、介護スタッフにもメリットがある取り組みです。

実際に導入したチャーム尼崎東園田では、以前まで24時間で平均7.4回のおむつ交換をしていました。
「良眠プロジェクト」では平均4回ほどの交換頻度に減らすことを目指しており、導入後、ご入居者様のお肌の状況が良くなったというお話や、介護スタッフの時間に余裕ができたため、レクリレーションを増やせたという報告がありました。

また、導入に際し、ユニ・チャームの岡田様より、チャームケアの全国のホーム長やケアマネジャーなど約300名を対象としたオンライン授業が行われました。
オンライン授業を開催したユニ・チャームの岡田様からは、チャームケアのスタッフの向上心の高さを評価していただきました。

岡田様がチャームケアのホームを訪問する度に「ご入居者様のためになる新しい情報をください」と質問をするスタッフが多く、新しいことを学びたいというスタッフの意欲を強く感じたそうです。
今後も介護サービスに対する想いの強いスタッフに向け、新しい情報提供をしていきたいと語ってくださいました。

今後もチャームケアでは、ユニ・チャーム様と協力して介護の質の向上をはかります。
様々な介護業界と提携するユニ・チャーム様から見ても、チャームケアの新しいことにチャレンジする姿が特徴的に映っていることがわかるお話でしたね。
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アートギャラリーホーム事業で、若手アーティストの支援を

アートギャラリーホーム事業とは、チャームケアのホームに絵画やオブジェなどの芸術作品を取り入れる取り組みです。

2014年にスタートし、2022年7月時点までに約1,100点ほどの作品がホームに展示されています。
展示されている作品は、主に美術や芸術大学の学生や卒業生から募集したもの​で、出品アーティストは約200人を超えています。

アートギャラリーホーム事業は、ご入居者様やご家族に、若手作家の感性やエネルギーから元気付けられたり、癒されたりしてほしいというチャームケアの想いからスタートしたものです。
また、若手アーティストの支援にもつながっています。

新規開設ホームを飾る目的で、1年間に2~3回ほど参加者を募集しています。
佳作、入選および受賞作品をチャームケアが賞金をもって買い上げ、ホームに設置するという流れで行われています。

実際に受賞経験のある若手アーティストの方からは、「若手が活動を続けていくために必要な実績作りの場になっている」との声や、「自身の作品がご入居者様の生活の場に飾られ、とても有意義な機会をもらえている」との声が挙がっています

介護とアートという予想外の組み合わせが、現在では長年続く社会事業の一つとなっています。

全国の介護事業所で初となる「ヤングケアラー支援活動」

チャームケアでは、ご入居者様だけではなく社会全体に目を向けた取り組みを行っています。

ヤングケアラーとは、家庭内に介護を必要とする家族がおり、本来は大人が行うと想定されている家事や家族の世話を行う子どものことを指します。

チャームケアでは、学業と就職の2点に絞り、ヤングケアラーの支援活動を行っています。
もともとは、有志で集まった社員の声を受けてスタートしました。

今後、民間企業として、主に行政や民間団体の手が届かない取り組みを行っていく予定です。
その一つとして、レスパイト事業があります。レスパイトとは休息を意味し、一時的にヤングケアラーに家族の世話から解放されてもらうことを目的としたものです。
介護を必要とするご家族に向けて、部屋と食事を無料提供することを想定しています。

民間の介護事業者として、ヤングケアラー支援の取り組みを行うのはチャームケアが初のケースです。
全国で初めて自治体と介護事業所が連携し成功をおさめれば、他の介護事業所も巻き込むことができ、全国的な広がりが見込めます。

神戸市とチャームケアでのヤングケアラー支援活動を成功させるため、まずはホームで働くスタッフのヤングケアラーへの理解や協力体制を得られるよう奮闘中です。
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まとめ

今回の記事では、介護業界では珍しいチャームケアのさまざまな取り組みを紹介しました。
新しいことにチャレンジするチャームケアの社風がを感じていただけたのではないでしょうか。

チャームケアでは、今後もご入居者様はもちろん、ご家族様や社会にとってよい影響を与えられる新しい取り組みに積極的にチャレンジしていきます。

介護に熱い想いをもっている方は、ぜひチャームケアで一緒に働いてみませんか?

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