チャームスイート京都紫野の特徴|居室数・スタッフ数

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チャームスイート京都紫野は2022年3月31日にオープンしたばかりの介護付有料老人ホームです。

電車でのアクセスは、地下鉄「北大路駅」よりバスに乗り、「千本北大路」下車して徒歩4分。
JR嵯峨野線「二条駅」からは、バスに乗り「千本鞍馬口」下車してすぐの場所にあります。

金閣寺や北野天満宮にほど近い、自然が多い閑静な住宅街にあり、ゆったりとした時間が流れるエリアです。

お部屋数は57室で、4階建ての建物です。
温かみある内観に、京都の景観に合わせたデザインの外観となっています。
歩いてすぐの場所にコンビニやスーパーもあり、買い物にも便利です。

現在は、年齢層さまざまなスタッフ20名が在籍。
オープンを迎えたばかりのため、これからご入居者様が増えていく予定です。

今回は、そんなチャームスイート京都紫野の統括リーダー、山西由美子さんにインタビューをして今後の展望などをお聞かせいただきました!

オープニングを経験するのは4度目

──今までのご経歴を教えてください。

チャームケアに入社したのは、11年前のチャーム京都山科のオープン時です。
オープニングスタッフとして入社し、ケアマネージャーのポジションで働き始めました。
その後はチャーム長岡京でもケアマネージャーを務め、チャームスイート京都立本寺では統括リーダーとしての経験を経て、今回のチャームスイート京都紫野のオープニングに携わることになりました。

関わった3つのホームはいずれも新規オープンで、どのホームもイチからスタッフみんなで作り上げていきました。
オープニングばかり担当している社員も珍しいかもしれませんね。

今回は、私にとって4回目のオープニングです。
担当してきた中で一番規模が小さくコンパクトですが、その分アットホームで温かみが感じられます。
これまでの経験を活かしつつ、また新たな気持ちで”チャームスイート京都紫野”ならではの空間作りをしていきたいです。
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準備期間はルールまわりを丁寧に

──準備期間は、どのような作業をされているんでしょうか。

ホーム内で使用する物品の購入だったり、レイアウトなどの物理的な業務はもちろん、現在は「ルール作り」を、時間をかけて丁寧に行っています。

基本的なケアの方針だったり、業務内容のルールはチャームケアで用意されていますが、「物品の置き場所」や「ケアまでの導線(スタッフの動き)」など、そういった細かいルールは、ホームごとに決めていきます。
建物のつくりが変わると、ケアの方法も変わっていくんです。

例えばコップの置き場所ひとつにしても、階ごとにバラバラに置いていると、別のフロアから来てくれたスタッフが、「どこにある?」と探さないといけません。
凄く細かい作業ですが、オープンする前に決めておくことで、今後働く上での作業がとてもスムーズになるんですよ。

"ホーム"だからこそ出来る介護に憧れて

──チャームケアに入社される前は、どんなお仕事をされていましたか。

入社前は、ホームヘルパーとして在宅介護を行っていました。
他にもサービス提供責任者や、病院のケアマネージャーをしたりと、振り返れってみると長くこの業界にいることになりますね。

入社した背景としては、「もっと、おひとりひとりとゆっくり関わりたい」という想いからでした。
在宅介護だと、トラブルが起きやすい方に何度も訪問することが多く、全員まんべんなくお世話をさせていただくことが難しいと感じていたんです。
ホーム介護の場合、建物の中にご入居者様がいらっしゃるので、コミュニケーションが取りやすいのが魅力的でした。
ご家族も頻繁に来ていただいてお話ができたり、全体を見ながらお手伝いができるようになったのは、やはり良かったと思います。

もちろん、ホームでは関わるスタッフの数も多くなるため、連絡・調整がうまくいかなかったりと、連携が大変なこともあります。
そういった部分は、先ほどのルール作りなどを活かしながら、より良くしていきたいですね。
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生活の一部と感じてもらえるように

──こんなホームにしたいという、ビジョンはありますか?

毎回大事にしていることとしては、ホームでの暮らしが、ご入居者様にとって「生活の一部」のように感じてもらいたいということです。

チャームスイート京都紫野はとても綺麗で、景観を意識した素晴らしい外観なのですが、それはあくまで「ハード面」のお話なんですよね。

もしかしたら、ご入居者様が求めていることは、「ソフトの部分」かもしれない。
それはスタッフが思いやりを持って接することだったり、ご入居者様が安心して生活していただくことかもしれない。

そのように、おひとりおひとりとしっかりと向き合って、ご入居者様がホームで過ごされる時間が有意義なものになればいいなと思います。
毎日のケアのひとつひとつも、ただの「作業」としてではなく、ご入居者様の生活に溶け込むようなものにしていきたいですね。

自主的に考えて動けるスタッフになって欲しい

── 一緒に働くスタッフに求めることはありますか?

私が全部決めてしまうのではなくて、現場のスタッフの意思を尊重しながら、なるべくスタッフが自発的に動けるホームを目指したいです。
例えばルールを決めるにしても、目的を伝えたら、ルールの中身は自分たちで決めてもらったり。

その分私は全体を見て、困ったことやトラブルがあればすぐに助けられるような、そんなスタッフがのびのびと働ける環境作りをしていきたいです。
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やっぱり介護は「気持ち」が一番

──最後に、今後の目標を教えてください。

介護って、勉強すれば誰でも出来ることだと思うんです。
慣れてきたら要領よくすることもできるし、そんなに難しいことはない。
でもだからこそ、ケアをする時の「気持ち」は大事にしていきたいです。

チャームケアでは、施設ではなく「ホーム」という呼び方をします。

まるで家にいるように、心地よく安心して生活していただけるように、気持ちを込めて、これからもご入居者様おひとりおひとりと接していきたいです。

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