チャームプレミアグラン池田山の特徴|アクセス・居室数

チャームプレミアグラン池田山は、2022年9月に開設された介護付有料老人ホーム。

JR私鉄各線「五反田駅」徒歩8分。
近隣には、備前岡山藩池田家の下屋敷跡を整備した池田山公園、皇室の緑の地「ねむの木の庭」、インドネシア大使館などがあり、自然と歴史建築に囲まれた、閑静な住宅街に面しています。

最上ランクのおもてなしを行う称号 「プレミアグラン」。
70ホーム以上あるチャームケアシリーズの中でも、プレミアグランを名乗るホームは現在5つだけです。

全30室の居室は完全個室となっており、ご入居者様にはお気に入りの家具を持ち込んでいただき、ご自宅にいるようにくつろいでいただけます。
さらに「アートギャラリーホーム」と題して、美大生などの若手作家の作品をホームに展示しているのも特徴の1つです。

今回は、そんなチャームプレミアグラン池田山のホーム長、橋節子さんにインタビュー。
今後の展望などをお聞かせいただきました!

※チャームプレミアグラン池田山のホームについてご紹介した記事はこちら!↓
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まさか自分がホーム長をやっているなんて(笑)

──はじめに、橋さんのご経歴を教えてください。

2016年5月、中途採用でチャームスイート聖蹟桜ヶ丘に介護スタッフとして入社しました
約2年ほど在籍し、介護リーダーと統括リーダーを経験。
その後チャームスイート新井薬師さくらの森弐番館に異動し、ホーム長を勤めました。

そこから10ヶ月後にチャームプレミア代々木初台、さらに10ヶ月後にはチャームプレミア鎌倉山へ異動し、現在のチャームプレミアグラン池田山に至ります。
振り返ると、2016年の入社以降かなりたくさんのホームを経験させていただきました。
とても環境の変化が目まぐるしかったですね。

入社当時もう50代で、年齢も年齢なので管理職をやるつもりはありませんでした。
最初に勤務したホームが家から徒歩10分だったので、近場で、介護スタッフとして定年まで働けたらいいなあ程度に思っていたんです。

そんな中、上司から「ホーム長にチャレンジしてみませんか」と声をかけていただき、今のようなキャリアになりました。
管理職なんて最初は躊躇しましたし、何度もお断りもして…(笑)、でもせっかくのチャンスですし、とにかくなんとかやってみよう!ということで引き受けることにしました。
今となっては、あの時チャレンジして良かったと思います。

※橋さんが勤務されていた、チャームプレミア鎌倉山のインタビュー記事はこちら!↓
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1対1で患者様と向き合い続けた前職の経験を活かして

──橋さんは介護歴20年以上と伺いました。これまでのご経験が活きていると感じることは?

チャームに入社する前は、回復期の病院で5年近く勤めていました。
病院では、手術後の患者様が日々の生活を取り戻すためのリハビリを行います。
ADL(日常生活動作)アップのために、毎日1ステップずつ根気よく訓練していくんです。

その現場では、1対1で真摯に向き合うことが本当に大切で
目の前の患者様が、今どのぐらい身体能力があるのか、どこまでそれを引き出せるのかを日々考えるんです。
負荷が強いと危険ですし、逆に弱すぎると回復する可能性を潰してしまいかねない。
その経験で、一人ひとりとじっくりと向き合う能力は自然と身についたように思います。

ホームでも同様で、介護スタッフからご入居者様へのご対応が押し付けになってしまったり、我慢させてしまったりっていうのが一番よくないんです。
アンテナをしっかり張って、ご入居者様お一人おひとりの表情や、些細な仕草も気にするように意識していますね。
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チャームに入社して「人との関わり」を意識するように

──チャームケアで新たに経験したこと、学ばれたことはありますか?

ホーム長の役割は、各ホームの雰囲気を作っていくことなのかな、とすごく感じるんです。
さらに、それはホーム長ひとりでは絶対にできないことで、スタッフのみんなと作りあげていくものだよなって。

前職までは、比較的狭い世界で、1対1で患者様と向き合ってきました。
もちろん努力はしていたものの、今にして思えば、上から言われた通りにやって、タイムカードを押して、終わりになっていました。

それが今は、帰宅しても「あの方にこうしたら良かったかな」「こういう言葉をかけた方が良かったかな」って思うことが増えたんです。
ご入居者様だけではなく、スタッフに対しても同様です。
スタッフの表情を見て、「今日はちょっと疲れていそうだな」「何かあったのかな、イライラしているな」とか。
逆に「今日はノリに乗ってるな」っていうのも、顔を見たらすぐにわかります。

自分ひとりではなく、ご入居者様とスタッフとみんなで、一丸となってホームをつくりあげていくという感覚。
つまり、「人との関わり」を以前よりも意識するようになりましたね。
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指導ではなく「雰囲気作り」を大事にしたい

――ホーム長として、心がけていることはありますか?

教えるというよりも、スタッフが自発的にやりたいと思える雰囲気作りをするようにしています。
どんなことでも、言われてやるよりも自分からやったほうが絶対面白い。
スタッフが意見や案を言いやすい、話しやすい環境が一番だと思うんです。
なので、指示を出すのではなく、声をかけるようにして、雰囲気作りを意識していますね。

例えば落ち込んでいるスタッフがいるなら、なるべく現場に見に行って、「最近どう?」と声をかけて、時間をとって話してみたりします。
やっぱり「会話」がすごく大切だと感じます。

そして何より大切なのは、できていることをまず最初に褒める。
みんな毎日一生懸命働いてくれているので、まず「今日もありがとう」「ここが良かったね」っていう声かけをするようにしていますね。
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池田山という地に、どう貢献していくか

――ホームの雰囲気について教えてください。

他のホームと大きく違うなと感じるのは、ご入居者様がみなさん池田山にもともとお住まいの方々ということですね
みなさん池田山が大好きで、私たちよりも池田山をよくご存じです。
ホームからご自宅まで歩いてすぐの場所…みたいな方がすごく多いんです。
一緒に散歩をしていたら、「ここは昔こうでね…」とお話いただけるのも楽しいひとときですね。

その分、これまで経験した他のホーム以上に、「この地域の皆さんにしっかり受け入れてもらわないと」という責任も感じています。
もちろん池田山だけではないことですが、介護施設は地域の方々に受け入れられる存在であり続けなきゃいけない。
自治体の皆さんと連携して、地域の方々と手を取り合って、池田山をより良くする一員になりたいと考えています。

例えば、仮に地震などの災害が起こった時に、地域の方々の避難所として皆さんに頼られるようなホームでありたい。
そのくらいの気概を持って、地域全体を見ながらホーム作りをしていけたらと思います。
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最高級のホームとして「品」を大切に

――これから池田山が目指すホームの姿を教えてください。

「プレミアグラン」の称号にふさわしい、最上級のおもてなしをするホームでありたいです。
全ては「品」だと思っています。

言葉選びや所作ひとつひとつにしても、品の良さがとても大事になってくるんです。
例えば物の置き方にしても、選び方にしても、全部「品」に通じるんです。
「プレミアグラン」のホームならではの、サービスの質を意識しています。

もちろん毎月のイベントやお祭りは、肩苦しくせずに楽しむことも大事です。
楽しいことは思いっきり楽しみつつも、逸脱しないで品の良さをちゃんと保っていきたいですね。

古くから伝わる池田山の地域の雰囲気があるので、我々としてはそこにお邪魔させていただいている感覚で、それに合わせられるような、サービス・人材でありたいです。
地域の皆さんや、ご入居者様から、「池田山らしいね」と言ってもらえるホームになれればいいですね。
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常に体力を整え、プロ意識を持って働く

――最後に、ご自身の目標について教えてください。

会社から期待していただいている以上は、体力が続く限り、頑張って貢献していきたいです。
そのためにも、常に体力と気力は整えておきたいです。
自分が万全の状態を維持しつつ、スタッフやご入居者様に対してこれからも真摯に向き合っていきます!
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