高校卒業後すぐに介護職として就職

――水口さんがチャームケアに入社された経緯を教えてください。

2023年10月に中途採用でチャームケアに入社しました。前職も現在と同じ介護職員として、別の会社に勤めていました。
高校を卒業してからすぐに社会人として働き始めたこともあって、少し環境を変えたいと考えていた時期に、チャーム明石西二見の求人に出会いました。

タイミングが良かったことや、家から近かったことが決め手になり、チャームケアへの入社に至りました。
現在は、チャーム明石西二見で介護職として勤務しており、この春からメンターも務めています。

※水口さんが務めるチャーム明石西二見のホーム長へのインタビュー記事はこちら。
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メンターの役割が成長の機会に

――メンター・メンティ制度について教えてください。

チャームケアにはメンター・メンティ制度があります。指導する側(メンター)と指導される側(メンティ)のペアを固定し、マンツーマンで介護スキルやメンタルのサポートを行う制度です。

教えてもらう人を決めることで「同じことを聞いても人によって答えが違う」「誰に聞いたら良いか分からない」という不安を減らすメリットがあります。また、メンターとメンティの交流の機会が増えることで、信頼関係が築きやすくなる効果も期待できます。

2ヶ月前にホーム長から「メンターをお願いしたい」と声をかけていただき、中途採用で入社された方のメンターをさせていただくことになりました。まさか自分がメンターになるとは考えていなかったので驚きました。

私自身は人見知りで、語彙力も豊富ではないので「私で務まるのかな…」と少し不安もありました。メンティは15歳くらい年上のスタッフで介護経験も豊富な方なので、メンターとはいえ、介護技術というよりはチャームケアならではのルールや慣習をレクチャーするイメージです。

「どう伝えたら分かりやすいかな」と日々考えながらお伝えしているので、こちらも勉強になります。私以上に経験のあるスタッフなので「こうしてみても良いのでは?」と、改善案をいただくこともあったりして、私も成長の機会をいただいています!

※チャームケアのメンター・メンティ制度に関する詳しい記事はこちら。

相手の立場や気持ちを考えた伝え方を心がける

――メンターとして、メンティと接するときに気をつけていることはありますか。

相手の立場になったり気持ちを考えたりして、言われた側が不愉快にならないように、口調や伝え方に注意しています。
チャーム歴は先輩ですが、介護職としての経験も豊富な年上の方なので、少し気を遣う部分もあります。ご入居者様はもちろん、一緒に働く介護スタッフも年上の方が多いので、日頃から言葉遣いには気をつけています。

私の周りの先輩方も、一緒に働く仲間が気持ちよく働けるようにと配慮できる方ばかりなので、チャーム明石西二見はスタッフ同士の仲がよく、とても働きやすい環境です。新しく入社してくる介護スタッフも人柄が良く優しい方ばかりなので「ホーム長は人を見る目があるね!」と、スタッフ同士で話をしたこともあるくらいです(笑)。

介護職は複数人でご入居者様に対応するため、良好な人間関係が欠かせません。チャーム明石西二見は、スタッフ同士の連携がきちんと取れており、業務もスムーズではかどります。

ホーム長や統括も気さくな方で、困ったことがあっても相談しやすいので、ひとりで溜め込んでしまうこともありません。今回、メンターを務めるにあたり、統括や先輩の介護スタッフにアドバイスもいただきました。役職に関係なく、フラットに相談できる空気感が心地よいです。

※チャームケアで行っているメンター研修についてのインタビュー記事はこちら。
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ご入居者様やご家族様からいただく喜びの声が励み

――介護職のやりがいを教えてください。

介助に入ったときに「ありがとう」と感謝の言葉をいただくとすごく嬉しいですし、やりがいも感じます。

実は祖父の介護を在宅で行っていたため、2年前に亡くなったときに、祖母に「本当にありがとう」と、とても感謝されたんです。「介護職に就いていたからこそ力になれたんだな」と、しみじみ感じました。家族のために、それまでに培ったスキルを活かせて本当に良かったです。

ご家族様から名前をあげてもらって「対応が素晴らしかったです!」と、お手紙をいただいたことがありました。たくさんのスタッフがいる中で、名指しでお声をいただけたことが、本当に嬉しかったです。
これからも頑張ろう!と、モチベーションが上がりました。

先輩スタッフの良いところを吸収してステップアップ

――最後に、水口さんの今後の目標をお聞かせください。

「介護リーダーになりたい!」とか「ホーム長を目指しています」といった、上昇志向はあまりないんです。ご入居者様に寄り添って、しっかりサポートできるスタッフになれたら、と考えています。

以前、本来入浴介助をする予定だったご入居者様と、同じ苗字の別の方を誤って担当してしまった、ということがありました。私のミスでその日入浴できなかったご入居者様は翌日入浴いただきましたが、楽しみにされていたのでとても申し訳ないことをしてしまいました。

それ以降はご入居者様に気持ちよく生活していただくためにはどうすれば良いか、を考えながら介助業務を行っています。幸い、周りの先輩スタッフは見習うべき良いところがたくさんあります。それぞれの素敵なところを真似して、吸収しながら、理想のスタッフに近づきたいですね。
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