人事担当者の言葉にグッときて入社を決意

――安宅さんのご経歴についてお聞かせください。

2020年4月に新卒入社し、チャーム尼崎東園田に配属になりました。その後、2024年2月にチャームスイート仁川に異動になり、ホーム長に声をかけていただきアソシエイトリーダーを務めています。

もともと、介護の仕事に興味があったわけではなく、祖母が有料老人ホームに入居していたのが唯一の接点でした。祖母に持って行った差し入れが食べられていないことが多く、よく母親の愚痴を聞いていたんです。その時はまさか自分が介護職に就くとは、思いもよりませんでした。

チャームケアは、たまたま参加した合同説明会で知りました。それまで、いくつかの会社説明会等に参加していましたが、どこもピンと来ないままでした。
チャームケアは人事の方の「ご入居者様が幸せになるためには、スタッフが幸せじゃないといけない」という言葉に、まさにそれだ!と、グッときました。

この合同説明会への参加が、私の人生のターニングポイントでした。

※前回、チャーム尼崎東園田の在籍時代の安宅さんへのインタビュー記事はこちら。
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アソシエイトリーダーは前向きに取り組むチャンス

――アソシエイトリーダーとして、どのような役割を担っていますか。

アソシエイトリーダーに、こういった仕事をしてくださいというような、具体的に決められている役割はありません。

頑張っている人を評価するというニュアンスが強いかもしれません。リーダーのような権限はなく、上司というわけでもないです。まだアソシエイトリーダーになったばかりなので、正直に言うと、立ち位置を模索中なところもあります。

以前からリーダーになりたい!という目標は持っていたので、アソシエイトリーダーになったからと言って、やることは変わりません。リーダーを目指して、前向きに取り組むチャンスをもらっていると感じます。

異動後、間もないこともあり、ご入居者様や一緒に働くスタッフとの信頼関係を深めている途中です。アソシエイトリーダーの間に、みなさんに頼りにしてもらえる存在になりたいですね。

※人事部長の山田さんに、アソシエイトリーダーについて伺った記事はこちら。

少ない人数でも無理なく働ける体制を目指して

――安宅さんはホームの業務改善等に取り組まれているとお伺いしました。

介護業界は人手不足が深刻ですが、チャームスイート仁川も、潤沢に手が足りている状況とは言えません。
現在は、これまで普通とされてきたさまざまな慣習を見直し、スタッフの負担が少しでも軽減されるように工夫することで、心と時間に余裕が生まれるように、いくつもの業務改善を積み重ねているところです。

忙殺されるのではなく、限られた時間でも無理なくできる働き方を実現するための施策を検討中です。
チャームケアは現在DX化に力を入れているので、ルールやフローの見直しとDX化による効率化の相乗効果で、チャームスイート仁川を支えていきたいと考えています。

少ない人数でも、ご入居者様に幸せに楽しく生活していただくために、体制の立て直しが急務です。この難題を乗り越えることで自分自身も成長し、リーダーという次のステージが見えてくるのかもしれませんね。

※チャームスイート仁川同様、積極的な業務改善を進めるチャーム四條畷の記事はこちら。
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異動のタイミングでご入居者様からの信頼を実感

――安宅さんが、やりがいを感じたエピソードなどを教えてください。

チャーム尼崎東園田では、ご入居者様のなかで、いつの間にかパソコンに詳しい人認定されていたんです。
チャームスイート仁川への異動が決まってから、複数のご入居者様から「これからパソコンでわからないことがあったときは、誰に聞けば良いの?」と言われました(笑)。

96歳のご入居者様で、お出かけの時の動画をスライドショーにして、楽しまれている方もいらっしゃいました。すごいですよね!

チャーム東園田で過ごした約4年の間には、大変な時期もあったのですが、別れを惜しんでいただいたことで、ご入居者様からこんなに信頼していただけていたんだ!と実感でき、一気に報われた気がしました。

ご入居者様だけでなく、スタッフでも介護記録で使用するタブレットに苦戦している人もいます。今月からPC周りの指導担当になりました。チャーム尼崎東園田のように、チャームスイート仁川でも、私の知識で皆さんのお役に立てると良いなと思っています。
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得意を活かしてホーム運営に役立ててほしい

――これから入社される方へのメッセージをお願いします。

みなさんにも、得意なことを活かしてホームに欠かせない存在となってほしいです。異動の際には、ご入居者様に別れを惜しんでもらえるような関係性を築いてもらいたいです。
自分にとっては特にすごいことでもないレベルだと思っていても、ご入居者様や周囲の人から見れば秀でていることもあります。「すごい!」と言ってもらえるような特技は、自分では気づいていないのもよくあることです。

ピアノが弾ける人はご入居者様と一緒に演奏ができたり、歌の伴奏ができたりと、レクリエーションでその力を大いに活かせます。
普通の仕事ではスポットライトが当たらないような自分のスキルが、キラリと輝く可能性があるので、ぜひ自信を持って取り組んでほしいですね。

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