介護スタッフ、リーダーを経て生活相談員へ

──野﨑さんのご経歴を教えてください。

チャームスイート京都桂坂で、生活相談員リーダーをしています。
チャームケアに入社して3年目。
介護スタッフとして入社し、介護リーダーを経験した後に現在の生活相談員になりました。

チャームケアに入社する前も介護の仕事をしており、業界経験は10年以上。
これまで介護老人保健施設、特別養護老人ホームでの勤務経験があります。

介護付有料老人ホームの経験はなかったのですが、自分のスキルを伸ばすためにも、一度働いてみたいと思っていたんです。
介護業界歴が長いため業界内で横のつながりがあり、すでに有料老人ホームで働いている友人に話を聞いてイメージを膨らませていきました。
待遇や福利厚生はもちろん、ご入居者様に対する理念に共感して、チャームケアに転職することを決めました

──生活相談員になられた経緯を教えてください。

上司からお声がけをいただいたことをきっかけに、生活相談員になりました。
これまでの経験や、チャームケアでの仕事っぷりを評価していただけたと思っています。

生活相談員となる必要要件を満たしてはいたものの、入社したときから目指していたというわけではなく、まずは介護スタッフとして現場の経験を積んでいこうと思っていました。
ですが、生活相談員という立場になれば、違った学びや成長があり自分の大きな経験になると考えてステップアップを決意しました!

チャームケアは研修制度も整っているので、日々成長を感じることができましたよ。

※チャームケアが力を入れている研修制度の一つ「メンター・メンティ制度」に関する記事はこちら!

生活相談員は「縁の下の力持ち」的な立場

──生活相談員のお仕事について教えてください。

生活相談員は、ホーム全体を見るのが仕事です。
介護スタッフの場合は、目の前のご入居者様や、自分が担当するフロアのご入居者様の介護を行うことがメイン。
生活相談員には、幅広い視野が求められます。

具体的には、レクリエーションのサポートを行ったり、人手が必要な箇所のフォローに入ったりしています。
また、事務所で資料作成をしながら、その間のホームのお電話の対応もしています。

生活相談員について、ざっくり言うと「縁の下の力持ち」的な役割があるんです。
やるべき業務はたくさんありますが、あくまでも介護スタッフやホーム長をフォローする立場。
ホーム全体のさまざまな部分を、裏で支えている感じですね。
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ご入居者様のご要望を叶えるための工夫とは

──お仕事で工夫されていることを教えてください。

一番はご入居者様のご要望を叶えるための工夫をしていますね。

レクリエーションで何をされたいか、お食事で何を食べたいかなど、アンケートを取らせていただき、実現できそうなことを企画するようにしています。

継続して開催している評判の良いレクリエーションを続けることはもちろん、新しい企画も積極的に考えて、タイミングを見て開催することを心がけていますよ。

アンケートでは「美味しいものが食べたい」という意見が多く、お食事を楽しみにされているご入居者様が多いんだなと感じています。
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ドライブやお食事のレクリエーションを開催

──今行っているレクリエーションについて教えてください。

現在は感染予防のため外出レクが難しい状況ですが、外の空気を吸って気分転換していただきたいので、ドライブのレクリエーションを中心にしています。
紅葉、コスモス、梅など、チャームスイート京都桂坂の周辺には季節ごとに楽しめる名所があるので、ご入居者様にお車の中から景色を楽しんでいただいています。

ドライブ途中にお料理をテイクアウトし、ホームに帰ってお食事をする流れが多いです。
お寿司やうなぎなどをホーム周辺の飲食店でテイクアウトし、ランチを楽しんでいただく感じです。
ホーム内ではなかなか召し上がることの少ないものなので、皆様喜んでくださいますね!

ご入居者様はそれぞれ好みがあるので、お一人ひとりにメニューをお渡しし、お好きなものをご注文していただくようにしています。
日頃のコミュニケーションや、これまでのお食事の時間で、ある程度ご入居者様の好き嫌いは把握しているので、それぞれ別メニューでもスムーズな対応ができています。

チャームスイート京都桂坂で働いているスタッフはみんな協力的なので、レクリエーションは何をするにもやりやすいと感じています!
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喜んでいただけるとやりがいを感じる

──お仕事のやりがいについて教えてください。

レクリエーションの準備など大変な部分もありますが、やはり素直に喜んでいただけるところにやりがいを感じますね!
目の前でお声をあげて喜んでくださるので、レクリエーションをやって良かったと思える機会はたくさんあります。

逆に、「待ち時間が長くて退屈したわ」「今度から早くしてほしい」などのストレートなご意見をいただくこともあります。
時には厳しいご意見もありますが、反省点として素直に受け入れ、次回への工夫を考える材料としています。

以前厳しいご意見を仰られたご入居者様から、次にレクを開催したときにお褒めのお言葉をいただけると、本当に嬉しい気持ちになりますよ!
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「外食がしたい」というご入居者様のお声は多い

──コロナ禍が終わった後、やってみたいレクリエーションがあれば教えてください。

ご入居者様からは、「外食がしたい」というお声をよくお聞きします。
リクエストにお応えして、ぜひ外食レクリエーションをやりたいですね!

以前は、定期的に外食レクに出かけていたので、気軽に行けない今、ご入居者様は何かとストレスを感じていらっしゃるかと思います。

また、ショッピングモールなどへお買い物にも出かけていたので、また気軽に行けるようになったらお買い物も楽しんでいただきたいですね。
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今後は短時間のレクリエーションを取り入れたい

──今後の目標を教えてください。

今後は、短時間でできるレクリエーションをもっと取り入れたいなと考えています。
体操や創作など、30分程度で良いので、日常生活の中にレクリエーションの時間を作りたいです。

日常の中に、30分でもレクリエーションの時間が作れれば、ご入居者様がベッドで横になるなどの持て余す時間を減らすことができるんです。
自立支援の意味でも、定期的に実施したいと考えています。

現状は、半日~終日かけて取り組む大掛かりなレクが多いんです。
ご入居者様にご参加希望を募って集約して、皆様にお集まりいただいて…というステップを踏むため、短時間とはいえ気軽に実施するのは難しく、どのようにすれば実現できるのか模索中です。

今以上に刺激がある生活を送っていただけるよう、スタッフ全員で協力して実行したいと思います!

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