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チャームケアのポテンシャルに惹かれて応募

──伊藤ホーム長のご経歴を教えてください!

前職も介護職で、通所・デイサービスの施設に勤務していました。
前々から、介護付有料老人ホームで働いてみたいという思いがあり、
ちょうど新規開設で求人が出ていた、チャームスイート石神井公園に応募。

当時、チャームケアは首都圏初進出したばかり。
そのため、関東での知名度はなかったのですが、
新しく作っていけそうだと感じて、逆に魅力的に映りましたね!

チャームスイート石神井公園に生活相談員リーダーとして入社し、
ご入居者様のコーディネートや、レクリエーション、病院関係者・業者の方とのやりとりをしていました。

その後、チャームスイート新井薬師 さくらの森 弐番館に異動し、首都圏内でいくつかのホームを歴任。
その中で統括リーダーを経て、ホーム長になりました。
チャームプレミア永福はホーム長を務めることになった2番目のホームです。

異動は新しいチャンスだととらえています。
環境を与えていただけるのであればありがたいと思って、積極的にチャレンジしていますよ!

ホーム長として、スタッフひとりひとりに合った対応を

──ホーム長という立場で、気を付けていることはありますか?

ホーム長はスタッフをまとめる役割なので、周りを見ることを常に心がけていますね。

出勤してきたときのスタッフの挨拶の声や表情で、その日の体調・モチベーション・悩みが分かります。

様子を察知した上で、声をかけたほうがよいか、そっとしておくか、
別のメンバーから声掛けをしてもらったほうがいいか…など、そのスタッフの性格やタイプによって、使い分けています。

ですが、チャームプレミア永福のスタッフたちは割と積極的!
困ったときや悩んだときも、自分から私に声をかけてくれます。
そして、ご飯や飲み会にも、けっこう誘われるんですよ!
単に私におごってほしいだけかもしれませんが…(笑)
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演奏会やネイルアートなど、豊富なレクリエーション

──ホームでは、普段、どのようなレクリエーションを行われているのですか?

基本的には、「チャームプレミア」シリーズのホームは
レク業者の方がレクリエーションを行っています。


チャームプレミア永福でも、プロの音楽家の方を招いて音楽会をしたり
陶芸、フラワーアレンジメント、水彩画・水墨画などの教室を開催。

また、コンビニ・パン屋などの移動販売に来ていただいたり、
ネイリストさんをお招きして、ネイルアートも実施したことがあります!

ですが、3月末よりコロナウイルスの影響で、外部の業者の方の出入りを制限することになり、
スタッフたちでできることを探そうということになりました。

とはいえ、「チャームプレミア」シリーズのご入居者様は、富裕層の方が多く目が肥えていらっしゃいます。
レクリエーションの質を維持できるよう、内容にはこだわって作り上げましたよ!

レクリエーションの質にこだわる

──例えば、どんなレクリエーションを実施されたのですか?

音大出身でピアノ講師の経験があるスタッフが、ピアノの演奏会をしました。
私自身、フラワーアレンジメントでウィンドウディスプレイをしていた経験を活かして、お花をお教えしたことも。
有名なカフェのケーキを買ってきて、ご入居者様みなさまでお茶を楽しむイベントも行いました。

ご入居者様も、スタッフが講師をすることを嬉しいと感じてくださっていて、
「今日の講師はだあれ?伊藤さんなら、参加するわ!」とおっしゃる方も。

普段から見知った相手ですので、毎回楽しく盛り上がっています。

レクリエーションは、ご入居者様のコミュニケーションの幅が広がる場。
いつものレクができない間は、ご入居者様がお話される相手が固定になりがちです。
そのため、普段の生活でも、違った方とお話できるように、お食事の席をチーム分けをするなど工夫しています。
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リハビリクラス「永福リハ」を実施

──レクリエーションも、プロのクオリティにこだわる。これも「チャームプレミア」ならではですね!

「永福リハ」として、理学療法士(PT)の方に来ていただいて、週2回リハビリクラスを開催しています。
これもチャームプレミアならではのサービスのひとつです。


立って歩ける方と、車椅子の方では、適切な運動が異なるので、クラスをふたつに分けて実施しています。

リハビリのおかげで、コミュニケーションが活発になり、目標が具体化するのがメリット。
たとえば、お手洗いはご自分で行きたい、お風呂は自分でまたげるようになりたい、
ダイニングまでは歩きたい、自宅に帰ったら不自由なく動きたい、など…。

目標がクリアできると、モチベーションアップにもつながります。
集団で行うことで、励ましあいながら、いい意味で「頑張らなきゃ」と意気込んでくださっています。

ご入居者様が「変わらない」ことで与えられる安心感もある

リハビリクラスの先生とは、定期的に会議の場を設けています。
月1回、チャームプレミア永福のオープン当初から欠かさず行っています。

1ヶ月経つと、ご入居者様の生活も大きく変わるもの。
使用する福祉用具が合っているか、プログラムの見直しは必要かなど、常に話し合って目標設定をしています。

生活にリハビリを取り入れるにはどうしたらいいかを考え、
スタッフの動きやテーブルの配置を変えたりもしているんですよ。


リハビリの先生とのお話は、常にスタッフに共有しています。
「●●さんがご自分で階段を上がれた」
「この動作がちょっと大変そうだから、場所を移動させたほうがいいかも」
介護スタッフたちも、よりご入居者様を意識して動いてくれるようになりました。

在宅介護を支援している、外部のケアマネの方とお話していると
コロナウイルスの影響で、コミュニケーションをとる機会が減り、
運動機能が低下し、食事の介助が必要になってしまう方が多いそうです。
ご入居者様がそうならないためにも、リハビリの実施は必要ですね。

コロナウイルスの影響で、ご家族様の面会を制限していましたが、
人数・時間制限を設けて、すこしずつゆるめています。

そんな中、2ヶ月ぶりにいらしたご家族様が、ご入居者様のお姿を見て
「以前と変わっていなくて安心しました。感謝しています」と言ってくださいました。
変わらないことが安心と感じていただける環境を維持していきたいですね。
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役割を担うことで、ホーム内での生活にハリを!

──ご入居者様の健康のために工夫して、成功したエピソードはありますか?

人間は、人に役に立つなど、頼られる役割があってこそハリが出るもの。

華道の家元だったご入居者様に、ホームの玄関に飾る生け花のディスプレイをお願いしたときのこと。
最初はご謙遜されて、「私なんか…」とおっしゃっていましたが、
今ではこまめにお花のお手入れをされていて、やりがいを感じてくださっています。

お花をご覧になった、ほかのご入居者様から「あなたこんなことできるの!?」「すごいわね」
「今度私にも教えてよ」「今回のテーマもすてきね」と褒められたり…。
新しいお友達ができて、コミュニケーションの輪が広がっているんですよ。

チャームプレミア永福は、いろいろな方に「雰囲気がいいね」と言っていただけるほどアットホームで、
スタッフもご入居者様もイキイキとしています。

ホームの各階にお住まいのみなさんが、自由に行き来できるので、
外が見える大きな窓のところのカフェコーナーで、常にどなたかがお話されています。

駅前によくあるフィットネスのように、窓際にエアロバイクが置いてあって、
外を眺めてお話しながら運動できるようになっているんですよ!

チャームケアのよいところは「働きやすさ」

──チャームケアの良いところを教えてください!

5年前は、首都圏では知名度がなかったチャームケアも、一気に発展して大きな組織になりました。
そして、年々働きやすい環境への取り組みが進んでいると感じます。

特に、女性を中心に、ライフステージにより働き方は変わるものです。
結婚・出産を経て、子育てをしながらでも長く続けられる環境は大切。
こういった部分にも対応できている、体力のある会社だと思いますね。

生活が変わっても、仕事を続けられる背景には、
制度だけでなく、支えてくれる仲間や周囲の理解があります。

チャームケアには、チーム力があり、みんなが互いに支え合える風土です。
また、風通しがよくて、誰でも意見を言えますし、上司にも相談しやすいですよ。

チャームケアは、どんな介護施設よりも働きやすい職場だと自負しています!
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【新卒へメッセージ】介護職で大切なのはハート

──最後に、これから入社される方へのメッセージをお願いします!

チャームプレミア永福には、2020年4月入社の新卒スタッフが3人います。
3人とも、最初は介護職にマイナスイメージをもっていたのですが、
ホーム見学に来て、いい意味で「想像していた介護の仕事と違う!」と実感し、入社を決めてくれました。

今では、リーダーになりたい、専門職になりたいと、夢を語ってくれています。
夢の実現のために、今すべきことを明確にして、頑張っていますよ。

やりがいは、ご入居者様が自分のことを名前で呼んでくださって、
「ありがとう」と言ってくださること。


介護職で大切なのは、経験や知識ではなくて、ハートや思いやりです。
技術は、数をこなすことで、スピードもクオリティもあがってくるので大丈夫。

課題を克服しながら、笑顔でキラキラ頑張ってくれているので、
こちらも気合が入りますし、支えてあげたい・応援したいと思っています。
介護のお仕事には、いろんな出会いがありますよ!

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