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ホームの介護スタッフとしてチャームケアに入社

──では、早速ですが、ご経歴について教えてください。

チャームケアに入社したのは2008年で、入社して12年。
前職でも介護スタッフとして働いていました。

現在は、教育研修課でチャームケアのスタッフへ研修・教育を行っています。
教育研修課は、5年前にできた部署で、
立ち上げ期から関わっています。

入社時は、オープンして間もない「チャームスイート緑地公園」で
一般職の介護スタッフとして勤務をスタートしました。


チャームスイート緑地公園は、居室数が128室もあり
当時、チャームケア内でいちばん大きなホームでした。(※現在は2番目)

入社のきっかけは、オープニングホームの見学

──チャームケアに転職されたきっかけを教えてください。

チャームケアに関わることになったきっかけは、
前職の上司がチャームケアに転職したこと。

その方は、チャームスイート緑地公園で役職についており、
「新しくてキレイなホームだから見においでよ~」と誘ってくださったんです。

介護業界で働いていると、他のホームがどんなところか気になっても、
なかなか内部を見学できる機会はありません。

「行く行く~!」と喜んで伺うことに(笑)。

オープンしたばかりの大きなホームで、入社したてのフレッシュなスタッフ、
ご入居者様も新しい方たち…と、何もかもが新鮮でした!
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ホーム長とのお話が転職の決め手に!

──そのときには、転職を考えられていたのですか?

私は、正直、前の会社にも不満を持っていなかったので、
転職は考えていませんでした。

ですが、ホーム見学のあと、ご挨拶をして帰ろうとしたら、
元上司の方に「うちのホーム長と話をしていって」と引き止められました。

お話をさせていただくと、ホーム長もとても魅力的、かつ強引な方で(笑)、
「いつからうちに来るの?」と強く誘ってくださったんです。

お話を聞いているうちに、どんどん魅力を感じて、
気がついたら転職する気になっていましたね!(笑)
強く誘ってくださったから、ふんぎりがついたというのもありました。


あれから12年、現在まで楽しく働いてきたわけなので
いいきっかけを頂いたと思って感謝しています!

自分の声が届く会社だから、ギャップは感じなかった

──入社後にギャップは感じませんでしたか?

全く感じませんでしたね。
チャームケアのいいところは、私たちの声が届く会社であるということです!

私のように、介護業界内での転職者の意見も、
「いいね、やってみようか!」と積極的に取り入れてくれます。
さまざまな場面で改善策の提案もしやすいですし、対応も柔軟。
だから、ギャップを感じなかったんだと思います。

入社したばかりの頃、管理職の方がホームにいらっしゃって、
私に「きみが糸川さんか」と声をかけてくださいました。

管理職の方が新入社員の、いちスタッフの名前を
覚えてくださっていたというのが、嬉しくて感動しましたね。
チャームケアの風通しのよさは、このころから変わっていません。
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教育研修課への異動までにホーム長などを経験

──入社後から、どのような経緯で今のポジションへ?

チャームスイート緑地公園では、介護リーダー・統括リーダーを経験し、
その後、新しくオープンするチャームスイート宝塚売布の立ち上げに参加。

管理職の経験をさせていただき、ご入居促進にも関わりました。
新しいことにチャレンジするのは、ワクワクしますね!
大きな流れで、いろいろなことが見えてくるようになりました。

たくさんの業務に携わる中で、
「あぁ、現場(ホーム)がいちばん好きだな」と改めて再認識しましたね。

そして、宝塚売布の立ち上げのあと、チャーム東淀川豊里のホーム長に着任。
その頃、研修の部署ができるということで、声をかけていただきました。

チャームケアに教育研修課ができた背景

──教育研修課はどのような理由で設立されたのですか?

チャームケアには、以前から研修制度がありましたが
各ホームでそれぞれが行っていて、確立したプログラムはなかったんです。

世間からの介護スタッフの評価はまだまだ低く、
チャームケアには、それを変えていく使命があります。

そのためには、現場力の向上が欠かせません。

ホームによるバラつきをなくし、
一律で知識・技術をステップアップさせる必要があります。

研修センターを設立し、意欲的に取り組んでいます。
もちろん現在も、より良いものにするために、継続して奮闘中です。
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研修には各ホーム長が講師として関与

──糸川さんが教育研修課に異動された背景について、お聞かせください。

研修では、ホーム長など管理職経験のある方が
講師として技術をサポートしていました。


その中でも、グループ分けをしていて、
「研修担当」「食事担当」「レクリエーション担当」など
各ホーム長が、役割に応じて、対応する分野を決めていました。

私自身も、「研修・教育担当」として研修の講師をしていて、
現場目線でスタッフの皆さんにお話していました。

その流れで、教育研修課ができるとき、自然と私に声をかけていただいたのです。

「大好きな介護の現場から遠のくのでは?」と葛藤

──異動にあたって、葛藤はありましたか?

介護の現場で、ご入居者様と直接関わることが大好きなので、かなり迷いましたね。

これまで、ホームの業務と並行して研修を行っていましたが、
教育研修課に異動したら、教育の方面に特化することになります。
「現場から遠のくのかな?」という気持ちもありました。

ですが、悩んでいるとき、上司からかけていただいた言葉にとても共感したんです。

「今は、ひとつのホームのご入居者様との関わりだけど、
これからは大きな意味で、チャームケア全体のご入居者様が
『糸川さんのご入居者様』になるんじゃない?」


これまでは、自分の働いているホームだけが自分のスタッフでしたが、
教育研修課では、各地のホームのスタッフに指導ができます。
そのスタッフが提供するサービスを通じて、ご入居者様に良い影響を与えることができます。

教育研修に特化した部署として、間接的にホームを支えることは
チャームケアにとっても私にとっても意義のあることだと感じたので、異動を決めました。
同じく教育研修課の課長、斉藤亜希子さんのインタビュー記事はこちら!(↓)
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チャームケアは進化し続ける、一緒に夢が見られる会社

──現在の目標はなんですか?

現場力を上げて、チャームのブランド力をあげていきたい。
ずっと変わらない目標です。

チャームケアは、一言でいうと「一緒に夢が見られる会社」。
社長のお言葉にもすごく共感していますし、信頼できる方。
関わることで、一緒に夢が見られるんです。

私が入社した頃、チャームケアの運営ホーム数はまだまだ少なかったのですが、
社長はその当時から上場を目指していて、実際に有言実行されています。

チャームケアは、これからもまだまだ進化し続ける会社です。
私自身がチャームケアのファンですし、スタッフの研修を通じて、
さらにたくさんのファンを増やしたいなと思っています。

エルダー社員の道しるべになりたい

──これからの意気込みがあれば、聞かせてください!

私は、60歳の定年を迎えたあとも、
エルダー社員制度(※)を活用して在籍しています。

これからも、あとに続く方の道しるべになれたらいいなと感じています。

ここまで長く勤めるとは私自身もビックリですが、(笑)
働き続けられるかぎり、続けていきたいですね。
ずっと一緒に夢を見ていたいなと思っています!

(※)エルダー社員制度とは…?
60歳定年後、65歳まで、従業員を定年時の処遇で継続雇用する制度。
賞与なども支給されます。知識・経験豊富な、就労意欲のあるスタッフが、
雇用の不安なく働き続けることができる、チャームケアの画期的な制度です。

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