採用動画制作の背景をインタビュー!

株式会社チャーム・ケア・コーポレーションでは、積極的に新卒・中途採用を行っています。
今回、採用に関する新しい取り組みとして、チャームケア及び介護業界で働く魅力を伝えるための動画制作にチャレンジしました。

人材開発課の越田さんに、採用向けYouTube動画制作秘話についてインタビューしました!

※人材開発課は、人事・採用を担当する部署です。介護スタッフの評価制度「キャリアパス制度」に関する記事はこちら!

Youtube採用動画制作のきっかけ

――YouTube採用動画の制作の経緯を教えてください。

これまで、WEB広告や求人媒体などさまざまな手法で人材募集を行ってきました。
その中で、介護の求人を探している顕在層へのアプローチはある程度できてきたのですが、それ以外の層にはなかなかチャームケアの存在を知っていただくことが難しいという課題がありました。

そういった背景から、まだチャームケアのことを知らない、潜在的なニーズを持っている方にも知っていただくことが必要だと考えました。
また、チャームケアのブランディングを確立し、どのような企業であるかたくさんの方に知っていただくことを目的として動画制作を決定しました。

想定する視聴者の方は、新卒で就職活動中の学生さんや、転職を考えている中途の方です。
この動画を見て共感していただくことで、間口が広がるといいなと思っています。
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動画制作決定から約半年で完成!

――動画制作の決定から制作着手までの期間はどのくらいかかりましたか?

制作が決定してからは早かったですよ。
社内でも、新しいことをしたいという意欲が強く、後押しになりましたね。
発案から1ヶ月ほどで社内稟議を上げ、製作費の都合がつき次第着手開始といった流れでした。

期間でいうと、2020年秋頃から動きはじめ、約半年程で動画が完成しました。
すでにYouTubeで動画配信しておりますので、ぜひ多くの方にご覧いただきたいですね!

【チャーム・ケア・コーポレーション】会社紹介

採用動画制作にあたって苦労したこと

――動画制作にあたって、気をつけた点や苦労したことを教えてください。

最初は、動画の方向性やシチュエーション、伝えたいことなどが定まっていない状態でした。
「介護といえばチャームケア!」といった会社としての紹介を前面に出すのか、介護事業者としての福祉をアピールした動画にするべきなのか…動画の主軸の部分を決定する段階ではかなり頭を悩ませましたね。

結果的に、ストーリー性を重視したエモーショナルなものにしようということになりました。

動画制作自体が初めての取り組みでノウハウがないため、撮影から始まり、使用する映像のカットを決めるのも苦労しましたね。
動画を「良い」と思うかどうかは、見た方個人の感性によるところが大きく、正解がないものです。
判断基準がわからない状態からのスタートでしたので、人材開発課のメンバーたちと何度も相談しながら進めていきました。

――特に難しかったことを挙げるとしたら、どういった部分でしょうか?

自分たち採用担当側のイメージを、制作会社側に言葉にして伝えるのが一番難しかったです。
打ち合わせをしてイメージをすり合わせたつもりでも、「できあがったものが想像していたものと違う」ということもありました。

同時に、私たちが動画で伝えたいことが、きちんと視聴者の方に届くのかなと不安にもなりましたね。
目の前にいる制作会社の方でさえ、うまくイメージを共有しあえないのに、大丈夫だろうか?と。

そういった経験から、動画内での表現方法にはよりいっそう気をつけて、受け手の目線に立って考えるようになりました。
現在介護職の方がご覧になっても、日常の介護風景としてリアリティがあると受け取っていただきたいので、現場経験のある日野さんにもアドバイスをもらいました。
「立ち上がるときには手を持って支えることが多いよ」など、実際の介護現場を踏まえたサポートがありがたかったです!

※元ホーム長、現在入居促進などを行う営業課所属の日野さんのインタビューはこちら!

動画制作の方向性を決めたのは人事採用メンバー

――動画の方向性は、どのように決められたのですか?

動画制作会社の方から、動画のストーリーをいくつかご提案いただき、参考にしながら話し合いました。
人材開発課のメンバー、新卒・中途両方の採用担当と相談して決定しました。

最初は、動画の最後にホームページへの案内など、広告っぽいものを入れることも想定していました。
ですが、この取り組みの結果次第で、今後ご入居促進のために広報を目的とした動画制作を行う可能性もあります。
そのため、ご入居者様向けのご案内とは住み分けをしておきたいと考えました。

今回の動画では「人との関わりがやりがいに」「あなたの思いやりが仕事になる」といったストーリーで、感情に訴えかけるようなエモーショナルな内容になっています。

モデルさんの人選は、女性スタッフの意見を重視し、優しさと思いやりがにじみ出るような、介護施設のスタッフとして自然にいらっしゃいそうな方ということで選ばせていただきました。
動画の方向性や雰囲気に合った方に出演していただけましたよ。
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動画制作の過程で感じたこと

――動画制作を通して感じたことを教えてください。

今回の撮影は1日にギュッと詰め込んで、早朝はカフェを貸し切りでロケ、外に移動し、最後にホームに移動して撮影…と、6名のスタッフが総勢で丸一日動きっぱなしでした(笑)
1日の撮影で、広告配信用の30秒バージョンと、90秒フルバージョンのふたつの動画を作成しました。
テレビCMなどでは、さらに長期間、多くの人数が関わってできているのだなと考えると、すごいことだなと感じます。

動画をご覧になる方によって、受け取り方は異なります。
そのため、誰が見ても「良い動画」と感じていただける作品にすることはとても難しいと感じました。
文字と比べて、映像で伝えたいことを伝える難しさを体感しましたね。

その分、情報量が多いため、これまで届かなかった層にもチャームケアの魅力が伝わればと思っています!
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まとめ|採用動画を通じてチャームケアの魅力を発信

――今後の動画活用や採用の方向性について教えてください。

今回、新たなチャレンジとして採用動画の制作に取り組み、難しいことや課題もありましたが、発見や気づきも多く勉強になりました。
この動画をご覧になって、チャームケアに興味を持っていただいたり、介護の仕事は魅力ややりがいがあるんだと知っていただきたいですね。
また、チャームケアが働きやすく魅力ある企業であり続けられるよう、これからも介護スタッフがイキイキと働ける環境を目指していきたいです。

今回の動画は、クオリティが高くメッセージ性の強いものができたと自負していますので、チャームケアの魅力がより一層伝わればうれしいです。
動画制作にとどまらず、今後もいろいろなことにチャレンジしていきますよ!

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