自己分析で気づいた仕事への想いで、介護の道へ

――星さんのご経歴をお聞かせください。

2020年4月に、新卒でチャームケアに入社しました。
就職活動を始めたころは「この業界で働きたい」「こんな仕事がしてみたい」という具体的な希望がありませんでした。
とにかく何か行動しなければと思い、とりあえず合同説明会に参加していたような状態だったんです。

その後、自己分析を通してこれまでの経験を振り返る中で、直接人と関わる仕事がしたいと思うようになりました。
とはいえ、もともと人見知りの性格なので、「はじめまして」の方とたくさん接するよりも、一人ひとりとじっくり関わり、長く関係を築けるような仕事が自分には合っていると気づきました。

説明会で介護福祉の企業からパンフレットをもらっていたことを思い出し、介護福祉関連の企業を調べ始めました。その中の1社がチャームケアです。

就活中にお会いしたチャームケアの人事の方が、とても優しく寄り添ってくれたのが印象的でした。私の気持ちをしっかり尊重しながら、「これからどう就活を進めていけばいいか」を一緒に考えてくれたんです。

少子高齢化で働き手が減っていくといわれるなか、新しいことにチャレンジしていく会社の姿勢にも惹かれました。
特養やデイサービスなど他社の施設見学にも行きましたが、チャームケアのホームはとても清潔で明るく「こんな場所で働けたらいいな」と素直に思えたことも、入社を決めた大きな理由の一つです。

※星さん同様、現場を経験し人材開発課へ異動された杦本さんへのインタビュー記事はこちら
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5年の現場経験を経て人材開発課へ異動

――ご入社後はどのように経験を積まれましたか。

入社後は、チャームスイート新横浜に介護スタッフとして配属されました。介護の仕事はまったくの未経験だったので、最初は右も左もわからず、先輩方にたくさん助けていただきました。

ちょうど感染症の影響が大きかった時期で、イレギュラーな対応も多く、とても大変だったのを覚えています。
さらに配属された当時、ホームはオープンしてまだ2ヶ月ほどだったため、スタッフ全員が手探りの状態。意図せず、ホームの立ち上げに関わるという貴重な経験もできました(笑)。
新しいご入居者様も次々と入られ、毎日が本当に慌ただしく、1年目はあっという間に過ぎていきましたね。

チャームスイート新横浜では途中から介護リーダーも経験させていただきました。
約4年間勤務したのち、新規ホームのオープニングスタッフとしてチャームスイート旗の台へ異動しました。新横浜でお世話になっていたホーム長から「一緒に異動しないか?」と、お声をかけていただいたことがきっかけです。

2025年3月からは生活相談員となり、新しい役職で頑張っていこう!と気持ちを新たにしていたところ、人材開発課への異動をお声かけいただきました。以前のキャリアアンケートに「人材開発課に興味がある」と書いていたんです。

チャームスイート旗の台へ異動して間もなく、生活相談員としての経験も浅かったため、正直迷いましたが、これもご縁だし話をいただけることがありがたい!と感じ、異動を決意しました。

約5年の現場経験を経て、2025年7月から人材開発課で勤務しています。

※星さんが配属されたチャームスイート新横浜オープン時のご紹介記事はこちら
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介護現場での経験が誰かの力になれることを実感

――人材開発課のお仕事に興味をもったきっかけを教えてください。

学生のころから、採用を通して人材開発課の方とお会いする機会が多かったので、仕事内容のイメージはなんとなく持っていました。

現場で介護リーダーをしていたときに、大学生の方のホーム見学のお手伝いや座談会で、学生さんと触れ合う機会があったんです。
1年ほど後に、新卒を対象とした研修で現場の先輩としてお手伝いに行った際に、ある新入社員の方から「ホーム見学のときは大変お世話になりました!」と声をかけてもらったんです。
覚えていてくれたことが本当に嬉しくて、心に残っています。

自分がこれまで現場で積み重ねてきたことが、介護の仕事に興味を持つ人や、これから業界を目指す人の力になれるんだ、と実感しました。
就職活動のときに抱いていた「人と直接関わる仕事がしたい」という想いが、今の自分の仕事にもつながっていると感じています。

就活時を思い出して丁寧な対応を心がける

――人材開発課では、どういった仕事をされていますか。

先日行われた内定式では、準備やタイムスケジュールの策定に関わりました。
そのほかにも、学生さんに連絡をとったり、学生さん向けのイベントに運営側として出席したり、インターンシップをしている学生さんへの情報発信などを担当しています。

ホームとは仕事の内容がガラリと変わりました。さまざまな仕事があり、刺激的な毎日です。
いろんなスケジュールが同時進行で進んでいくので、ちょっと混乱することもありますね(笑)。
確認しながら、一つひとつしっかりキャッチアップしていかなきゃいけないなと感じているところです。

人材開発課に来てから、自分が就活していたころをよく思い出すようになりました。チャームケアに限らず、人事部の方の対応で学生時代に嬉しかったことやネガティブに感じたことを振り返り、学生さんへの対応に活かしています。

学生のみなさんにできるだけ前向きな印象を持ってもらえるよう、話すときの声のトーンを意識しています。少しずつ年齢が離れてきているので、なるべく学生さんに近い目線でお話しできるよう心がけています。

特に大学4年生の方は、入社式まであと半年ほどなので、安心して新しいスタートを迎えられるよう、最後までしっかりサポートしていきたいと思っています。

※採用業務に携わりたいと現場経験を経て、人材開発課へ異動した村松さんへのインタビュー記事はこちら
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「入社して良かった」と思ってもらえるようなサポートを

――星さんの今後の目標を教えてください。

チャームケアに入社した理由をお伺いすると「人材開発課の方が優しかったから」と答えてくださる新入社員の方が多いんです。
いつか私も「優しかった人材開発課の一人」として思い出してもらえるよう、誠実な気持ちで取り組んでいきたいです。

会社に入ってからが本当のスタートです。チャームケアは入社後も、定期的に研修の場を設けているため、社員のみなさんと接する機会があります。
「この会社に入社して良かった!」と思ってもらえるように、これからも継続的にサポートしていきます。

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