介護等体験がきっかけでインターンシップに参加

――まずは、三浦さんのご経歴を教えてください。

チャーム東淀川瑞光の介護スタッフの三浦です。
2019年に新卒としてチャームケアに入社し、現在3年目です。

――チャームケアに入社したきっかけを教えてください。

入社のきっかけは、大学3年時に参加したインターンシップです。
大学時代は心理の学部に在籍していたため、介護の現場に初めて触れたのは、教員免許取得のための介護等体験でした。

実習の前は、一般的なイメージと同じく「介護の仕事は大変」と思っていました。
ですが、介護等体験の日々は、想像以上に楽しく、そして自然に時間を過ごせたことがとても印象に残っています。
「仕事」をしているというよりは、ご入居者様の「生活のサポート」をしているという感覚が、私にとっては新鮮でした。
今でも、「仕事に行く」という感覚は少ないかもしれません。

この経験から、介護業界で働くことに興味を持ち、チャームケアでのインターンシップにつながりました。
その後、いくつか他の介護系企業の説明会も受けましたが、チャームケアの人事の方の印象が一番よかったので入社を決意し、今に至ります。
 (5688)

仕事には「笑い」と「チームワーク」が不可欠

――お仕事の楽しさややりがいは、どのようなシーンで感じられますか?

介護の仕事は時間に追われたり、体力が必要だったりして、人によってはきついと感じる場合もあると思います。
実際、きついと感じる瞬間もありますが、チャームケアでの仕事には「笑い」と「チームワーク」があるので、毎日出勤が楽しみです。

多くの社会人の方もそうだと思いますが、出勤前に「あ~、めんどくさいな~」と少し憂鬱に感じる日もあります(笑)。
ですが、1日の勤務のうち必ず1つは、思わず笑顔になる出来事があるんです。
出勤のたびに「今日はどんな笑いがあるかな」と楽しみです。「出勤したら勝ち」ですね。

一言に「笑い」といってもホームの中での笑いの種類はさまざまです。
私の場合は、ご入居者様のふとした日々の姿や、レクリエーションの風船バレーでの一コマなど。
ほほえましい時の笑顔もあれば、心が温まり思わずにこやかになった時の笑顔もあり、必ず1回は笑顔になります。

特にレクリエーションはレク委員が企画してくれていて、お正月には福笑い、夏には七夕飾りなどご入居者様にもとても人気で、笑顔が絶えません。
自分自身が「ホームの中で笑える瞬間がある」ことが楽しさであり、やりがいです。

※レク委員の仕事内容を紹介している記事はこちら!
「チームワーク」がよく、居心地がよい環境がやりがいにつながっています。

私は小学校から高校までサッカーをやっていました。
サッカーでは、チーム11人で協力し、一つのボールをゴールまで運びますが、仕事の中でもご入居者様おひとりおひとりの生活を支えるためには、声を掛け合って、ホームというひとつのチームで協力することが不可欠です。

介護スタッフとして現場で介護サービスをする他に、リスク委員会に所属し活動しています。
リスク委員会ではホーム内でのヒヤリハット事例や事故について検証しており、とても責任のある大切な委員会だと思っています。
私個人ですべての問題を解決していくのは難しいため、サッカーで1つのボールをゴールに運ぶように、私は自分の所属するリスク委員の役割を全うしたいと考えています。

スタッフ同士仲がよいことがモチベーションにつながっているので、チームに貢献するために自分の役割を積極的に果たしていきたいですね。
 (5698)

イライラした時は笑い話にしてストレス解消

――仕事をする上での悩みや苦労、イメージとのギャップなどはありますか。

とても入居者様と距離が近い仕事なので、イライラしてしまうことに始めは驚きました。
入社する前は、プロとして介護の仕事をしているのだから、自分はイライラすることなんてないと思っていたんです。
想定外のハプニングがあって、仕事が思うように進まないときなど、こんな気持ちになることがあるのか…と衝撃でした。

もちろんご入居者様にそのイライラをぶつけることは、プロとしてやってはいけないことですし、絶対にありえません。

そういうときは、他のスタッフに話して発散しています。
勤務交代時に他のスタッフに申し送りをする際に、「今日こんな事があって…」と笑い話にして消化するようにしています。
あえて武勇伝のように話すことで、「それは大変だったなあ」と笑って共感してくれるので楽しいですよ。

介護の仕事はお休みの日が多く、気分転換できる

――日勤・夜勤のあるシフト制の勤務にはすぐに慣れられましたか?

入居型の介護施設には夜勤はつきものです。
夜勤はやはり身体が疲れますし大変と感じることもありますが、夜勤明けの日と次の日が休みになったり、早出のあとゆっくりできたりするので、ほかの業種より休みが多い感覚で得した気分になります。

夜勤明けと連休が続くと、ほとんど3連休みたいなものですからね。
夜勤手当もありますし、いろんな時間帯のシフトに入れることは、気分転換にもなります。

シフト制なので、平日休みもありますし!
最初は友達と休みが合わないなと思っていたこともありましたが、今ではのんびりできる平日休みがとても嬉しいです。
休みの日には思いっきりリフレッシュをして、気分転換をするようにしています。
 (5703)

同期の顔を見ると頑張ろうと思える

――チャームケアのいいところや魅力を教えてください。

先ほどお話したチームワークにも関わることですが、チャームケアにはさまざまな研修制度や福利厚生が整っていて、新入社員を迎え入れる体制が魅力です。

教育研修室の方が実施してくださる研修が充実していて、各ホームに配属されている同期と一緒に受けることができるのが魅力だと感じています。
入社当初は、わからないこともたくさんありましたが、丁寧な研修で少しずつ身についていきました。

また、現場でのOJTと「メンター・メンティ制度」でスキル面・メンタル面をフォローしていただくことで仕事に慣れ、安心して仕事をすることができました。
普段の勤務中には、時間に追われ相談しにくいことも、メンターの先輩に時間を作ってもらうことで、なんでも話すことができました。
これが、今楽しくやりがいをもって仕事を続けられている自分につながっていると感じています。
やはり、入社時・1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月…と定期的に研修で同期と顔を合わせられたことは、とてもよかったです。
同期の仲間は、同じスタートラインでしたので悩みも共有しあえますし、一番気を遣わずに話すことができますね。

それぞれ配属先のホームに別れて働いているので、普段の仕事では顔を合わせることが少ないからこそ、研修で顔を合わせると刺激になります。
「自分もまた頑張ろう」という気持ちにさせてくれます。

一番仲がいいのは、チャーム加古川尾上の松にいる永島くんです!
彼はコミュニケーション能力が高くて、同期の中でもまとめ役になってくれているんですよ。

今をやりきり、次のステップへ

――今後の目標を教えてください。

入社して3年目を迎えたからか、最近、将来のことをよく考えるようになりました。
チャームケアでは、ホームという介護現場だけでなく、本社の人事や営業職、事務職などさまざまなポジションがあります。
そのため、どのような将来設計を描いていくかが、一番の課題だと感じています。

まずは、ホームの介護スタッフとしてスキルアップしながら、日々を楽しく丁寧に過ごし、「今」をやり切って次に進んでいきたいです。
今年から、新入社員のメンターとなり、教えてもらう立場から「教える立場」になりました。
私が先輩にしてもらってきたように、新入社員の方にとっていろんな話ができる相談役となりたいです。
介護の仕事の面白さを感じてほしいですね。
 (5689)

私がいま目標にしているのは、東淀川瑞光の介護リーダーの南野さんです。
南野リーダーは、どんなご入居者様もとても親身に声をかけてスムーズにサポートできるすごい方なんです。
「困った時のリーダー」という感じで、ホームのみんなに頼りにされています。

今の自分では届きそうにありませんが、現場で経験を積み、南野リーダーのようなかっこいい介護スタッフになりたいと思っています。

そのため、介護福祉士の資格取得も目指しています。
チャームケアでは資格手当も充実しているので、前向きにチャレンジできます。

今後、ほかの業界や職種にチャレンジしてみたい気持ちもありますが、今チャームケアで活躍されている50代のスタッフのように、キャリアの最終ステージは介護の仕事をしたいと考えています。
そのためにも、今は資格取得を視野に入れ、「笑顔」を大切に現場の仕事を頑張っていきます。

日々の介護に「笑える」瞬間を探して

――最後に、後輩や就活生の方へのメッセージをお願いします。

どんな仕事でもそうですが、一般的に大変なイメージがある介護業界だからこそ、経験してみないとわからないことがたくさんあると思っています。
仕事が肌に合う合わないはあると思いますが、インターンやホーム見学など、機会を見つけて介護の魅力に触れてほしいですね。

仕事の中で、ひとつでも「笑える」ことが私は一番大事だと思っています。
笑顔で仕事ができたら、きっと仕事が楽しく続けられます。

介護の仕事には、真面目さや丁寧さも必要ですが、それ以上にポジティブな方が向いていると思いますね。

肩の力を抜いて、自分は何を大切にしていて、自分がなにに「笑えるか」を探してみてください。
現場に、仕事に触れてみたらわかることがたくさんあります。
私からは「とりあえず、1回やってみて!」と伝えたいです。

関連する記事

関連するキーワード

著者