介護職に異動はあるの?

「人事異動」というと、公務員やオフィスワークのイメージを持つ方が多いと思いますが、介護職にも「異動」はあります。

異動といっても、同じ施設内で他フロアに移る場合もあれば、近隣の他施設への異動、別の業態やサービスへの異動、転居を伴う転勤もあり、様々。
また一般的には正社員が人事異動の対象になることがほとんどですが、企業や施設によってはアルバイトやパートが異動になる場合もあります。
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介護職の異動の理由

では、なぜ介護職に異動があるのでしょうか?

異動には必ず理由があります。
そのためもし自分が異動になった時は、企業や事業所側の意図を理解するとよいでしょう。

介護職の異動の主な理由は以下の2つがあります。

介護スタッフのステップアップのため

介護スタッフに多様な経験や知識、スキルを身につけてもらうため異動が行われる場合があります。
例えば、介護スタッフとして現場で数年経験したスタッフが、違うホームに異動し、リーダーとしての経験を積んでいく…というケースもあるでしょう。

また、「介護付き有料老人ホーム」だけでなく「住宅型有料老人ホーム」の経験もしてほしい介護スタッフよりも生活相談員の方が向いているのでは、といった理由で異動となることもあります。

実際に異動することで、これまで経験したことのない業務を担当し、柔軟な対応力が身につきます。

人材不足による調整のため

一方で、スタッフの欠員補充のための異動もあります。

例えば、スタッフが産休・育休を取得したり、退職した場合、そのホームは人手不足になるでしょう。
日々の業務に必要な人員をカバーするために異動が行われます。

異動は年度初めや期初であることが多いですが、欠員の補充の場合は、月内や翌月などからの急な異動のケースもあります。
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介護職が異動を拒否したらどうなる?

介護職に異動があることはわかったけど、辞令が出たら絶対に異動しないといけないの?と不安に思われる方もいるかもしれません。
実は、施設によっては就業規則に「異動には従う」と明記されているところもあるのが現実です。

チャームケアでは、そういった心配はありません。
年1回、キャリアアンケートの制度を実施しており、大阪から東京などエリアをまたいだ異動に関しては、希望に基づいて配属を決定しています。

ホーム長との面談で、マネジメントやリーダーシップをとることに興味があるかどうかを聞いたり、上司から客観的に適性を見ているので、望まない異動は極力避けています。

「異動したくない」「家庭の事情で異動できない」という方は、限定正社員や時間給社員といった雇用形態があり、フレキシブルに対応可能です。

逆に、「家族の転勤についていくため」などの理由で、スタッフの方から異動の希望を出すこともできます。
また、「一般スタッフから生活相談員になりたい」という希望に対し、今のホームにポストの空きがない場合は、「ここのホームに異動してくれるなら、生活相談員になれるよ」というケースもあります。

状況と本人希望の折り合いをつけ、なるべくスタッフの希望を叶えられるよう、相談ベースで決定しています。

※チャームケアのキャリアアンケートの詳細はこちらの記事をチェック!

介護職が異動する3つのメリット

ここからは、介護職の異動のメリットを3つご紹介します。

仕事の幅が広がる

異動することにより、関わるご利用者様・ご入居者様が変わります。
同じ建物内で、同じ施設種別であっても配属フロアが変われば、必然的に業務内容が変わり、新たな介護スキルが身につき、仕事の幅が広がります。

すると、自ずと介護スタッフとしての経験値がアップ!
介護業界で長く活躍したい方にとっては、異動がキャリアアップのきっかけとなる場合も多いのです。

新しい人間関係ができる

新しい配属先に異動するということは、どんなポストであっても一から人間関係を築いていくことになります。
介護の仕事は同僚との関係だけでなく、ご利用者様・ご入居者様やご家族様との人間関係の構築も重要になってきます。

関係性を作るためには、自分から積極的にコミュニケーションをとるなどの努力が必要です。
新たな人間関係は、自分自身の成長につながるでしょう。

昇格・昇進のきっかけになる

チャームケアには、キャリアパス制度があり、スタッフそれぞれの努力や経験・能力が正当に評価される仕組みになっています。

チャームケアでは、技術と知識の総合評価で1~6の等級で客観的に判断されます。
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この等級を上げていくためには、異動による仕事の幅や経験の広がりも重要です。
チャレンジする前は、尻込みしてしまうこともあるかもしれませんが、勇気を出して異動してみると、昇格・昇進のきっかけになるでしょう。

※チャームケアのキャリアパス制度についてはこちらをチェック!

異動をきっかけにステップアップした先輩の事例

最後に、異動をきっかけにステップアップした2人の先輩をご紹介します。

異動をプラスにするチャレンジ!事務員から統括リーダーへ!

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チャーム須磨海浜公園で勤務する三井千夏さんは、事務スタッフとして入社されました。

夜間の専門学校で介護福祉士の資格を取得し、介護職に。
しかし、子育てと夜勤の両立は難しく退職され、その後は、パートでクリニックの受付や、訪問看護の事務員などをされていました。

お子さんが小学生になり「そろそろ腰を据えて正社員で働きたい」と思っていたところに、チャームスイート西宮浜の事務員募集に応募。

事務員として6~7年ほど勤務した頃、生活相談員と事務員を兼務することになり、その後は生活相談員をまとめる「相談員リーダー」も経験されました。
2019年2月には、チャームスイート西宮浜の統括リーダーになりました。

三井さんは、「異動反対派だったけど、徳山ホーム長との出会いで考え方が変わった」「異動や役職が人を成長させる」「異動は絶対プラスになる」とお話ししてくださいました。

関西から首都圏に異動。時間給社員からホーム長へ。

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チャームプレミア田園調布のホーム長、中山さやかさんは、2010年に時間給社員として自宅の近くにあったチャームヒルズ豊中旭ヶ丘に入社されました。

前職は特養で介護職として働いていたため、介護のお仕事を続けたかったとのこと。

入社後は、チャームヒルズ豊中旭ヶ丘に併設のチャームデイサービスセンター豊中旭ヶ丘に異動され、管理職に。
そしてその後、チャーム四條畷・東淀川瑞光のホーム長を務め、首都圏のチャームスイート洗足池へ異動。
現在、チャームプレミア田園調布でホーム長をされています。

会社から「首都圏に行ってみませんか?」と声がかかった時、「会社がチャンスをくれるならやってみよう」と決意されましたが、いざ異動が目前に迫ってくると、寂しい気持ちにもなったそうです。

インタビューでは、「今まで新しいことにチャレンジしてきて、すべて良い結果になっているんです。」と力強くお話いただきました。

※中山さんのインタビュー記事はこちらから。

まとめ|介護職の異動はステップアップの一環

今回は、介護職の異動チャームケアの異動に関する取り組みを紹介してきました。
チャームケアはスタッフを大切にするため、一人ひとりを正当に評価し、希望にしっかりと耳を傾けてくれる会社です。

介護は転職が盛んな業界ではありますが、可能であれば同じところで長く働いて、キャリアを積み上げていく方が有利になります。

今とは違う環境で、気持ち新たにチャレンジしたいと考えている方は、ぜひチャームケアにご応募ください。

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