チャームスイート四谷の概要・アクセス

2023年6月、新宿区に3つめとなる介護付有料老人ホーム「チャームスイート四谷」がオープンしました。

JR中央線・総武線の信濃町駅と四ツ谷駅、東京メトロ丸の内線・南北線の四ツ谷駅、東京メトロ丸の内線四ツ谷三丁目駅の4路線3駅からアクセスが可能な利便性と、近隣の迎賓館や国立競技場といった自然と歴史が融合する立地が魅力です。

ダイニング以外にも、ラウンジやカフェコーナー・屋上テラスを備えた、ご入居者様にゆったりと過ごしていただける癒しの空間が特徴で、静かで落ち着いた環境を備えた居室数67室のホームです。

※チャームスイート四谷の詳しい情報はこちら。
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ふとしたきっかけで未経験の介護業界に挑戦

――元田さんがチャームケアに入社されたきっかけを教えてください。

工場勤務や、とび職、賃貸物件を紹介する不動産業など、さまざまな業界を経験しました。

介護業界に足を踏み入れるきっかけは、当時勤めていた会社の取引先の方から「元田さんは優しいから、介護の仕事に向いていると思う」と言われたことです。
新しい仕事にチャレンジできるワクワク感から、お誘いいただいた障がい者の就労支援の会社へ転職しました。

チャームケアへは、2017年9月チャームスイート新宿戸山にケアマネージャーとして入社しました。ご入居者様に寄り添う入居型施設にチャレンジしたいと考えていた頃、「お一人おひとりの価値観を大切に」という理念に惹かれ、入社を決意しました。

※前回(2020年9月)の元田さんへのインタビュー記事はこちら!

ホームのオープン準備を初めて経験

――チャームスイート四谷のオープン準備について教えてください。

6月のオープンに向けて、5月に異動してきました。
老人ホームは、地域住民の方々にとってはある日突然建設されるので、地域の中で孤立してしまうケースがあります。
そのため、ご入居を希望される方へのアナウンスや、地域の住民の方に身近に感じていただくための活動に力を入れています。

チャームスイート四谷が一日も早く、地域に根付いた施設になることを目指して、先日から町会長さんともお話を重ねています。ホームの建物や設備環境に魅力を感じていただき、月に一度の地域の老人会を、8月からチャームスイート四谷のラウンジで開催することになりました。

また、社会福祉協議会にもアプローチを重ね、連携を図っています。
具体的には、地域の活動として、通常は公民館などで行われている書道や俳句などを行う際、チャームスイート四谷のラウンジやカフェコーナーを利用していただくことです。
「広くて綺麗な建物で活動ができる」と、喜びの声もいただいています。地域の方々とご入居者様の交流の場を作るとともに、地域に貢献する活動でもあります。

ご入居希望の方に向けて、ショートステイの体験キャンペーンも実施しています。実際にチャームスイート四谷の居心地やサービスの良さを体験いただける機会になります。
さまざまな活動を通して、ホームを身近に感じていただきたいですね。

入社以降、6つのホームを経験していますが、開所準備を担当したのは初めてです。これからのホーム運営の基盤を作る業務に携われて、とても貴重な経験ができています。
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紅茶コーディネーターの資格をフル活用

――前回のインタビュー(2020年9月)から、元田さんに何か変化はありましたか。

実は、紅茶コーディネーターの資格を取得しました!私が紅茶好きなのと、周りもコーヒーよりも紅茶が好きという方が多かったので、思い切ってチャレンジしようと。

管理職になるとご入居者様とのコミュニケーションの機会が限定されることを懸念して、ご入居者様が集まっている場面に顔を出したり、お部屋を回ったりと、積極的にコミュニケーションを取って、信頼関係を深めるよう心がけていました。

資格を取得してからは、カフェコーナーでお茶の準備をしていると、ご入居者様が集まってくださるんですよね。これまで以上に、ご入居者様とのコミュニケーションがスムーズに取れるようになりました。本当に紅茶のおかげです!

お茶を振る舞う際に、お茶に合うお菓子も自分で作って、一緒に楽しんでいただくこともあります。自分で言うのもなんですが、結構好評をいただいています(笑)。
少人数のイベントとしてお茶会を開催していて、近隣の他のホームで出張開催することもあります。

皆さん、「おいしい!」と本当に喜んでくださるので、私も楽しくなって、たくさん紅茶をご紹介したくなり、1時間のイベントが、2時間3時間と盛り上がることもしばしばです。

ご入居者様にホームで楽しい時間を過ごしていただくにはどうすれば良いか?をいつも考えているので、少しでもお役に立てると嬉しいですね。
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ご入居者様もスタッフも楽しいホーム

――チャームスイート四谷をどんなホームにしていきたいですか?

最優先は、「ご入居者様を第一に考えられるホーム」です。ご入居者様が毎日楽しく、安心して我が家のように時を過ごせるホームを目指しています。

一緒に働くスタッフも、楽しく仕事ができる環境を整えたいので、少し疲れていそうなスタッフや夜勤終わりのスタッフに、「お疲れ様」の気持ちを込めてお茶を入れることもあります。
ホッと一息ついて、また頑張ろうと気持ちの切り替えができたり、悩みを相談してみようかなと考えるきっかけになればいいですね。
ご入居者様はもちろん、スタッフも気持ちよく仕事ができるホームが理想です。

チャームスイート四谷はご入居者様を募集中ということもあり、スタッフには同規模の近隣のホームに研修に行ってもらい、経験を積んでもらっています。

スタッフには主体的に考えて動いてもらえるよう、スタッフの「やってみたい!」を尊重しています。やらされる仕事は、楽しくないですからね。
「考えて行動して経験する」の繰り返しが、成長とやりがいにつながると考えています。

オープニングホームならではのやりがいを感じて

――これからの目標をお聞かせください。

チャームスイート四谷はオープンしたばかりです。これまでのスタッフやホーム長が築いてきた既存のホームとは異なり、全てがまっさらで、これからです。

だからこそ、新しい方法や新しいチャレンジができる環境でもあります。社会福祉協議会との連携は、以前からやってみたいなとアイディアはありましたが、タイミングや時間的な問題もあり、なかなか挑戦できずにいたことです。
地域との連携や絆が深まる活動につながり、チャームスイート四谷の土台づくりに貢献できたことがとても嬉しいです。

また、これからご入居者様が増えることを鑑み、スタッフの採用にも力を入れていく必要があります。経験も大事ですが、未経験でも、介護への想いが強い方や「ご入居者様のために何かできることを」という思いやりのある方と、一緒に働きたいですね。

新設のホームならではのやりがいを感じながら、一歩ずつ理想のホームを目指し、着実に前進していきたいです!

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