祖母の看取りを経験し、改めて自己分析

──介護職を目指したきっかけや入社を決めた理由を教えてください。

チャームスイート桜上水の大髙琴海です。
2021年4月入社で、新卒2年目です。

もともとは人材関係の企業への就職を考えていましたが、介護職に興味を持ったのは、一緒に暮らしていた祖母がきっかけです。
それまでは介護と全く接点がない生活だったんですが、訪問介護や訪問看護の方が出入りするようになったことで、少しずつ介護職のイメージが変わっていきました

その後、祖母は亡くなったのですが、その頃コロナ禍で就活が一旦ストップしていた時期がありました。
せっかくできた時間だったので、改めて自己分析をしたところ、向いている職種の中に「介護職」がありました。

思い返してみると、友達や周りの人からも「介護職に向いていると思うよ」「人のお世話をしたり、誰かの役に立つ仕事が向いてるんじゃない?」と言われていたんです。

それらの思いが繋がり、介護業界が就職先の選択肢に入ってきました。

祖母になにもしてあげられなかったという思いがずっと自分の中にあるので、今は、祖母にできなかったことをご入居者様にしてさしあげたいです。

チャームケアに入社を決めた理由は、介護職としての経験値が十分に得られる会社が良いと思っていたから。
また、「介護はサービス業」という理念で、おもてなしを提供しているという部分に惹かれたためです。

他の介護施設は「THE・高齢者のお世話」という印象を受けたのですが、チャームケアは綺麗な建物とスタイリッシュな制服で、良い意味で介護施設っぽくない雰囲気がありました。

チャームケアを知っていく中でさらに自分の中の介護の仕事に対するイメージが変わり、私もここで働きたい、その空間にいたいと感じました。
※大髙さんの働くホームについてはこちらをチェック!

ご入居者様との関わりがやりがいの源

──入社してからの1年半でやりがいを感じた場面を教えてください。

特に印象に残ってる場面は2つあります。
1つ目は、入社から1年ほど経った頃、ご入居者様から名前を呼んでいただけたこと
普段仕事をしている時は、スタッフみんな同じ制服ですし、髪型も似ていて、マスクもしています。
そのため一人ひとり覚えるのは難しいと思うのですが、それでも毎日顔を合わせることでだんだん私のことを覚えてくださったようで、名前を呼んでくださった時は本当に嬉しかったです。

2つ目は、夜勤の日にご入居者様から「今日大髙さんが夜勤なのね。それじゃあ安心だわ」とか「ぐっすり眠れそうだわ。よろしくね」と声をかけてくださること。
夜勤は日勤帯よりもスタッフの人数も少なくて大変なのですが、そう思っていただけているのであれば、いつもよりさらに頑張れちゃいます!

こういった「嬉しいな」と感じる場面は、介護の仕事のやりがいに繋がっています。
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救急搬送の同行を初体験

──大変だったエピソードがあれば教えてください。

夜勤が始まって2~3ヶ月目くらいの頃、夜勤中にご入居者様の体調が急変し、救急搬送を経験しました。

桜上水では、夜勤帯のスタッフは2名で、その日は私と先輩スタッフが担当していました。

そんなときに私が担当していたフロアのご入居者様の体調が悪くなってしまって、クリニックに連絡。
すると「今すぐに緊急搬送しましょう」となり、救急車を呼びました。
夜勤者が2人しかいないので、先輩か私のどちらかがホームに残ってモーニングケア、もう一方はそのご入居者に同行して病院へいく、という状況でした。

私は救急車にも乗ったことがないし、かといって一人でホームに残ってたくさんのご入居者様のケアをするのも不安だし…とパニック状態でした。
先輩が「大髙さんが1人で残って50人のモーニングケアをやるよりは、大髙さんが救急車に乗っていった方がいいと思うんだけどどう?」と冷静に提案してくださいました。
その先輩の意見に納得し、私が救急車に同行することになりました。

あの時は働き始めてから一番ドキドキした時間でした。
救急車に乗ったのは人生で初めてで、救急隊や病院の方とのやりとりや、ご家族様への連絡などもとても緊張しました。

今となっては月日が過ぎたこともあり、いい経験させてもらったなと感じています…でも、今までで一番大変でした!(笑)
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1年前の自分を思い返しながら後輩と接する

──後輩との関わりについて教えてください。

今年の4月に1人新卒入社の子が入り、後輩ができました。
その子はもちろん、他にも中途で入社された方へOJTで関わることもあります。

同じ時間帯のシフトのとき、ホーム内で見かけたら声をかけるようにしています。
感染対策をしつつ、プライベートでご飯を食べに行ったこともありますよ!
とても一生懸命にやってくれる子で助かっています。

先輩として心がけているのは、1年前の自分はどうだったかな?と思い返して関わるということ。

1年目はまだ「わからないことがわからない」時期なので、「1年前の私はこういうところがわからなかったけど、〇〇さんはどうかな?」と、なるべく具体的に聞くように心がけています。

新卒の後輩とは、私が一番年齢的にも立場的にも近いので、支えになれるといいなと思っています。
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いずれはリーダーという目標に向かって

──今後の目標を教えてください。

目標は2つあります。

1つ目は介護福祉士を取ること。
介護福祉士を受験するには3年の実務経験が必要なので、私はその半分が過ぎたところ。
残りの1年半しっかり学んで、次の次の春には介護福祉士を取得していたいです。

2つ目は介護リーダーになること。

人より早く上に行きたいというわけではないのですが、ホーム長や先輩たちから「いずれはリーダーに」と応援していただいています。
同じ仕事をするのなら、責任を持って頑張ってみたいという気持ちもあります。

入社した頃から、先輩たちにはたくさん支えてもらいました。
介護リーダーになることで恩返しができるのなら、チャレンジしてみたいです!

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