置かれた環境で頑張ろうと飛び込んだ介護の世界

――小島さんのご経歴をお聞かせください。

2022年4月に新卒でチャームケアに入社しました。
チャーム加古川尾上の松で介護職として勤務しています。

就職活動中は、介護業界だけでなくさまざまな業界の選考を受けていました。
職種は事務や接客などバラバラで、これがやりたい!と決まっていたわけではなかったので、私を必要としてくれるところで、とにかく頑張ってみよう、という考えだったんです。

就活をスタートしたタイミングが遅かったこともあり、なかなか内定をいただくことができず、苦戦したことを覚えています。
実は、介護業界で面接を受けたのは、チャームケアだけです。チャームケアは学校からの紹介で知り、面接・内定と比較的スムーズに進みました。
親からは「いいところに就職が決まってよかったね」と喜んでもらいました。

※小島さんが勤める、チャーム加古川尾上の松のホーム長へのインタビュー記事はこちら!

心強い先輩のサポートとアドバイスで勉強

――お仕事中のエピソードなどを教えてください。

介護の技術はまだまだ不足しているので、なかなか思い通りにいかないことも多いです。
その都度、先輩からアドバイスをいただいたり、直接サポートしてもらったりして、頑張っています。

年の近い先輩も多く、分からないことも聞きやすい雰囲気なので、とてもありがたい環境です。
初めての夜勤の時は、「大丈夫?」と優しく声をかけてもらって、すごく安心した記憶があります。

経験豊富なベテランのスタッフの方もいらっしゃるので、心強いです。
ご入居者様が転倒されたり、ケガをされるなど突発的なハプニングに弱くて、慌ててしまうのですが、そんな時も冷静に対処されていて、本当に勉強になります。

例えばご入居者様がケガをされた場合、患部を撮影して、看護師の方へ連絡・処置し、他スタッフへフィードバック、というようなステップがあります。

どう対応するか、頭ではわかっていても、実際に落ち着いて対応するのが難しくて。
ある程度緊張感を持つことは必要だと思うのですが、イレギュラーな対応も少しずつ経験を積んで、冷静に素早く適切な対応ができるようになりたいです。

※小島さんへのインタビューは、同期の田中さんからのご紹介で実現しました。
 (10982)

ご入居者様とのコミュニケーションは天気の話から

――ご入居者様とのコミュニケーションで心がけていることはありますか?

人と話すのはどちらかというと苦手で、もともとあまり社交的な性格ではないんです。
ご入居者様とのコミュニケーションが大切な介護職には、本当はあまり向いていない性格かもしれません(笑)。

ご入居者様とは年齢が離れていることもあり、なかなか共通の話題を見つけるのは難しいです。いつも話題を探している状態ですが、鉄板ネタは「天気」の話です。

晴れや雨、気温といったオーソドックスな天気の話はもちろん、季節の移り変わりも会話が弾みます。
いつの間にか夏の雲が姿を消していて、冬の少し重たい雲が見えたり、木の葉が色づいていたり、木々が落葉して枝ばかりになっていたり、太陽の日差しが暖かに照らしていたり。ご入居者様との会話も、天気の話から自然にスタートできます。

そのほかにも、今日のご飯はこのメニューが美味しかったとか、次のレクリエーションのことなど、日常の他愛ない話で、ご入居者様とコミュニケーションを取って、信頼関係の構築に努めています。
 (10983)

ご入居者様からもスタッフからも頼られる存在を目指して

――小島さんのこれからの目標を教えてください。

ご入居者様から気さくに話しかけていただいたり、「ありがとう」とお礼を言っていただくなど、素直なお気持ちをストレートに伝えてくださるご入居者様が多いことが、励みになっています。
そういった経験の積み重ねが信頼してもらえているという実感につながって、もっと頑張りたい!と、やりがいになっています。

一つ下の後輩もいて、私はもう先輩の立場なのですが、まだ胸を張って指導するには経験も知識も足りていません。
トラブルやイレギュラーな事態にも、慌てず冷静な対応ができるように、まだまだ成長していきたいです。

チャームケアには、メンター・メンティ制度があるので、近い将来、私もメンターになる可能性は十分あります。
頼れる先輩としてしっかり後輩をサポートできるよう、これからも慢心せず実直に仕事に向き合っていきます。

関連する記事

関連するキーワード

著者