介護のリアルを伝えるメディア「チャームPOINT」

――はじめに、自己紹介をお願いします。

株式会社チャーム・ケア・コーポレーション大阪本社、人材開発課の越田直司です。
私は、採用の責任者として、自社の採用オウンドメディアである「チャームPOINT」の企画・編集や人選などの取りまとめを行っています。

いつもチャームPOINTをお読みくださり、ありがとうございます。
よろしくお願いします。

オウンドメディアとは

自社で保有するメディアのこと。
広義では自社サイトやパンフレットなどの総称ですが、ここでは自社が運営・情報発信を行うサイトのことを指しています。


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介護業界初の採用オウンドメディア

――介護職の採用オウンドメディアを始めた理由を教えてください。

チャームPOINTは、2019年10月にサイトオープンしました
当時チャームケアは、首都圏のホームが続々とオープンし始めた頃だったので、さらなる積極的な採用が始まりました。

私たち採用担当は、「介護業界において“チャームケア”というブランドを確固たるものにしたい」「これから一緒に働く人たちにチャームケアの魅力を伝えたい」と考え、新しい発信方法を模索していました。

採用ホームページには、スタッフのインタビュー記事を掲載していましたが、なかなか新しい情報を追加することはできていませんでした。
そこで、常に最新の情報を発信できるように、採用オウンドメディアを立ち上げることにしました。

まずは事例として他社のサイトを見ることからはじめました。
すると、毎日何気なく検索するたびに、他社のオウンドメディアがヒットしていたことに気がついたんです。
皆さんの日常の中にもきっと、気づかぬうちにオウンドメディアがあるはずですよ。

ご入居者様の集客目的でオウンドメディアを運用している企業はいくつかありましたので、それを採用目的でも応用したいと考えました。
当時、介護業界で採用向けのオウンドメディアを立ち上げている企業は見当たらず、不安もありましたが、逆にチャンスなのではないかとも感じました。

これまでにないチャレンジでしたが、「オウンドメディアを運用していることを当たり前にすれば良い」という考えに至り、運用をスタートしました。
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学生や内定者にチャームケアのリアルを伝えたい

――チャームPOINTはどのような目的で発信されていますか?

我々の採用オウンドメディアの目的は、新卒学生や内定者・求職者に、チャームケアで働く魅力や福利厚生、働きやすい制度を知ってもらうこと。
スタッフや従業員へのインタビューを通して、リアルな姿をお伝えしています。
毎月新規記事の企画を立て、更新しています。

2019年10月のサイトオープンから2年以上が経過し、現在約230記事が公開されています。

当初からのメインターゲットである学生や内定者には100%の認知を目指しており、新卒説明会やインターンシップの際に広報を続けています。
すると徐々に認知度が上がってきていて、2020年入社の新卒社員にインタビューをした際に、「就活中に見ていました」という声もいただいています。
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中途採用や取引先にも認知が広がる

――新入社員以外からはどんな反響がありますか?

もともとのメインターゲットであった学生や内定者以外からも、嬉しい反響をたくさんいただいています。

例えば、ハローワーク経由の中途採用の応募者様が「チャームPOINTを見て、働きやすい会社だと感じたから」と志望動機に書いてくださっていました。
また、取引先業者様にも見ていただいているようで、「良いサイトですね」「御社の取り組みがわかりました」と言っていただけたこともあります。

今までなら情報が届かなかったような層にも、想像以上に見ていただけていて、副次的な効果を体感しています。

社内で広まりつつあるチャームPOINTの輪

――スタッフからの反響はいかがでしょうか?

記事のほとんどがスタッフへのインタビュー記事なので、スタッフ同士の相互理解やコミュニケーションの活性化も目標に掲げています。
社内では、毎月記事更新のお知らせメールを配信しています。

ホームのスタッフ同士で「取材記事見たよ」と声を掛け合ったり、異動前の同僚から「頑張っているみたいだね」と言われるなど交流の機会が生まれています。
勤務地が異なるとお互いの様子がわかりにくいので、良い刺激となっているようです。
複数ホームを運営している私たちのような組織では、オウンドメディアを通じた交流は貴重な機会ですね。

他にも、ホーム長から「今度こういうネタを取り上げてほしい」というリクエストをもらうことも。
また、「異動前のホームで一緒に働いていた◎◎さんを紹介したい」と、数珠つなぎにインタビュー記事ができたりと、幅広く認知されています。

従来の社内報では、社外に情報を出す前提にありませんでしたが、オウンドメディアでは社内外に広がる可能性がある点がメリットと言えます。

さらなるチャームケアの魅力発信のために

――今後の目標について教えてください。

今後はらに「チャームケアらしさ」「チャームケアのリアル」をお伝えできるメディアに育てていきたいと考えています。

新たな取り組みを紹介するためのカテゴリー「Charm Challenge PJ」を新設するなど、ブラッシュアップを続けています。
社内だけにとどまらず、社外の方に取材に応じていただき、「チャームケアのリアル」をお伝えしていく予定です。
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読めば読むほどチャームケアが好きになるオウンドメディア

――最後に読者の方へメッセージをお願いします。

私は人事の醍醐味は「関わった人が幸せになるきっかけ作りができること」だと考えています。

今後も等身大のチャームケアのリアルを読者の方にお届けすることによって、チャームPOINTを読めば読むほど、チャームケアのことを知り、好きになっていただくこと。
その先に、チャームケアに関わったすべての方の幸せが広がっていくことを期待しています。

チャームPOINTを通した我々のチャレンジを、ぜひ読者の皆さんにも一緒に盛り上げていただけたら嬉しいです。
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