ミャンマーからのチャレンジ!

──初めに自己紹介をお願いします。

カイン:
ミャンマーから来ました、KHAING SU WAI(カイン ス ウェー)です。
チャーム西宮用海町で働いています。
今日はよろしくお願いします。

越田:
人材開発課、課長の越田直司です。
チャームケアが株式会社ONODERA USER RUN様と協業で行っている外国人採用で入社された、カインさんのお話を一緒に聞かせていただきます。
よろしくお願いします。

※チャームケアと株式会社ONODERA USER RUN様の外国人採用についての詳細はこちら!
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介護の仕事で幸せになりたい

──日本で、チャームケアで働きたいと思った理由を教えてください。

カイン:
介護の仕事をやりたいと思ったのは、自分の家族、特に祖父母の介護ができるようになりたいと思ったからです。

越田:
なぜ他の国ではなく、日本で働こうと思ったんですか?
どこの国でも介護の仕事はありそうですが…。

カイン:
ミャンマーには、ほとんど介護の仕事はありません。
それから、日本で介護を学んだ方が幸せになれると思って日本に来ました。

越田:
ミャンマーは今、いろいろ大変ですもんね。

カイン:
そうです。
私の国では仕事のチャンスがないんです。
少ないんじゃなくて、全然ない。

越田:
そうなんですね。
では日本に来られたというのは、チャンスを手にしたということなんでしょうか?

カイン:
はい、日本にはチャンスがたくさんあります。

越田:
では、日本以外の国で働きたいと思ったことはありますか?

カイン:
他の国には介護の仕事はあまりないので、日本以外は考えたことはないです。

越田:
では、チャームケアで働くことにした理由をお話してください。

カイン:
私が勉強していた学校から紹介してもらいました。

越田:
ONODERA USER RUNですね。
初めてチャームケアを知った時どう思いましたか?

カイン:
最初にHPを見た時は、「ホテルみたい!かっこいい!ここで働きたい」と思いました(笑)。

越田:
こだわって作られているホームばかりなので、とても嬉しいです!
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日本の文化にはすぐに慣れた

──ミャンマーではどんな勉強をして、日本に来たんですか?日本にはすぐ慣れましたか?

カイン:
ミャンマーで2年間くらい勉強して、3年後に日本に来ました。

越田:
本来であれば学校に通うのは10ヶ月くらいなんですが、ちょうどコロナ禍と重なってしまったので、ミャンマーでの授業が延長されていたんですよね。

カイン:
そうです。
ミャンマーでたくさん勉強して、今年の4月に日本に来ました。

越田:
日本にはすぐ慣れましたか?

カイン:
ミャンマーとは全然違いますが、思っていたよりもすぐ慣れました!
電車から見える神戸の山の風景が好きです。
私は海より山が好きで、いつかは富士山に登ってみたいと思ってます。
あ、日本の料理は私には少し甘すぎるけど…(笑)。

越田:
ミャンマーはスパイスが効いていて辛いですもんね。
日本の食べ物で苦手な物はありますか?

カイン:
コンビニのおにぎりについている海苔が食べられないです。
日本に来る前はお刺身を食べてみたいと思っていたけど、実物を見たら無理でした(笑)。

越田:
ミャンマーでは生魚は食べないですもんね。
では、日本の料理で気に入っている物はありますか?

カイン:
焼きそばがおいしいです!

越田:
焼きそばですか! なんか意外ですね!
他に驚いたことはありましたか?

カイン:
日本は思っていたよりも、暑いです。
もっと寒い国だと思っていました。
ミャンマーよりも暑いかもしれません(笑)。

越田:
まだカインさんは日本の冬は未体験なので、これから寒くなっていって、びっくりするかもしれないですね。
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チャームケアでの仕事が楽しい!

──お仕事で大変なことはありますか?

カイン:
仕事はとても楽しいです。
仕事で疲れたと思うことや悩むことは全然ないです。

ときどき、学校時代の友達と仕事の悩みを話すことがあります。
その時にいつも思うのは「私が働いてるホームが一番いい」ということ。
自慢の職場です。

友達からも「あなたは仕事のことで悩みはないでしょ!」と言われます(笑)。

越田:
それはとてもいいことですね。
ONODERAさんの学校時代のお友達ですか?

カイン:
はい、介護の勉強をしていた時のミャンマーの友達です。
今はみんな、日本の他の介護施設で働いています。
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ご入居者様とのコミュニケーションは順調

──ご入居者様とのコミュニケーションは順調ですか?

カイン:
全部理解することは難しいですが、だいたいわかります。

越田:
コミュニケーションをとる中で難しいのはどんなところですか?

カイン:
関西弁が難しいです。全然わからない…(笑)。

越田:
関西弁は難しいですよね。
同じ日本人でも、住んでいる地域が違えば方言は全然聞き取れないから、大丈夫ですよ!
ご入居者様の反応はどうですか?

カイン:
みなさん喜んで話してくれます。
ご入居者様から「カインさんいないと寂しいな」と言ってもらえた時は、とても嬉しい気持ちになりました。
数日お休みをもらったりすると「カインさんいなくなったのかと思った!」と言ってくれたり。
みなさんにかわいがってもらっています!

介護福祉士を取って、日本で働き続けたい

──今後の目標を教えてください。

カイン:
目標は2つあります。

1つ目は、ホームの中の違う仕事を覚えること。
今は、7時から16時までの早番で、主に入浴介助を担当しています。
これから遅番の仕事も覚えたいです。

越田:
そうですよね。だんだん慣れて他のシフトの仕事も覚えていってほしいと思います。
今は毎日同じフロアを担当しているんですよね。

カイン:
はい。まだ他のフロアのご入居者様やスタッフは、名前も覚えられていないので、頑張って覚えたいです。

2つ目の目標は、介護福祉士の資格を取ることです。

合格するには、3年の現場経験と日本語能力が必要なので、頑張らないといけないなあと思っています。

越田:
カインさんが利用している在留資格の制度は「特定技能」と呼ばれるものなんですが、5年間と期間が決まっています。

その5年の間に、介護福祉士を受験するための3年間の実務経験を積み、その後2年以内のチャンスで介護福祉士の試験に合格できたら、永住権が得られてずっと日本で働けるという制度です。

カイン:
私は5年後も日本に住み続けたいので、頑張って介護福祉士を取りたいです。

越田:
これからもできる限りの後方支援をしますので、一緒にチャレンジしていきましょう!
応援しています。
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