首都圏事業部でアートギャラリーホーム事業を担当

──本日はよろしくお願いします。まずは、ご経歴を教えてください。

宮田:
宮田と申します。実は、チャームPOINTの取材を受けるのは2回目です。(笑)
前回インタビューを受けたときは、大阪本社で広報・ブランド推進課にいましたが、現在は首都圏事業部へ異動しています。

※宮田さんに前回インタビューした記事はこちら。チャーミン誕生秘話についてです。

菊水:
首都圏事業部の菊水と申します。
事務・庶務まわりに加えて、宮田さんと一緒にアートギャラリーホーム事業を担当しています。
チャームケアには事務パートとして入社しました。

大学では美術史専攻で、学芸員の資格を持っていたのと、実家がギャラリー経営をしていたこともあり、上司から「アートギャラリーホーム事業に関わってみない?」とお声かけいただきました。
経験や学んできた知識を活かせて、嬉しく思っています。

チャームケアのアートギャラリーホーム事業とは

介護付有料老人ホームに芸術を取り入れようという事業。

公募作品は、芸術・美術大学などの学生、または卒業生が制作した作品を対象としています。若手アーティストの方々のフレッシュな感性やエネルギーが、ご入居者様やご家族様の心を元気づけ、癒してくれます。また、若手作家の方にとって、作品発表のチャンスにつながるとともに実績作りの場になることを望んでいます。

    

仕事内容は作家の発掘、選出や買い付けなど

──アートギャラリーホーム事業に関する、お二人の仕事内容は?

菊水:
私は若手作家さんの発掘・お声掛けをメインに担当しています。
これまでは芸大・美大の学祭や展覧会へ足を運び、介護付有料老人ホームの雰囲気にふさわしい画風の方にアプローチをしていました。

今年は新型コロナウィルスの影響で、イベント中止の学校が多かったため、インターネット上で開催された展覧会・作品発表会を検索し、メールを送るなどしていましたね。

宮田:
私は新ホームオープン時の作品公募から選出、買い付けを行っています。

私が異動してくるまで、この仕事はコンシェルジュと兼任して前任の杉崎さんが担当していました。
杉崎さんは現在、コンシェルジュのお仕事に専念されています。

チャームケアのコンシェルジュとは

ご入居者様、ご家族様への「おもてなし」精神を体現したポジション。

詳しくはコンシェルジュの紹介記事をチェック!


※アートギャラリーホームの実行事務局を担当されていた杉崎さんにインタビューした記事はこちら(↓)

介護付き有料老人ホームに展示するアートの選考基準とは?

──ホームに飾る作品の選考基準を教えてください。

菊水:
介護付有料老人ホームに掲出する作品を選ぶ基準は、一般的な絵の良し悪しとは異なります。

認知症のご入居者様もいらっしゃるので、抽象画よりも風景や動物を描いたものなど、分かりやすい絵を採用しているんです。
また、人の顔を怖いと感じる方に配慮して、人物画は避けています。

最近は、社長の意向もあり、ご入居者様にとって昔懐かしい「大正・昭和時代の風景や風物詩」を積極的に取り入れています。
宮田:
ご入居者様と介護スタッフ、ご入居者様同士の会話のきっかけになるような作品を選んでいます。

死を連想するような描写や、暗い雰囲気の絵は避けていますね。

風景や絵だけに偏らず、さまざまな分野の作品をいれていこうと話し合いをしていて、最近はオブジェなど多種多様な作品を展示しているんですよ。

事業を通じて、若手アーティストのお手伝いをしたい

──アートギャラリーホーム事業に関して、作り手の方々からの反応はいかがですか?

菊水:
新規オープンするホームごとに、テーマや題材を設定しています。
作家さんからは「自分では思いつかなった切り口なので、勉強になる」と嬉しいお声をいただいています。

作家さんは美大・芸大の学生さん・卒業生の方々。
みなさん熱心に打ち込んでくださっていて、応援したくなりますね。

たとえば、大正・昭和時代の風景や風物詩がテーマの場合、若い作家さんには現実で触れたことのない世界ですよね。
リアルなイメージをふくらませるために、美術館へ行って当時の映像を見たり、取材に行ってくださったりと、前知識を得てからチャレンジしてくださいます。
アーティストのフィルターを通じて、新たな世界を描いてくれていますよ。

宮田:
ホームに絵画を納品しに来た学生さんに、額装した絵を飾るお手伝いをしてもらったことがあります。
「設置の作業は初めてだったので、いい経験ができた」とおっしゃってくださいました。
自分の絵がこれからホームでさまざまなご入居者様の目に触れることを想像すると、ワクワクしますよね。

これからアーティストとしてやっていくなら、生活に根付いたアートの感覚は大切なもの。
新たな発想や感性を伸ばすお手伝いをしていきたいですね。

アートを通じてご入居者様との会話が生まれ、生活の一部に

──作品に対して、ご入居者様からの反応はいかがですか?

菊水:
みなさん、作品にとても興味を持ってくださっていると実感しています。
「夫が昔、絵の先生だったのよ」「こういう絵、家に飾ってあったわ」と思い出を語ってくださることもありました。

芸術に対して目が肥えている方が多く、中には「まだまだね」と辛口評価の方もいらっしゃいます。
そういった反応も含めて、ご入居者様にとってよい刺激になっているのではないでしょうか。

「この絵の前が私の部屋だから、変えないでね」と、目印にしてくださっている方もいらっしゃって、作品が生活の一部となっているなと感動しました。

宮田:
アートギャラリーホーム事業は2014年から始まって、6年以上。
たくさん作品が集まってきたので、今後はホーム内の作品のシャッフルを考えています。
ホームごとにテーマがあるので、すべてを入れ変えるのではなく、一部を交換するつもり。
アートを通じて、新鮮な空間を演出したいですね。

働いているスタッフの方々からの感想や、置き場所のリクエストなど、意見をお聞きできる機会があればいいなと思っています。

作品の募集はインスタグラムや公式ホームページで実施

──募集告知はどのようになさっているのですか?

菊水:
直接お声掛けする以外では、インスタグラムやチャームケア公式のホームページで告知しています。

2021年3月オープン予定の「チャームプレミア グラン南麻布」に飾る作品に、今までにないほどの応募があって驚いています!
応募者数は30人以上、1人で複数作品の提案をしている方もいらっしゃいました。

建築中のチャームプレミアグラン南麻布。メイン作品制作の下見に行った様子です。

宮田:
チャームケアの公式ホームページは、最近リニューアルしており、アートギャラリーホームのページを作成しました。
そこから募集要項・提案概要書のダウンロードが可能です。
エントリー方法がより分かりやすくなり、応募が増えています。

興味がある方は、ぜひ次回の募集でのご提案をお待ちしています!

──本日はありがとうございました!
※チャームケアのアートギャラリーホーム事業のインスタグラムアカウントはこちら。(↓)
※チャームケア公式のホームページはこちら。作品のエントリーも下記ページからどうぞ!(↓)

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