キャッチコピーにビビっときて入社を決意

――髙岡さんが、チャームケアに入社された経緯をお聞かせください。

大学では、フードスペシャリストの資格が取得できる学科に在籍し、「食」に関する幅広い知識や技術を学んでいました。
就活中は業界を絞らず、幅広く会社説明会などに参加しましたが、ここで働きたいと思える企業にはなかなか出会えなかったんです。

そんな中、たまたま参加した合同説明会でチャームケアを知りました。
チャームケアが掲げる『わたしが「幸せ」であるからこそ、みんなを「幸せ」にできる。』というキャッチコピーにこれだ!と、ビビッときました。
このフレーズを見た瞬間に、この会社で働きたい!と思いました。一目惚れに近い感覚でしたね(笑)。

2024年4月、チャームケアに入社し、チャームスイート京都桂川で介護スタッフとして勤務しています。まだ4ヶ月程度ですが、介護の仕事にも少しずつ慣れてきました。

※2024年度の入社式の様子はこちら。
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先入観がなかったことで業務習得がスムーズに

――入社前後で、ギャップを感じることはありましたか。

当初、介護の仕事については何も知らなかったので、研修で学んだことを素直に吸収できました。
入社後にギャップを感じるほど知識もなかったので、想像すらできなかったことが逆に良かったのかもしれません。

配属後、1週間くらいでご入居者様のお名前は覚えられました。
チャームスイート京都桂川は3階建てで、1フロアに20数人のご入居者様がいらっしゃいます。
私の名前を覚えてくださっているご入居者様もいらっしゃって、声をかけてくださるのでとても嬉しいです。

ご入居者様からの嬉しい言葉がやりがいにつながる

――髙岡さんは、どんなときにやりがいを感じますか。

最近は「あなたは優しい介助をしてくれるから、安心だわ」と言ってもらえることが増えてきました。ご入居者様からのお声かけは、本当に嬉しいです。
まだまだ技術が足りないので、ベテランの方ほど手際よく介助できていないのですが、不慣れな部分があるからこそ、基本に忠実に、丁寧に介助業務ができているのかなと感じています。

ご入居者様には「これからも頑張りますね!」と、お返事しています。初心を忘れず、ご入居者様にかけていただいた言葉を大切にしながら、効率を考えた仕事スタイルも少しずつ取り入れていきたいです。

私の担当は、どちらかというと介護度が重めの方や、車椅子で生活をされている物静かな方が多いフロアです。
フロアが違えば、介護度が低めの方もいらっしゃいます。お元気だからこその、さまざまな出来事やハプニングもあるようです。

将来的に、どこのフロア担当になっても信頼されるような介護スタッフになれればいいな、と考えています。

※髙岡さんと同じくチャームスイート京都桂川に勤める介護スタッフへのインタビュー記事はこちら。
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想定外のハプニングが起こることを実感

――仕事で驚いたエピソードを教えてください。

車椅子を利用されている下半身が不自由なご入居者様が、食後にお一人で居室に戻られたことがありました。さらにその後、ご自身で車椅子から降りて、床で寝てしまわれたんです。

気づいたスタッフが慌てて起こし、ナースさんに体調に変化がないかを確認してもらったうえで、ベッドに運びました。通常であれば、介護スタッフが付き添い、居室に戻ってベッドへの移乗をお手伝いしていたので、こんなことがあるなんて!と本当に驚きました。

ご入居者様は急な眠気に襲われただけで、体調に異常はなかったので本当にホッとしました。床がひんやりして気持ちよかったのか…想定外の出来事は普通に起こる、ということをこの一件で学びましたね。

夜勤に入ることもありますが、幸いまだ緊急搬送が必要なケースには遭遇していません。対処方法は頭に入れていますが、実際そのときに冷静に対応できるかどうかは別問題です。きっと慌ててしまうかもしれませんね。
緊急搬送はないに越したことはないですが、いざというときのために、シミュレーションは繰り返しています。

お薬を飲んでもらうために試行錯誤する日々

――介護の仕事は大変だな、と感じることはありますか。

ご入居者様のなかには、見ただけで顔を背けてしまうほど、本当にお薬が嫌いな方もいらっしゃいます。
処方されているお薬を飲まないわけにはいかないので、薬だと気づかれないように、どうやって食事に混ぜるかを、いつも考えています(笑)。

コーヒーやスポーツドリンクに混ぜる方法が成功しやすいのですが、気づかれてしまう日もあって。
先輩に「今日はダメでした。」と報告すると、しばらくして「飲んでもらえたよ!」と教えてくれる日もあります。そういったときには、自分はまだまだ経験不足だな、と感じます。

先輩から成功したケースを教えてもらったり、自分でも新しい方法を試してみたりと、毎日試行錯誤を繰り返しています。今回はダメだったか、じゃ、次はこっちを試してみよう、とチャレンジを楽しんでいる部分もありますね。
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お互いに声を掛け合う文化で負担を軽減

――髙岡さんのこれからの目標と、後輩へのメッセージをお願いします。

私自身はダメな時もあるよね、と楽観的な考え方なので、あまりストレスを溜めないタイプです。それでも、仕事がスムーズに進まないときは、どうしても「うまくいかないな…」とモヤモヤしてしまいます。

私のメンターをしてくださっている3年目の先輩は、とにかく仕事がスムーズで早いんです。効率が良く、気がついたら仕事が終わっている感じで、とても尊敬しています。
私も先輩のように、ご入居者様にしっかり気を配りながら、効率よく仕事が進められるように成長していきたいですね。

介護職は体力仕事で大変、といった印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか。でもチャームケアの現場は、助け合って分担しよう!と全員が思っている環境です。ひとりで頑張るわけではないので、精神的に負担を感じることもありません。

誰でもミスはするものだし、大変なときは「手伝うよ」と声を掛け合う文化ができています。介護の仕事に興味のある方は、ぜひ怖がらずに飛び込んでほしいですね。

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