採用担当として迎える初めての入社式

――大久保さんのこれまでのチャームでのご経歴を教えてください。

2018年に新卒入社し、チャームスイート石神井公園で約4年勤務しました。2020年10月からは、スタッフの方たちの支えのもとで介護リーダーも務めさせていただき、とても貴重な経験を積むことができました。

座談会やインターンで学生さんと接するうち、次第に採用の仕事をやりたいと思うようになりました。2022年5月に希望が叶って人材開発課へ異動になり、現在に至ります。

※大久保さんの以前のインタビュー記事はこちら!
――採用担当として初めての入社式はいかがでしたか。

一言でいうと、とても感慨深かったです。
昨年1年間、採用からずっと携わってきた学生の方たちの晴れ姿を見ることが、こんなにも嬉しい気持ちになるのか!と思いました。

近年は入社する人数も増えてきて、首都圏と近畿圏それぞれで入社式を行っています。私は東京本社で行われた首都圏の入社式を担当しました。
初めて司会も務めたので、とにかく噛まないようにしなきゃと、プレッシャーを感じていましたが、無事乗り切ることができました。
司会だけでなく、準備や進行など、とにかく初めてづくしだったので、とても勉強になりました。

午前中はコンシェルジュの方によるコミュニケーションに特化した新入社員研修、午後は入社式と、新入社員の方にとっても盛りだくさんの一日だったと思います。

こちらにも緊張が伝わってくるような、それでいて清々しい新入社員の方たちの表情を見て、私自身もとてもワクワクして、フレッシュな気持ちになりました。
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採用活動で印象に残っていること

――2023年度の採用活動で印象に残っていることはありますか?

私が就職活動をしていた時よりも、現在の学生さんの方がよりリアルに入社後のことを考えているという印象を受けました。
「キャリアアップをしていきたい」「将来はリーダーやホーム長になりたい」といったお話を聞くこともあり、私が学生の時はそこまで考えていなかったな…と感心していました。

少しでも入社後のお仕事が想像できるように、私自身の介護スタッフ・介護リーダーの経験をもとに、エピソードや経験談を交えてお話ししています。

ホームページをしっかりと読み込んできてくれる学生さんもいました。そんなところまで見てくれているの!?と驚いた記憶があります。
チャームケアに本当に興味を持っていることが伝わってきて、とても嬉しく思いました。

学生さんからのよくある質問

――採用過程で、どういった質問をよく受けますか?

やはり、仕事をする上でのやりがいや、大変だったエピソードなどを聞かれる機会が多いです。
最近では、介護DXに力を入れているので、そういった質問もいただきます。

※介護DXに関する取り組みは、こちらの記事に詳しく掲載しています。

【やりがい】

やりがいは人それぞれだと思いますが、私はご入居者様の笑顔は何よりもやりがいに繋がると感じています。

直に接して、お互いの体温を感じて生まれるコミュニケーションは、何物にも変え難いです。ご入居者様からの「ありがとう」の一言は、シンプルですがダイレクトに伝わってきます。

ご入居者様とのコミュニケーションは、新入社員の方にもぜひ大切にしていただきたいですね。

【苦労したこと】

仕事なので、楽しいことばかりではなく、もちろん大変なこともあります。

新入社員の時に大変だったのは、ご入居者様のお顔とお名前を覚えることですね。私が勤務していたチャームスイート石神井公園は、当時首都圏で一番大きなホームで、ご入居者様がたくさんいらっしゃったので。
「いつも〇〇さんの隣に座っていらっしゃる△△さん、△△さんと仲の良い**さん…」みたいな感じで、関連づけて覚えました。

お元気な方ほど、あまり介助を必要とされず接点が少ないので、ご入居者様全員のお名前を覚えるのには苦労しましたね。

※大久保さんがホームで勤務していた頃のインタビュー記事はこちら。

着実な成長を後押しする充実した研修内容

――入社1年目の方が受講する研修の内容を教えてください。

研修内容は幅広く、多岐に渡ります。私が所属する人材開発課では、主にコミュニケーションに関するカリキュラムを担当します。先日行われた新入社員研修でも、3日間のコミュニケーション研修を行いました。

入社以降は、1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・1年と研修を設けています。
内容は、コミュニケーションの大切さに加えて、ケーススタディやゲームを取り入れたグループワークなど、興味を持って取り組んでもらえるように工夫しています。
ホームに勤務していた時の具体的なエピソードも交えることで、ご入居者様とのコミュニケーションが目に浮かぶと、好評をいただいています。

介護にまつわる知識や技術の研修は教育研修部が担当します。担当する課を分けることで、それぞれの分野をしっかりと専門的に学べるよう、カリキュラムを作り込んでいます。

研修を通して、同期との絆を深めてもらうのも目的のひとつです。
同じ時期に、同じような悩みを抱えて、共感し合える仲間は特別です。3年、5年と経過するにつれ、何でも相談できる同期の存在はとても大事だなと実感しているので、ぜひ研修の場を活用してほしいです。
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※新人研修の詳細についてはこちら
※2020年度に行われた6ヶ月研修についての記事はこちら。

会社の未来に繋がる業務に喜びを感じる

――採用活動をしていて、どういったところに喜びを感じますか?

チャームへの入社を希望してくれている学生さんと接する採用活動は、会社の未来を作る業務です。そういった活動に携わっていることに、とても喜びを感じます。
高い志を持って、コミュニケーションを大切にしながら、取り組んでいきたいです。

私は2023年5月から採用業務を担当しているので、今年の新入社員が初めて採用に関わった方たちです。数年後、彼らの成長を目にしたときに、また別の喜びを感じるんだろうなと、今からワクワクしています。

現在は、2023年卒の新入社員の研修を担当しながら、2024年卒向けの座談会などを企画し、2025年卒向けのインターンの準備を進める、とても充実した日々です。前向きなエネルギーに満ちた学生さんと接する機会が多く、私も元気をもらっています。

――最後に、新入社員の方に向けたメッセージをお願いします。

学生から社会人になると大きく環境も変わりますし、慣れるまで大変なことも多いと思いますが、まずは目の前の仕事を楽しんでいただきたいです。
分からないことや、困ったことは助けてくれる先輩がすぐ側にいる環境です。楽しみながら、少しずつ成長していただきたいですね。
これからのチャームを支える存在になってくれることを期待しています!

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