介護職は年齢制限がなく、転職しやすい業界

介護現場では幅広い年齢層の人が働いています。
求人における年齢制限はNGとされているものの、実際には年齢が採用に関わるのでは?介護職の年齢制限はあるの?と不安に思っている方もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、介護職の求人には年齢制限がなく、年齢に関係なく転職がしやすい業界と言われています。

40代~50代のミドル・シニア世代と呼ばれる世代は、一般的には転職のハードルが高く、新しい仕事にチャレンジしにくいと言われていますが、介護職への転職においては心配ありません。

現在、介護業界では急速に人材不足が進み、定年制を採用している事業所でも再雇用や嘱託など、多様な働き方を設け、ミドル・シニア世代の活躍に期待しています。
では、実際どのくらいのミドル・シニア世代の人が働いているのでしょうか?

介護職の平均年齢は47.5歳

ここからは、いくつかのデータをもとに介護職と年齢制限の関係を見ていきましょう。

まずは令和2年度の介護労働実態調査を参考にした、介護職の平均年齢です。
平均年齢(歳)
訪問介護員 50.9
サービス提供責任者 49.3
介護職員 45.3
生活相談員 45.0
介護支援専門員(ケアマネジャー)
52.1
参考:令和2年度介護労働実態調査、労働者属性

全職種で見ると平均年齢は47.5歳で、40~50代のミドル・シニア世代の方がたくさん活躍していることがわかりますね。

また、全職種で65歳以上の介護従事者の割合は12.3%で、職種別では訪問介護員が最も割合が高く、4人に1人の訪問介護員が65歳以上となっています。
このことからも、介護業界はミドル・シニア世代が活躍できる業界だといえます。
従業員数に占める65歳以上の労働者の割合(%)
訪問介護員 25.6
サービス提供責任者 7.7
介護職員 9.4
生活相談員 4.6
介護支援専門員(ケアマネジャー) 9.3
参考:令和2年度介護労働実態調査、従業員数に占める65歳以上の労働者の割合

また、介護事業所における高年齢者等の雇用に関する実態調査からは、定年後の継続雇用制度を導入している事業所は約8割を占めていることがわかります。
さらに、「定年制度あり」のうち定年到達後の継続雇用制度導入は、再雇用制度63.7%勤務延長制度26.1%となっています。
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ミドル・シニア世代(40代・50代)の介護転職の3つのポイント

40~50代でも介護職への転職にチャレンジできることはわかりました。

とはいえ、40~50代の転職者はどんな人でも採用されるかといえば、答えはNOです。
やはり、その事業所が必要としているスキルや経験・強みが必要となります。

それでは、ミドル・シニアはどんな強みを持っているのでしょうか?
またどんなところをアピールしたら良いのでしょうか。
ひとつひとつ解説します。

年齢による経験や強みを活かす

年齢をハンデと感じる方もいるかもしれませんが、実は介護現場は年齢が強みになる仕事。

例えば、ご利用者様・ご入居者様の中には、若いスタッフと話すよりも、自分の娘・息子世代にあたる40~50代のスタッフを好む方もいるでしょう。

また介護の経験がなくても、人材育成やマネジメントなど前職やこれまでのキャリアで培ったノウハウやコミュニケーション能力を活かすことができます。

年齢そのもの以上に、それを自分がどう活かせるかを考える力が強みとなります。
改めて自己分析をし直し、積極的にアピールしてみましょう。

謙虚さ・柔軟性を持つ

介護の仕事は対人援助が中心のため、人柄がとても重要な仕事です。
時には相手に合わせ、お話に耳を傾けることが大切です。

また、介護職には幅広い年齢層のスタッフがおり、ミドル・シニア世代で転職した際は年下の上司がいることも珍しくありません。
働く際には、年功序列のような年齢を重んじる考え方ではなく、初心を忘れない謙虚さや柔軟性が必要です。
自分の経験にとらわれすぎず、素直でまっさらな気持ちを持ちましょう。

介護の仕事への意欲をアピール

介護業界はどこも深刻な人手不足の問題を抱えているため、求人も多く、転職や採用のハードルが低い業界だと思われている方もいるかもしれません。

しかし離職者が多い業界でもあるため、「介護の仕事は誰にでもできる」「とりあえず働きたいから応募する」という軽い気持ちで応募すると採用されることは難しいです。

採用担当は、仕事への責任感や意欲を持っているかどうかを重視しています。
また長期で働いてくれる人かどうかもよく見ています。

「なぜ介護の仕事がしたいと思ったのか」「どんな介護をしたいか」等の自分の思いを、しっかりアピールしてみましょう。

介護職で活かせる資格3選

ここからは、介護現場で活かせる資格についてご紹介します。
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介護職員初任者研修

初任者研修は、実務経験がなくともゼロから介護を学ぶことができる資格です。
130時間の研修ののち、筆記試験に合格した人が介護職員初任者研修の資格を取得できます。

年齢や学歴による資格要件はなく、誰でも受講可能です。

初任者研修を修了していなくても可能な介護の仕事はいくつかありますが、修了していない場合、ご利用者様・ご入居者様の身体に直接触れて行う「身体介護」を行うことができません。

そのため、就職するにあたって初任者研修が必須となっている施設種別もあります。

※詳しい資格の内容やチャームケアの初任者研修に関わるエピソードはこちらからチェック。

介護福祉士実務者研修

実務者研修は、介護業界の中堅が受ける研修ですが、初任者研修と同じく年齢や学歴による資格要件はありませんので、未経験の方でも受講可能です。
初任者研修とは違い、一定基準の介護サービスを提供する能力を習得することを目標にした資格となります。

そのため、「介護職員初任者研修」と共通する内容の他、たんの吸引・経管栄養といった医療ケアも学ぶことができます。

450時間の研修ののち取得できる資格で、修了試験の義務はありません。
(※受講するスクールによって、試験の有無などが変わります。)

実務者研修は約6ヶ月ほど時間がかかりますが、スクールによって様々な時間や曜日に開講しています。
働きながら資格取得を目指す方もおり、自分のライフスタイルに合わせた受講が可能ですので、受講前に比較検討してスクールを決めることをおすすめします。

また、初任者研修等の介護の資格をすでに取得している場合、免除されるカリキュラムがあり、かかる時間や費用を抑えることが可能です。

※詳しい資格の内容やチャームケアの実務者研修に関わるエピソードはこちらからチェック。

介護福祉士

介護福祉士は、介護業界唯一の国家資格。
そのため、社会的認知度や専門職としての信頼が高い資格です。
介護現場ではリーダー的存在を担っているのが、介護福祉士です。

介護福祉士を取得する方法は、
文部科学大臣及び厚生労働大臣の指定した学校または都道府県知事の指定した養成施設を卒業する方法と、
現場での3年以上の実務経験を経て、介護福祉士実務者研修を修了して試験を受けて合格する方法
のどちらかです。

②の方法であれば、学歴に関係なく、現場で実務経験を積むことで受験することが可能です。

また介護福祉士を取得することは、知識を身につけるだけでなく、介護に対する意識を見つめ直すことにつながります。
介護業界でステップアップしていきたい方には、必須といえる資格です。

※詳しい資格の内容やチャームケアの介護福祉士に関わるエピソードはこちらからチェック。

介護職として働き続けるための「エルダー社員制度」

ここからは、ミドル・シニア世代が長く働き続けるためのチャームケアの制度についてご紹介します。

「エルダー社員制度」とは、チャームケア独自の福利厚生のための制度で、定年(60歳)を迎えた方にも、勤務時間・給与の変動なしに、65歳まで働けるというもの。

いわば、定年退職が5年延ばせるようなイメージで、賞与なども支給されるんですよ。

※エルダー社員制度についての詳細はこちら。
またチャームケアには、嘱託社員の制度もあるため、65歳以上の方は嘱託社員となり最長で75歳まで働くことが可能です。

現在、チャームケアでは、60歳以上のシニア層の割合は全体の11%を占めており、最高齢で71歳の方が嘱託職員として働かれています!

チャームケアは毎年新卒社員を採用しており、幅広い年齢の方が活躍している会社です。
もし、この記事を読んで40~50代から介護にチャレンジしてみたいとお考えの方は、ぜひチャームケアにご応募ください。

※エルダー社員として活躍し続けている方のインタビュー記事はこちら。
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まとめ

今回は、介護職の年齢制限についてみてきました。

介護職の人手不足が加速している一方で、多くのミドル・シニア世代の方が介護業界で活躍しています。
チャームケアでも、幅広い年齢のスタッフが一緒に介護業界を引っ張っていってくれています。

※60代からの転職についてはこちらをご覧ください。
これまで他業種でバリバリ仕事をされてきた方も、ご家庭で家族を支えてこられた方も、これからご自身がハツラツと暮らしていくために、介護の仕事を始めてみませんか?

チャームケアでは、ミドル・シニア(40~50代)世代も、シニア(60代)世代の応募も大歓迎な会社です。
ぜひご興味がある方は、以下から求人情報をご確認ください。
きっと新しい生きがいが見つかるはずです。

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