チャームケアへの転職はキャリアアップへの想いから!

──まずは、井戸さんのご経歴を教えてください。

チャームケアで働き始めたのは2013年で、現在入社7年目。
チャーム鶴見緑地のホーム長に着任したのは2020年1月で、以前はチャームやまとこおりやまに勤めていました。

チャームケア入社前の職歴としては、建築業で3年、飲食店で13年仕事をしていました。
特に飲食店では、店長として店舗のマネジメントも経験させていただいたので、稼働率や接遇に関することなど、今の仕事にも活かされていると思います。

その後、介護業界未経験から介護老人保健施設で3年間働きました。
介護老人保健施設ということもあり、チャームケアにご入居されている方と比べて、介護度が高い方が多くいらっしゃる職場でした。

──チャームケアに転職するきっかけを教えてください。

転職のきっかけは、キャリアアップしたいという想いからです。

前職の介護老人保健施設は、1施設のみ経営している介護事業所でした。
当時、リーダー職への昇格を打診していただいたのですが、その先のキャリアを考えたときに、もっとさまざまな経験をして成長したいという意欲があり、転職を決意しました。

また、長期的な視野で考えた時に、より良い待遇や環境で働きたいと考え、チャームケアに転職しました。
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前職とのギャップから自分なりの介護を身につけるまで

──前職と職場環境が変わったことで、どのように感じられましたか?

最初は、業務に大きく違いがあったため戸惑いました。

前職の介護老人保健施設は、ご入居者様の8割が寝たきり状態の方でした。
そのためレクリエーションをするにも、ほぼスタッフ誘導の状態で、一緒に楽しんでいただくことがなかなか難しかったのです。

その点、チャームケアのご入居者様は、比較的介護度が低い方が多くいらっしゃるので、これまで行ってきた介護とは違いましたね。

純粋に身体介護の回数に変化を感じましたし、定期的にレクリエーションを企画するため、どのように楽しんでいただくか考えることが増えました。

最初は分からないこともありましたが、先輩方に教えていただきながら、徐々にチャームケアならではの業務に慣れ、自分なりの介護を身につけていきました。

チャーム鶴見緑地では、「レク委員」というポジションを設けています。
レク委員のスタッフや統括リーダーを中心に、レクリエーションの内容を企画して実行。
もし判断に迷ったときは、ホーム長である私が最終ジャッジをしています。

レクリエーションをどうしていくべきか深く考えて実践してくれるスタッフがいるので、ご入居者様にとっても良いサービスをご提供できていると思いますし、私自身も勉強になっています。

ホーム運営に欠かせないホーム長同士のつながり

──今回の井戸さんへの取材は、チャーム奈良三郷の武山さんからリクエストをいただきました。
以前、同じ奈良エリアのホーム長として働かれていたそうですね。ホーム長同士のつながりを教えてください。


武山ホーム長とは、奈良エリアのホーム長時代に、お互い助け合ったり、支え合いながら仕事をしていました。
前職が飲食店というところが僕たちふたりの共通点で、介護観にも近いところがあるんです。

近隣ホーム同士で、各ホームの情報を共有し合って連携しています。
空室状況に合わせて、ご入居を希望されている方のご紹介なども行っています。

以前、ホームのオープニングに携わらせていただいた時、近隣のホーム長と相談し、新規採用のスタッフの教育や指導を、既存のスタッフを集めて行っていただきました。
近隣ホームの方々には、なにかと助けていただくことが多いです。

チャーム鶴見緑地は、立地的に他のホームから離れているので、なかなか協力しづらい部分もありますが、
スタッフは非常に人柄が良い方が多く、お互い気にかけ助け合いながら日々の介護サービスに取り組んでいます。

普段から声かけをして変化に気づくことが大切!

──スタッフさんへの声かけや気配りで意識していることを教えてください。

ホーム長という立場なので、現場に入り込みすぎず、ホーム全体を見ながら仕事をしています。

各スタッフへの教育や指導に関しては、統括リーダーを中心に、現場での経験豊富なスタッフにお願いしています。

私が入り込みすぎると、良くも悪くもスタッフの伸び代をなくしてしまうかもしれないので、見守りつつ、困っているときを見計らってフォローするといった感じです。

あいさつに関しては、必ず私からするようにしています。
普段から声かけをしておかないと、ちょっとした変化に気づけないと思うんですよね。

何かあったのかな?と少しでも違和感を感じるスタッフがいたら、統括リーダーに相談して、様子を見てもらったりフォローしてもらうように伝えています。

また、一緒に働いているスタッフが、3ヶ月後・半年後など将来的にどういう風に成長していけるかも気にかけています。
それぞれの目標もあるので、ホーム長としてどういったフォローが必要かを考えることが多いです。

スタッフ一人ひとりが目標を実現するために、ホーム長である私をはじめ、統括リーダーを中心に、ホーム全体で成長できる職場環境を作っています。
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コロナ禍だからこそ大切な一定したコミュニケーション

──コロナ禍だからこそ苦労していることはありますか?

コロナ禍では、外出レクリエーションや面会など、これまで当たり前にできていたことが難しくなっています。
そのため、ご入居様やご家族様との関係性は、これまで以上に大切にしています。

できないことが増えると、サービスの質が低下してしまうので、代替案を提示するのが大切です。
そのため、換気や加湿の徹底はもちろんのこと、柔軟なご対応をさせていただくことを心がけています。
何かがあったときは自分たちだけで判断せず、ご入居者様の主治医の方に連絡し指示を仰いでいます。

また、ご入居者様やご家族様が混乱されることがないように、積極的にコミュニケーションを取ることも意識しています。

政府や会社の方針を確認し、ホームでできることを明確にした上で、現状のご説明を実施。
ご入居者様やご家族様に、何かご質問やご指摘を受ける前に、こちらから必ずご挨拶をし、コロナ禍でご迷惑をかけていることをお詫びし、現状についてお伝えするようにしています。
ご見学に来られた方、ご入居されて間もない方などは特に丁寧に心がけています。

スタッフにも、これまでとの状況の違いで何かと負担があると思います。
そのため、スタッフにも的確に指示するよう気をつけ、戸惑うことなく安心して働けるように体制を整えています。
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無資格・未経験でもしっかりとした研修があるので大丈夫

──最後に、これから介護業界を目指す方へのメッセージをお願いします。

私も、未経験から介護の仕事を始めました。
今一緒に働いているスタッフにも、未経験から入社した方が大勢います。

チャームケアの魅力のひとつは、教育や研修制度が充実していること。
無資格・未経験でも正しい教育や指導を受けて、現場に入ることができる体制が整っています。

介護の仕事をする上で、最初から特殊なスキルを持っている必要はありません。​
当たり前のことを当たり前にでき、常識が身についている方であれば必ず活躍できます。

具体的には、目上の方に敬意を払って正しい敬語で話せる、足がふらついている人に手を差し伸べられるなど…そういった当たり前のことができれば大丈夫です。

介護技術は、入社後に教育や研修で学べるので、介護業界への入り口やハードルを高く感じる必要はありません。

チャームケアでは20代~60代まで幅広い年代のスタッフが働いています。
入社のタイミングはそれぞれ異なりますが、先輩・後輩というだけでなく、お互いにリスペクトの気持ちを持って接することで、全員が働きやすい環境を作っています。

丁寧に仕事を教えてくれる方が揃っているので、無資格・未経験の方も不安に感じずに応募していただければ嬉しいです!

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