チャームスイート神戸摩耶の特徴|アクセス・居室数

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チャームスイート神戸摩耶は2012年9月に開設。
チャームケアで初めて神戸にオープンした介護付有料老人ホームです。

アクセスは、阪急神戸本線「三宮駅」、またはJR「六甲道」駅より神戸市営バス18番系統に乗り「摩耶ケーブル下」(約25分)下車後、徒歩約2分。

4階の展望スペースからは、東隣に「摩耶ケーブル」、西側には「神戸高校」が見え、南側には神戸市の美しい街並を見渡すことができます。
ご入居者様からは、夜には1000万ドルの夜景、朝には朝日を優雅な気分で眺めることができると好評です。
全45室と小規模で、お一人おひとりとコミュニケーションが取りやすい環境です。

3年以上のキャリアのあるスタッフが多く、働きやすいホームとなっています。

音楽活動引退、そして介護の世界へ

──初めにご経歴を教えてください。

チャームスイート神戸摩耶、ホーム長の福家一誠です。
2018年8月に別の有料老人ホームから転職してきました。

私が介護職を目指したきっかけは、中学2年生の時に起きた阪神淡路大震災。
当時の担任の先生が「ボランティアに行こう」と誘ってくれたことがきっかけで、介護の仕事に興味を持ち、高校卒業後は専門学校で介護の勉強をしました。

でも当時の僕はどうしても音楽がやりたかったんです。
親に頼み込んで専門学校卒業後、5年間だけ音楽をやらせてもらいました。

当時は神戸で結構有名だったんですよ!
関西だけでなく九州や中部などもライブツアーで回ったりして、「次のガガガガSPはこいつらだ」なんて言われていたんですが、やっているうちに満足し、バンドは解散。

その後メンバーはそれぞれの道に進み、僕は介護の道へ。
最初はデイサービスで、その次が前職の有料老人ホームで働きました。

前職では介護スタッフ2年、リーダー1年、管理職を5年経験しました。
転職のきっかけは、環境を変えたいなと思っていた頃に、同僚や上司がチャームケアに転職されていたのを知ったから。
特に奥村部長や砂本課長、陽田課長の存在が大きかったです。

チャームケアに入社後は、チャーム四條畷で統括リーダーを1年、その後ホーム長を2年半、そして異動で現在の神戸摩耶でホーム長をしています。

※福家さんの転職のきっかけになった前職の同僚・上司のみなさんの記事はこちら!

向上心を胸に

──神戸摩耶のスタッフはどんな方々ですか?

神戸摩耶は、20代の若いスタッフが多いホームです。

特に介護リーダーと統括リーダーはとても向上心があって、全国ナンバーワンリーダーだと思っています!

僕は向上心を持っている人を、さらに伸ばしていくのが得意なタイプ。
スタッフたちには常日頃、もっと向上心を持ってほしいなと感じています。

ゆくゆく、退職や異動などでホームを去ることがあったとしても、そのあとまで記憶に残る仕事をしてほしい
働くのが嫌になってしまって、最後の最後に「こんなとこもう嫌や」「二度と来るか」と思って去っていくのは、あまりに寂しいことですからね。

失敗を怖がる人もいますが、行動しなければ、失敗することはありません。
僕はたくさん失敗してきたからこそ、今の自分があるんです。
だから、スタッフにもいろんな経験をしてほしいです。

どれだけ長く勤めても、スタッフの多くは、仕事を離れてからの人生の方が長いはず。
ふとした瞬間に、神戸摩耶で働いていたときのことを思い出して「あれがあったから、今頑張れている」と感じてほしいです。

僕自身、音楽活動を通して「やりたいことをやった」という感覚があるので、仕事に情熱を持って働けています。
人生一回きりなので、もし「他の仕事をやってみたい」というスタッフがいたら、快く背中を押してあげたいですね。

進んでいく道は、一人一人違って当たり前。後悔しない選択をしてほしいです!
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応募者から学ぶこともある

──入社希望の方の面接をされるとき、大切にされていることを教えてください。

面接って緊張しますよね(笑)。
時間も短く、ただでさえその人のことを掴むのが難しいのに、緊張していてはもっと本質が見えてこないので、フランクな雰囲気になるように心がけています。

それから「なんで介護がやりたいのか」という質問を必ずするようにしています。

誰にでも志したきっかけや理由は絶対にあるはず。

空っぽの格好つけた言葉ではなく、その人の熱意や情熱から湧き出た言葉が聞きたい。
入社後もその思いを大切にしてあげたいので、必ず聞くようにしています。

僕の持っている介護像と違っていたらダメということではありません。
自分と違う価値観を持っている方からは、学ばせてもらうことが多いんですよ。

仕事のやりがいは立場や環境で変わる

──福家さんのやりがいを教えてください。

さまざまな立場で介護に関わってきましたが、やりがいは立場や環境によってまったく異なります。

ホーム長の仕事は、ホームで働くさまざまな専門性や性格を持つ人々をまとめること。
チームで問題点を改善していくために行動し、なんらかの成果が出た時にやりがいを感じます。

僕がホーム長になりたての頃、上司に「ホーム長は俳優・女優になりなさい」という言葉をもらったことがあります。

ホームをまとめ、人を動かしていくためには、弱さと強さのどちらも必要。
片方だけでなく、両面を表現していかないといけない。
そんな意味だと自分では理解しています。

僕はブルーハーツみたいに情熱的に働くことが好きですが、いろんなタイプのスタッフがいるので、直球しか投げられないままではみんなついてきません。
いろいろと試行錯誤したり葛藤もありましたが、最近では変化球も投げられるようになってきました。

四條畷で一緒だったスタッフには、「福家さん、神戸摩耶ではなんか違いますね~」と言われたこともあります(笑)。
それぞれの場所で自分の役割を見つけていくことが大事ですね。
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表現できてこそ一人前

──スタッフに教える時に大切にしていることを教えてください。

どんなに役立つ研修を受けても、活用できないでいると1~2日後には忘れてしまいます。
学んだことを身につけるには、自分の身体や言葉を使って表現できるようになる必要があります。

僕はよくスタッフに「理解と表現はどちらが難しい?」と尋ねます。
すると、「理解することの方が難しい」と答えるスタッフが多いんですが、僕は表現のほうが難しいと思います。

なぜなら、本当に理解できていないと、表現することはできないはずだから。
インプットだけでなく、アウトプットもするように声かけをしています。

話を聞いただけ、何かを見ただけで「できるようになった」と思わず、表現できてこそ一人前と考えてほしいです。

本当のチームになるために

──今後の目標を教えてください。

一緒に働くスタッフたちに、介護の本質を伝えていきたいです。
例えば、排泄介助の時に、おむつをきれいに当てるのは誰のため、何のためでしょうか?

介護の本質は、ご入居者様のためです。
きれいにおむつ交換をするのは、ご入居者様に少しでも気持ちよく過ごしてもらうためであるべきです。

次に入るスタッフに「あて方がずれてたよ」と指摘されたくない、などという気持ちでやるのは、介護の本質とはかけ離れています。
スタッフ同士で顔色を伺い合うような組織はチームではありません。

本物のチームになるには、みんながご入居者様の方を向いて努力すること。
もし仮に、「おむつのあて方が良くないな」と気づいた時、「ちゃんとしてね」の一言で終わらせるのではなく、「あて方が良くないと、きっと気持ち悪いと思うから、こうやってまっすぐあててあげて」と、きちんと理由もつけて伝えてほしい。
そうすればスタッフ一人一人が自立したチームになっていけるはずです。

スタッフ一人一人が、神戸摩耶で働いた経験をこれからの人生の財産にしていけるよう、僕も頑張ります!
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