チャームやまとこおりやまの特徴|アクセス・居室数

チャームやまとこおりやまは、チャームケアコーポレーションが運営する介護付有料老人ホーム第一号として、2005年4月にオープンしました。

近鉄橿原線「近鉄郡山」駅およびJR関西本線「郡山」駅より徒歩約20分の距離にあり、奈良県の北部に位置する、のどかで落ち着いた環境が魅力のチャームやまとこおりやまは、69の居室を備えています。大和郡山の雄大な自然を一望できる屋上庭園には、季節の花々が植えられ、ご入居者様の憩いの場となっています。

ご入居者様と介護スタッフの距離が近いアットホームな雰囲気が、ご入居者様だけでなく、ご家族様からも好評をいただいています。

※チャームやまとこおりやまについて、詳しくはこちら
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入院率を下げる6つの取り組みが実を結んだ

――チャームやまとこおりやまでは、入院率を下げる取り組みが行われていると伺いました。

正木:
チャームケアの近畿圏ホームの共通目標は、ご入居者様の入院率を下げることです。2024年6月、チャームやまとこおりやまで入院率を下げるための研究を行ってほしい、とお話をいただきました。

中川:
ご入居者様が入院される主な原因は、転倒による骨折と誤嚥性肺炎です。
看護師、介護リーダー、ケアマネが集まり、入院を防ぐためにはどのような取り組みをしたら良いか、また入院期間を短縮するためにできることは何か、について話し合いました。

正木:
実際に取り組みを始めてからの成果は数字に表れています。転倒による入院が減ったことはもちろん、取り組み前は約8%だった入院率が約5%程度まで下がり、2.6%減を実現しました。
ご入居者様の健康を考えても、お体に不調があるから入院されるわけなので、ホームで過ごせるに越したことはありません。
それだけでなく、リアルな話ですが、実はご入居者様が入院されている間の介護報酬は支給されないため、入院率が下がることは会社の利益に直結するのです。

中川:
入院率を下げる取り組みのお話をいただいてから、約1ヶ月をかけて厚生労働省のデータやチャームやまとこおりやまの事例を元に原因を探りました。取り組み内容を練ったうえで、2024年8月からスタートしました。
内容は、以下のとおりです。

入院率を下げる取り組み

  • 転倒対策
  • 誤嚥の予防
  • ACPの推進(アドバンス・ケア・プランニングの略。ご入居者様本人が将来の医療やケアについて考え、家族や医療・介護スタッフと話し合うこと)
  • 早期異常の発見と介入
  • 食事が細くなってしまったご入居者様への栄養改善
  • 入院となってしまったご入居者様への早期退院に向けての取り組み


中川:
現在は結果を集計し、どの取り組みが一番効果的だったかを分析しているところです。結果は6月に開催される介護研究発表会で報告する予定です。しっかり分析を行えば、他のホームでも効果が期待できる取り組みだと考えています。

正木:
実は中川さんと、この取り組みを頑張ってくれたケアマネージャーの中原さんは、外見がとてもよく似ていて間違われることも結構あるんです(笑)。

中川:
中原さんとは同い年で、同じ働くママ。母として、社会人として、専門職として、分かり合える部分が多くて、とても頼りになる存在です。
正木さんのお話のとおり、間違われることもありますね。私自身もケアマネの資格を持っているので、ご入居者様やご家族様には「どちらに相談いただいても良いですよ」って言っちゃってます(笑)。

中原さんがケアマネリーダーとして抱えているものも大きいので、連携しながらサポートする機会を増やしていきたいと思っています。

※チャームケアで行っている介護研究発表会についての記事はこちら
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伝え方・話し方の難しさに直面

――取り組みを推進していて、難しいと感じることはありましたか。

中川:
伝え方や話し方が難しいなと、この取り組みを通して改めて感じました。

私は難しい言葉を使ってしまう傾向があるんです。かみ砕いて説明をしすぎると話が長くなって、結局何が言いたいのかわからなくなってしまうかも…と考え、説明を端折った結果、こちらの意図が伝わらない、ということもよくありました。

看護リーダーなので、ご入居者様の不利益につながる可能性があることは、あらかじめ防ぐ必要があります。一緒に働く看護スタッフは長い付き合いなので、私のキャラクターを理解してくれている、と甘えてしまっているところもあります。
わかりやすく説明するスキルをもっと磨いていきたいですね。

ポータブルエコーでご入居者様と介護スタッフの負担を軽減

――チャームやまとこおりやまは、ポータブルエコーの拡充についても、熱心に取り組まれていると伺いました。

中川:
ポータブルエコーは、ご入居者様の排便確認のために導入されました。
腹部の状態をエコーで確認することで、むやみに下剤を使用せず、ご入居者様の体への負担軽減に加え、介護スタッフが下痢に伴う介助に要する負担の軽減も期待できます。

ポータブルエコーの拡充活動においては、アドバンストレーナーという役割もいただきました。テストに合格し、指導者的な立場で、ホーム内だけでなく系列の他のホームへもポータブルエコーの浸透・啓発活動を行っています。
この活動は、引き続き力を入れて取り組んでいきたいと考えています。

※腹部ポータブルエコーについての詳しい記事はこちら。

ご入居者様にフロアをまたいだ交流の機会を

――他に、チャームやまとこおりやまで行われている取り組みはありますか?

正木:
ケアマネージャーの中原さんが主催されている「菜のはなカフェ」は、ご入居者様だけでなくご家族様からも好評をいただいています。
チャームやまとこおりやまは、フロア制を導入しており、基本的にお食事やイベントは各階で行っているため、ご入居者様が一堂に会してレクをする機会は少ないんです。

中原さんはご入居者様だけでなく、ご家族様も参加いただける「菜のはなカフェ」を企画して、毎月オープンしています。中原さんお手製のスイーツを「今月は何かな?」とみなさん楽しみにしています!ちなみに、今月はワッフルでした。

フロアをまたぐ交流の機会を作ってくれた中原さんには、本当に感謝しています。新しく入居された方のご家族様には積極的にお声かけをして、打ち解けていただくきっかけにつなげています。
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子育て中のスタッフも働きやすい職場環境を実現する

――最後に、今後の目標をお聞かせください。

中川:
4月から、子育て支援の一環で、小学校低学年の子どもがいるスタッフも時短勤務を選択できるようになりました。私も、周囲の方々の協力を得て、時短勤務をさせてもらう予定です。

この1年はフルタイムだったこともあり、研究やエコー導入など集中して活動させていただき、自身の成長を感じることができました。とはいえ、子育ても今しかできない大切なことです。母親としての役割も重視しつつ、勤務時間は100%フルパワーで頑張っていきたいです。

個々の状況に合わせてフレックスに働ける環境で、みなさんに助けていただきながら、上手く両立できればと考えています。

正木:
介護スタッフの確保は、介護業界の使命でもあります。さまざまな働き方が選択できるチャームケアは、子育ても頑張りながら活躍できる職場環境が整っています。

チャームやまとこおりやまは、定着率が高いんですよ。オープン当初からずっと働いてくれているスタッフも多く、慣れ親しんだスタッフが作り出す家庭的な雰囲気がご入居者様からも喜ばれています。

2025年4月から、新卒入社のスタッフが1人仲間入りします。力を合わせてチャームやまとこおりやまをさらに盛り上げていきたいですね。

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