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チャームプレミア鎌倉山|居室数・アクセス

チャームプレミア鎌倉山は、2020年10月にオープンした介護付有料老人ホーム。
神奈川県指定介護保険特定施設(※)に認定されています。

電車でのアクセスは、湘南モノレール「西鎌倉」駅より徒歩約13分。
古都・鎌倉の豊かな自然に囲まれており、お部屋数は57室、地上3階建て。

他ホームの平均よりも広々としたお部屋が自慢です。
居室の広さは22~30㎡、二人部屋は約44㎡と、快適にお過ごしいただけます。

本記事では、チャームプレミア鎌倉山のホーム長・橋さんにインタビューを行いました。

※特定施設とは?
各都道府県や市へ申請し事業指定を受けた施設のこと。
人員・運営・設備基準を満たした介護施設が認定されています。

古都・鎌倉のゆったりとしたホーム

──チャームプレミア鎌倉山はどんなホームですか?

チャームプレミア鎌倉山は、歴史ある観光地にあります。

山の中にある町で坂道・階段が多く、コンビニなどの便利なお店はですが、本当に風光明媚で良いところ。
ご入居者様も、この町が大好きで「最期まで鎌倉山で過ごしたい」という想いの強い方ばかりです。

共有スペースもお部屋内もとても広く、他のホームと比べてもゆったりとした造り。
ホーム内に緑がたくさんあり、草木にお水をあげるだけで半日近くかかるほどです!

3階の約半分は居室スペースで、残る半分は大きなテラスになっています。
富士山や江の島が見えて、解放感たっぷりの気持ちいい景色ですよ。

見学に来られた方は、どなたも素晴らしい建物を見て感激してくださいます。
お母様とご一緒にいらっしゃった娘さんが「私がここに入居したいくらいだわ!」とおっしゃっていて、私自身も最高のホームだと思っています!
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スタッフのホスピタリティが自慢!

──スタッフの方について、詳しく教えてください。

私以外のスタッフは介護職6名・看護師2名・事務1名・相談員1名・ケアマネ1名。
みなさんホスピタリティあふれる素敵な方ばかりで、自慢できるメンバーです!

積極的にコミュニケーションを取りながら「よいホームにしよう」と毎日動いてくれて、全員がキラリと光る部分を持っています。
ご入居者様のために何ができるか、アイディアを出し合う姿勢が素晴らしいんです。
ホーム長としても誇りに思っています。

オープンして間もないため、ご入居者様は3名ほど。(2020年10月時点)
見学の予約はたくさんいただいており、今決まっている分だけでも、11月には4倍以上にご入居者様が増える見込みです。
これからもご入居の促進を予定しているので、スタッフみんなでご満足いただけるようにお迎えしたいですね。

「みんなでつくる、思いやりあふれるホーム」がスローガン

──これからどんなホームにしていきたいですか?

鎌倉山は「みんなでつくる、思いやりあふれるホーム」がコンセプト。

誰かに教えてもらってやるのではなく、全員が考えて行動する。
全員が一律の存在で、上下ではなく輪になってホームをつくる。
【みんなでつくる】の部分には、そんな気持ちが込められています。

【思いやりあふれる】というのは、相手の立場になって考えること。
自分がよかれと思っても、ご入居者様ご自身が望まれない場合もありますので、「相手の気持ちを想像してみよう」と伝えています。
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思いやりを持ち続けるために

──スタッフに普段から伝えていることは何ですか?

思いやりを持ち続けるためには、笑顔でいられることが重要です。

笑顔でいるために、意識してほしいとスタッフに伝えているのは、
【まずは笑ってみる】【プラスの言葉を口に出す】です。

笑顔でいれば周りも明るくなりますし、ポジティブでいれば自信がつきます。
「難しい」「大変だ」「できない」と思っても、口に出すと本当にそうなってしまいそうですもんね。

介護業界経験20年以上の大ベテラン

──橋さんの経歴について教えてください。

2016年5月にチャームケアに入社し、4年ほど経ちました。

前職も介護職で、介護業界の経験は20年以上です。
いちばん長く勤めたのは療養型の病院で、他には特養や老健など、さまざまな施設で働いてきました。

施設形態により仕事内容も求められることもまったく異なるのが、介護業界のおもしろいところ。
そのため、介護業界内で、いろいろな形態を経験したいと思っていました。
どこにいても、必要としていただけることは嬉しいものですね。

チャームケアに入社したきっかけは、一枚のチラシ

──どのような経緯でチャームケアに入社されましたか?

療養型の病院で働いていたとき、仕事にはやりがいを感じていて、仲間にも恵まれていました。
ですが、毎日亡くなっていく方がいらっしゃって、とても寂しく思っていたんです。

そんなとき、チャームスイート京王聖蹟桜ヶ丘のオープニングスタッフの募集チラシを見かけました。
私は、思い立ったらすぐ行動するタイプなんです!
「お話できる患者様がいるところに行きたい」「いろいろな種類の施設で働いてみたい」と、ホーム見学に行きました。
ご縁があって入社して今に至るので、あのとき行動してよかったです。
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ボランティアから本格的に介護職の道へ

──介護職を始めたきっかけを教えてください。

私が最初に介護を始めたのは、介護保険制度もないくらい昔のこと。
知り合いが私財を投じて、デイサービスの先駆けになる施設を作ったので「手伝おうか?」とボランティアで始めたのがきっかけです。

施設はチケット制で、ご要望の時間分、施設をご利用いただけるシステム。
重度の障がいを抱えた方との関わりで、印象的な出来事がありました。
誰が介助をしてもお食事を召し上がらなかったのですが、私が対応したときには食べてくださったんです!

これが本当に嬉しくて、「もっとお手伝いしたい!」と心から思い、本格的に介護職を志すようになりました。

情報共有を徹底することで、スタッフの定着率アップ

──仕事を続けるためには、やりがいが大切ですね。

介護職はやりがいがたくさんある仕事なので、やりがいを感じる前に辞めてしまうのは本当にもったいないです。

不思議なことに、私がホーム長を務めているホームでは人が辞めないんです!
私の自慢できるポイントですね(笑)。

理由はわかりませんが、現場で働くスタッフたちへの情報共有を徹底しているからかなと思います。

入社当初、チャームスイート京王聖蹟桜ヶ丘がオープンしたばかりで、ご入居が続々と進みバタバタしていた時期がありました。
ご入居者様がどんな方なのか、情報が十分に共有されないまま、入居間近になってしまうことがあったんです。

私自身も周囲の介護スタッフたちも、ご入居者様のことをきちんと知った上でプロ意識を持って介護サービスをしたいのに、なかなかうまくいかなかくてもどかしい思いをしましたね。
落ち着いた頃に、「きちんと情報共有ができるように改善しよう!」と動き出し、今ではアセスメントが必ず共有されるようになりました。
スタッフから「この方はどんなことがお好きなのか確認してほしい」などと、さらなる情報をお願いできる時間の余裕もあり、ずっと働きやすくなりました。

そういった改善ができるのは、これまで長く介護業界にいていろいろな施設を見てきたからこそ。
改善提案を受け入れて、よりよく進化できる柔軟性がチャームケアのいいところですね。

大変なときほど、まずは笑ってみる

──ホーム長として、意識していることはありますか?

「疲れている」「大変だ」というのを表に出さないようにしています。
ホーム長が疲れていると、スタッフたちもネガティブな雰囲気になってしまいますからね。

介護のお仕事には、予測不可能なハプニングがつきもの。
そういうとき、「とりあえず笑ってみよう!それからどうするか考えよう」と(笑)。
深刻な顔をしていても、物事が解決するわけではありませんし、笑っていると自然と楽しくなってくるんですよ。

あとは、スタッフがタイムカードを押すときの表情を見るようにしています。

「疲れているな」「いつもと違う」と思ったときは、意識して早めに「最近どう?」と声をかけています。
長年やっていると、悩んでいたり思いつめているスタッフのことはすぐわかるんです。
だからこそ、スタッフが辞めないのかもしれませんね!
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物事を楽しみ、染まってみる人は介護職向き

──介護に向いているのはどんな方だと思いますか?

ひとつめは【何事も楽しめる方】

たとえば、認知症のご入居者様のお部屋のお片付けをするとき。
物が散乱しているのはご病気のせいであって、そのことを目くじらをたてて怒っても仕方がないですよね。
それよりも「おお~!よくここまで散らかりましたね!(笑)」とまずは笑ってみるんです。

怒りのエネルギーは周りにも影響し、気持ちがしんどくなってしまいます。
どうせ仕事をするのなら、楽しくやった方がいいですよね。

ふたつめは、【まずは染まってみる・やってみる方】。

私は介護業界でさまざな経験をしてきましたが、転職するときは毎回「ここでは新人だから、まずはなんでもやってみよう」と心がけていました。

介護のお仕事の経験者として、今までの経歴に自信があったとしても、それはそれとして置いておきましょう。
チャームケアのやり方、ホームごとのやり方を見て学んで、素直な気持ちでチャレンジしてほしいですね。
経験年数を重ねても、一生懸命に吸収しようとしている方は素敵です!

何年この業界を経験しても、介護技術はどんどん進化しているので、知らないことは恥ではありません。
お互い教え合って、コミュニケーションを大事にしていってくださいね。

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