社会に役立ちたいと、芸能界から介護業界へ

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――小林さんのチャームケアへの入社の経緯を教えてください。

2021年12月に、チャームケアへ中途入社しました。

前職は芸能の仕事で、介護とは全く関係のない業界です。俳優業に始まり、約30年プロダクションでマネージャー業に携わっていました。
プロダクションの存続が難しくなったタイミングで、これまでの経験を活かして、社会に役立つことをしていきたいと介護業界への転職を決断しました。

面接をしてくださったホーム長から、「ぜひ来てほしい」と熱心に誘っていただいたことで、心が動きました。こんな私でも必要としてくれている!と感じられ、とても嬉しく思った記憶があります。

※チャームスイート西宮浜ホーム長へのインタビュー記事はこちら!
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芸能界で培ったスキルをフル活用!

――これまでと全く違う仕事で、戸惑うことはありませんでしたか?

たしかに、仕事内容は全く違うのですが、前職で培ったスキルが活かせることが結構ありました。

ひとつは、シニアの方々とのコミュニケーションスキルです。マネージャー時代にシニアタレントを担当していたこともあったので、ご入居者様とのコミュニケーションは比較的スムーズに取れていると感じます。

もうひとつは、殺陣(たて)の技術です。俳優時代には殺陣のシーンがあったり、殺陣を教えることもあったため、レクリエーションで披露したりして、ご入居者様に喜んでいただいています。

前職の知り合いに協力をお願いして、ホームに来てもらって漫才レクをしてもらったこともあって、芸能界の仕事で培った経験や人脈が活用できています。
異業種からの転職でもこんなに活かせることがあるんだと、自分でも驚いています(笑)。

「長い息は長生きにつながる」呼吸体操を発案

――小林さんがチャームスイート西宮浜で実施している呼吸体操について教えてください。

呼吸体操は、ひとことで言うと呼吸に合わせて体を動かす体操です。

3で吸って、7で吐くことを意識して、息を吐くタイミングで力を入れます。力を入れるときは、息を止めてしまう方が多いので、スムーズにできるようになるには、ある程度トレーニングが必要になります。

重いものを持つときや、立ち上がるときに「よっこいしょ」って、声が出たりすると思うんですが、あれは息を吐いているので、とても理にかなっているんですよ。

太極拳やヨガもポージングより、呼吸が大切だと言われています。ホームでは食事前の時間や居室など、ちょっとした時間で取り組んでもらえるように、お声かけをしています。まだスタートしたばかりですが、30名程度のご入居者様が参加してくださる、とても人気のレクリエーションです。

「長い息は長生きにつながる」を合言葉に、ご入居者様の健康促進につながればという思いで、注力しています。

※チャームスイート西宮浜で行われたレクリエーションに関する記事はこちら。
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必要とされて感じるやりがい

――小林さんは、どんなときにやりがいを感じますか。

呼吸体操をはじめ、ご入居者様から必要とされているんだな、と感じることがやりがいにつながっています。

入社して1年くらい経った頃から、責任感や使命感みたいなものが芽生えてきました。ご入居者様は自分を必要としてくださっている、精一杯頑張ろう!と。

「今日は夜勤か〜、頑張ってな!」
「いつも迷惑かけてごめんな。ありがとう。」

エレベーターでご一緒したタイミングや、日常のふとした瞬間にご入居者様からかけていただく何気ない言葉が、とても嬉しいんですよ。見てくださっている人の期待を裏切らないよう、これからも真摯に向き合っていきたいです。

ホームはご入居者様の命を預かっている場所でもあるので、慣れすぎて慢心するのは良くないと感じています。まだまだ新人で先輩に教えていただくことも多いので、アドバイスは本当にありがたいですね。
初心を忘れないように、地道に経験を積んでいければと考えています。

実務者研修を取得しているので、次は介護福祉士の資格が取れればいいなと。もう僕もシニア世代なので、その頃にはいくつになるんだろう?と考えますが、介護福祉士に年齢制限はないので、前向きに検討中です。
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手厚い研修やサポートが成長を後押し

――これから入社される方へのメッセージをお願いします。

チャームケアは、研修制度が充実していて、前向きに仕事に取り組める環境が整っています。
わからないことがあっても、一緒に働くスタッフの皆さんが、丁寧に指導してくださるので、安心して対応できます。

定年も65歳まで引き上げられたので、私もこれからますます頑張っていきたいです。
最初はもちろん大変だと思いますが、一緒に成長していきましょう!

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