2010年に入社、介護事業部副部長として活躍中

──まずはご経歴を教えてください!

2010年9月、チャームスイート京都桂川のオープニング時、介護職の統括リーダーとして入社しました。

前職でも、デイサービスやユニット型特養など、さまざまな形態の施設で介護職をしてきました。
特養では、現場スタッフから介護主任まで経験しています。

今まで働いたことのない施設形態で働いてみたいと思っていたところ、
有料老人ホームである、チャームスイート京都桂川の募集を見かけたことがきっかけ。

その後、いくつかのホームでホーム長を経験し、介護事業部の課長職に。
2020年7月からできたばかりの「副部長」というポジションに着任しました

現在は、京都エリアの8ホームの課長職と、副部長を兼任しています。
副部長として、奈良エリアの坂田課長の担当ホームも管轄していますよ。

※過去に坂田課長にインタビューした記事もあります!詳しくはコチラ(↓)

仕事内容はホームの間接管理。若い人に学ぶ姿勢を忘れない

──介護事業部の副部長とは、どのような仕事内容ですか?

ホーム長として、1ホームを運営するのが直接管理だとすると、
私の仕事は、複数のホームを人を介して管理していく間接管理。

主に、ホーム長や課長のサポート・フォローをしています。
ホーム長は、自ホームを担当している課長に相談するのですが
その課長が相談する先が、私のような副部長や、さらに上の部長になっています。

これまでは、直接管理をしてきたので、間接管理は難しいなと感じています(笑)。
私は、ずっと介護現場でやってきたので、少しは引き出しが多いはず。
ご入居者様の尊厳を考えたサポートを意識して、相談に乗っています。

介護の知識や常識は、日進月歩で変わっていきます。
業界経験が長くなればなるほど、考え方が凝り固まりがち。
自分の常識に固執することなく、若手に教えてもらうつもりでいます。


今の自分があるのは、一緒に頑張ってきたスタッフのおかげ。
古い引き出しを入れ替えながら、感謝を忘れずにいたいですね。

介護業界の変化|新人さんの育て方

──今と昔の介護業界で、変わったところはありますか?

新人さんの育成に関わる研修制度です。
昔は先輩の背中を見て学び、良いところを盗めというスタイルでしたが、
今は新人さんを丁寧に研修して育てています。

チャームケアでは、新人さんを迎え入れる準備を怠らず、ウェルカムの姿勢を伝える研修を大切にしています。

新卒入社の方にとっては、『人生最初』の職場ですし、『人生最初』の上司。
人生における、仕事という部分のスタートラインに立ち会っていると考えると
本当にありがたいことですし、同時に責任重大です。
毎回「この子の人生を預かるんだ」と気を引き締めています。

ホーム長たちにも、育てる側の姿勢や意識はしっかり持っていてほしいと伝えています。

ご入居者様の自立心を大切にした介護を

──新人さんに仕事をする上で伝えていることはありますか?

新人さんは、介護=「全部やってあげなきゃ」と思っている方が多いんです。

でも、ご入居者様がご自分でできることまで全部やってさしあげるのは、かえってマイナスになることも。
自立心をなくし、できることまでできなくなってしまう可能性があります。
それに、新人さん自身も疲れてしまいますよね。

だから、『介護をしにきた』という意識はどこかに置いといて、と伝えています。
ご入居者様が、ご自分では難しいことだけ、「できない」「助けてほしい」とおっしゃったときには手伝ってさしあげてほしい。
たとえば、「●●さんは立つのがしんどいから、立つときだけ支えてあげて」という感じですね。

ご入居者様側も「自分でできるけど、やってもらった方がいいのかな?」と、気を遣ってくださっていたりします。
ご自分でできることをしていただいたあと、私が「助かりました!」と言うと、
「桃井さん、私このくらいはできるのよ。言ってくれたら自分でするのに」と笑ってくださるんです。

ご自宅でできなかったことも、ホームのようにバリアフリー設備があればできるケースも。
まずは、お一人おひとりに合ったサポートをしていくことが大切。

もちろん、うまくできたときはスタッフを思いきり褒めるようにしています!

仕事は、日々感謝しながら平常心で

──仕事をする上で、気を付けていることがあれば教えてください。

『日々感謝』です。

自分は人に気を遣っても、人に気を遣わせないこと。
私の表情・姿勢・歩き方・振る舞いにイライラがにじんで、周りに気を遣わせることがないように。
感謝を忘れず、いつも平常心でいようと思っています。

実は、あと2年で定年を迎えます。
ホーム長だったときは感情的に怒ったりしたこともあったけど、今はもう冷静に落ち着いていられますね。
この年齢になればできますよ(笑)

介護の仕事は「人生の節目」に立ち会うことが多くあります。
新人さん、特に新卒の方のスタートラインも、「節目」のひとつ。

人間の深い部分に、点ではなく線で関わることができて、
実際に目の当たりにするので、本で読むよりも学ぶことがたくさんあります。
常に感謝を忘れずに、人とのつながりを大切にしていきたいですね。

人生の「節目」に携わった印象的なエピソード

──「節目」に携わった印象的なエピソードがあれば教えてください。

介護職は、ご入居者様の人生を預かる仕事。
私は、「お別れのとき」を最も重視していました

最近は、延命治療で痛いこと・しんどいことをするよりも、
「自然に、眠るように最期を迎えたい」というご要望も少なくはありません。

心にのこっているのは、とあるお父様とその息子様。
お父様が亡くなるとき、ホームのお部屋でふたりきりでお酒を飲んで
いろいろな思い出話をしながら、安らかに最期を迎えられました。
(お酒を飲むと言っても、唇に息子様がお酒をつけてあげるという感じです。)

病院では看護師さんなどが出入りしますので、静かに逝くのはなかなか難しいもの。
お酒なんて絶対ダメと言われる場合もあるでしょう。
ご家族様から「よい見送り方ができてよかった」と、お礼を言われました。

チャームケアのホームでは、病状などをご相談の上、理想の終わりの迎え方を叶えられるよう力を尽くします。
最期の節目を迎えるときも、ご家族様やご本人様、ひとりひとりの思いに応えられる場所でありたいですね。

京都の介護スタッフとのつながりは健在

──ご入居者様の思いに応えられるホームを創れるのは、スタッフの皆さんの日々の努力の賜物ですね。

本当にそうですね!
スタッフやホーム長の悩みがあれば、いつでも話を聞きますし、助けたいです。

本人の成長のためには、自分で考えて動くことも重要なので、手助けをするタイミングの見極めは難しいところですが…。
副部長・課長と役職がついていても、上から指示・命令するのではなく、スタッフやホーム長の役に立つ存在でいたいですね。

私はいくつもホームを担当しているので、本社にはあまりおらず、ホームを転々としているんです。
スタッフからは、「京都のお母さん」と呼ばれていて、各ホームのスタッフがいろんな話をしてくれます。
結婚報告や、子どもが生まれたという報告など…いつも聞いていて、幸せな気持ちになっていますよ。

ホーム長から受ける悩み相談は、十人十色

──ホーム長からは、どんな悩み相談があるのでしょうか?

ご入居者様のことからスタッフのことまで、さまざまです。
例えば、「ご入居者様のケースについて相談したい」「こんなことを言ってしまって、失敗しました」
「スタッフにこんな話をされたけど、どう答えたらいいか…」など。

ホーム長は孤独なんです。
ホームは24時間365日運営しているし、スタッフの前で弱音を吐けない方も。
私もホーム長を経験していて、気持ちが分かるので、
「誰かに相談したいけどできない」というホーム長の支えになりたい

ホーム長には「失敗しないと成長できないから、失敗してもいいんだよ」
「私が責任を取るから、チャレンジしてね、応援するよ。」と伝えています。
ホーム長が悩んで電話をかけてくるときは、いつでも誠意をもって対応したいですね。

これからチャームケアへ入社される方へ

──最後に、桃井さんから、今後ご入社される方へのメッセージをお願いします。

チャームケアとご縁があった方は、本当にラッキーだなと思います。
ご入居者様を思う人たちばかりが集まる、あたたかい会社。

スタッフは、忙しい中でも、精神的な余裕をもって働いています。
疲れていても、ギスギスしたり気持ちがすり減ることなく、毎日楽しんでいます。

会社としても、無理して背伸びしたり、取りつくろうことは求めません。
ありのままの自分で、マイペースに仕事ができる環境。
新しくチャームケアに来る方には、自然体で大丈夫と伝えたいです!

周りの上司はみんな見ているので、チャレンジできるポジションや役職のチャンスを投げてくれますよ。
そのときは逃さずつかんでほしいですね。

チャームケアは、良い会社です。だから私も10年続けてこれました。
定年を迎えても、エルダー社員制度を使って、これからも後輩の力になっていきたいですね。

(※)エルダー社員制度とは…?
60歳定年後、65歳まで、従業員を定年時の処遇で継続雇用する制度。
賞与なども支給されます。知識・経験豊富な、就労意欲のあるスタッフが、
雇用の不安なく働き続けることができる、チャームケアの画期的な制度です。

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