(3490)

チャームケアの印象は「若くて熱気のある会社」

──これまでのご経歴を教えてください。

約10年前、チャームケアがジャスダック上場の際に、管理部門を強化したいということで銀行から出向となりました。
現在は、常務執行役員を務めています。

当時も今も、チャームケアは「若くて熱気のある企業」という印象です。

会社のトップから新人まで、全員が「ご入居者様のために」と前進し続ける方ばかりです。
若い人たちが頑張っている姿に元気をもらえましたし、こんな人と一緒に成長したい、働くのが楽しみだと感じたのを覚えています。

会社と働く人、どちらの成長も見える環境

──里見さんのお仕事内容を教えてください。

当初は、事業開発としてホームの新規開設に携わっていました。

ホームがひとつひとつ完成していき、そこで働いてくれる人がいて、ご入居者様が喜んでくださる。
社会的に意義のある介護事業のサイクルに、自分が関わることができるのは大きな喜びです。

現在は、管理本部で上場や増資の手続きなどにも携わってきました。
どちらも企業が成長していく過程で発生するものです。
チャームケアが発展しているからこそ味わえる、貴重な体験をさせてもらっています。

ホーム開発をしていた頃に新人だった方が、中堅として活躍されている姿を見ることができる立場。
企業と人の成長に立ち会える、恵まれた環境で働けています。

いい刺激を受けながら、これからも会社を引っ張っていきたいですし、見守っていきたいですね。
 (3491)

チャームケアの会社規模は10年で5倍以上に拡大

──ご入社されてからの10年で、チャームケアはどのように変化しましたか?

10年前と変わったところは、会社規模です。
チャームケアは、ジャスダック上場後、東証二部に上場し、今では東証一部上場。
売上やホーム数は5倍以上になっています。

上場するためには「企業としての社会的責任を果たしているか」「理念が実態に即しているかどうか」など、いくつもの審査・基準があります。

株式上場は、社会に認められた証。
働く方にとっての自信・誇りになり、ご入居者様にとっては大きな安心材料になります

一方で、10年経っても、いい意味で会社の中身は変わっていません。
スタッフたちは、今も昔も「ご入居者様のために」という気持ちで、日々の介護サービスに従事しています。

介護事業は社会的意義がある成長事業

──金融業界出身の里見さんにとって、介護事業はどのようにお感じになりますか?

介護事業は、社会的に意義のあるすばらしい事業です。
同時に、介護を必要とする方はこれからも増えていくため、成長していきます。

介護が必要な方は、80歳以上の後期高齢者だと言われており、チャームケアのホーム入居開始年齢は平均88歳。
人口統計を見ると、介護サービスが必要な後期高齢者は2060年まで増加し続ける見込みです。

現在のコロナ禍で、サービス業の売上が落ち込んでいるという話を聞きますが、介護業界は、必要としている方がいらっしゃる限り成長し続けるため、安定しています
 (3492)

介護職のキャリアステップは本人の希望次第

──先ほど、新人から中堅への成長について触れられていました。チャームケアのキャリアステップについて教えてください。

チャームケアでは、定期的な面談やキャリアアンケートがあり、自分の想いを伝えられます。
周囲からの評価と自分の希望が一致すれば、どんな道も切り開けますよ。

責任と裁量を持って自分の力を試したい人は、どんどんチャレンジできる環境ですし、ずっと現場にいて介護の専門性を高めたい人は、その希望が叶う道があります。

考え方・頑張り方は人それぞれですので、スタッフ本人の希望により、キャリアステップはさまざま。
個人がなりたい姿に向かって進んでいける体制を整えています。

新卒入社の介護職、初のホーム長に昇格

──介護職未経験でも、ホーム長などの管理職を目指せるのでしょうか?

これまでのホーム長は、みなさん中途入社の方でした。
主に介護業界他社で経験を積んだ方が中心。
ですが、今年9月、新卒入社の方がホーム長に初めて着任されました
新卒からホーム長になった、チャームスイート新井薬師さくらの森の山本さんの記事はこちら(↓) ※記事中の役職は当時のもの
ご入居者様のご年齢が80代後半であれば、そのご家族様である息子さん・娘さんは60代前後。
そのため、20~30代のスタッフは、ご入居者様のお孫さん・ご家族様のお子さん世代にあたります。

若いスタッフ・管理職が、年齢差によるギャップを埋めて、上の世代の方々から信頼を得るには努力が必要です。
経験を積み重ねて、信頼していただけるようにコツコツ頑張れば、山本さんのように管理職も目指せますよ。
 (3493)

これからは、チャームケアで育った人たちの時代

──最後に、これからの目標を教えてください。

企業として、まだまだ成長していきたいですね!
介護の需要を満たせる事業展開をしながら、新しいビジネスへの挑戦を考えています。

10年前のチャームケアは、私が金融や経営のノウハウを活かして銀行から出向したように、外部から専門知識を持った人に来てもらう段階でした。
ですが、これからはチャームケアで育った人たちが会社を引っ張っていく時代です。

チャームケアに魅力を感じて入社してくださった方や、チャームケアで成長された方。
そんな方たちが、魅力を感じながら仕事を続けられる環境を作っていきたいですね。
※里見さんにチャームケアのビジョンや、求める人物像などをお聞きした記事はこちら(↓)

関連する記事

関連するキーワード

著者