チャームスイート荻窪の特徴|アクセス・居室数

 (9685)

チャームスイート荻窪は、2023年2月にオープンした介護付有料老人ホームです。
東京都指定特定施設入居者生活介護事業者(一般型)(※)に認定されています。

電車でのアクセスは、JR中央総武線「荻窪駅」より徒歩約10分。
ホームは住宅街にあり、公園が近くにあって緑も多い雰囲気のよい環境です。駅前には商店街やショッピングモールなどがあり充実しています。

お部屋数は全部で49室。現時点では、まだオープンしたばかりのため、ご入居者様は10名ほど。これからご入居者様が増えていく予定です。

※特定施設とは?
各都道府県や市へ申請し事業指定を受けた施設のこと。
人員・運営・設備基準を満たした介護施設が認定されています。

さまざまな施設を経験しチャームケアに入社

──伊佐さんのご経歴について教えてください。

チャームケアには、2017年のチャームプレミア目白お留山のオープン時に介護スタッフとして入社しました。
前職も介護業界で、老健や有料老人ホームでの勤務経験があります。

その後、2020年11月のチャームスイート高円寺オープンにあわせてホーム長として着任しました。
今回、2023年2月にチャームスイート荻窪がオープンすることになり、ホーム長として異動してきました。

※伊佐さんが高円寺のホーム長をされていた頃のインタビュー記事はこちら!

地域密着型のチャームスイート荻窪

──チャームスイート荻窪の現在はどのような状況ですか?

2023年の2月にオープンしたばかりのため、現在は全部で49室あるうち、ご入居者様は10名ほどです。

ご入居者様ご自身が近隣で暮らしている方だったり、ご家族様がこのあたりに住んでいる方だったりと荻窪にゆかりのある方が多いですね。
これまで私はさまざまな施設で働いてきましたが、チャームスイート荻窪は地域密着型という印象があります。

スタッフの人数は現在12名。介護スタッフがそのうち6名、あとは看護スタッフ、ケアマネジャーで構成されています。
ご入居者様に対してスタッフの人数が多いため、しっかりとお一人おひとりを見て差し上げられる点はいいところです。

また、チャームスイート荻窪には介護業界経験の長いスタッフが多くいます。事務員さん以外はみんな介護福祉士の資格を持っているんですよ。
まだオープンしてから1ヶ月ほどしか経っていませんが、スタッフの間にはいいチームワークができていると思います。
お互いがお互いのことを思いやりながら協力しあう雰囲気がありますね。

──チャームスイート荻窪のオープン直前はどのような様子でしたか?

チャームスイート荻窪のスタッフは業界経験が長いものの、チャームスイート高円寺から異動してきた2人のスタッフ以外は新規採用の方でした。
そのため、チャームケアのやり方や考え方をスタッフのみなさんに浸透させる必要がありました。

荻窪での研修自体はオープンの1ヶ月前から始まっていましたが、実は私も含めてチャームケアの既存スタッフは2月のオープン時から荻窪に合流する流れだったんです。
そういった状況だったこともあり、スタッフ一人ひとりがやりがいを持って考えながら行動できていたと思います!
 (9701)

ご入居予定の方が気軽にご見学にいらっしゃるホーム

──今後、ご入居者様を増やしていくうえでどのような活動をしていますか?

現在は地域の病院や地域包括センターに営業に行ったり、スタッフのみんなで地域の方にチラシを配ったりしています。
相対的に見て、荻窪には元気な高齢者の方が多くいらっしゃる印象です。

ご入居予定の方がご自身で見学にいらっしゃることも多くあります。
チラシや新聞広告などを見てお電話いただくこともありますし、散歩がてらにフラッとホームのご見学にいらっしゃる方もいらっしゃるんです。
チャームスイート荻窪の周りがお散歩道になっているので、ちょうどよいのかもしれません。

そのような気軽な気持ちで多くの方にお越しいただけるのはありがたいと思っています。

ご入居者様が笑顔になれるレクやイベントを開催していきたい

──今後、レクリエーションやイベントはどのようなことをしていきたいですか。

季節を感じるイベントを定期的に行っていきたいですね。

先日は、ホームでひな祭りのイベントをしました。
ボランティアの方にギターを弾いてもらってそれにあわせてみんなで歌ったり、ひな祭りのデザートをみんなで食べたり。スタッフでちょっとした劇もして盛りだくさんのイベントでした。
私は当初、劇に出演の予定はなかったのですが、急遽出てほしいと言われまして…台本を無視して、アドリブを楽しんでいたら他のスタッフを困惑させてしまいましたね(笑)。

ご入居者様が楽しんで笑顔になってもらえればそれで良いんです。
実際に、ご入居者様から「楽しかった」という声もを多くいただいて、本当にやってよかったなと思います。

スタッフのみんなにも、レクやイベントに関しては、失敗しても私が責任をとるので、恐れずにいろいろなことにチャレンジしてほしいと伝えています。
いざという時には、私に頼ってもらえれば、お芝居でもなんでもやりますので(笑)。

今いるスタッフはみんな介護業界での経験が長く、レクのアイディアもたくさんお持ちです。
それらを現在いらっしゃるご入居者様に向けてアレンジを加えて、さまざまなことに挑戦してほしいですね。

今後も、コロナの状況にもよりますが、地域の方を交えたイベントなども開催していきたいです!
 (9718)

いい意味で真面目すぎないことが大事

──チャームスイート荻窪にはどんなスタッフが向いていますか?

いい意味で真面目すぎない人が、介護の仕事に向いていると思います。
真面目なことはもちろんいいことです。何かあったときに臨機応変に対応できるとなおよいので、「いい意味で」真面目じゃないことも時には必要だと思っています。

また、仕事なのでもちろん大変なこともありますが、大変なことも笑って受け流して、楽しく働けるような方が良いですね。

私自身、そのような考え方で介護の仕事を楽しんでできていると思います!
喜怒哀楽の「怒」以外の気持ちは、結構もっていますし表に出す方ですよ(笑)。

「怒」の感情ももちろんありますが、外に出しても仕方がないので、なるべく出さないように努力をしています。
結局怒っても自分に返ってくるだけなので、怒りたい時は他のことでストレス発散しています。ストレスをためないことが一番です!

実は、私は本当に涙脆い性格で、映画を見たり、子どもの成長や動物の動画を見たりしてすぐに泣いてしまいます。
スタッフにも「また泣いてるんですか」と突っ込まれるくらいです(笑)。

介護のお仕事では、ご入居者様がご逝去される場面に立ち会うこともあります。
私はご本人やご家族様に感情移入してしまってどうしても涙が堪えられないんです。

また、影響を受けやすい性格なので、なるべく本を読んで、良い影響を受けようと意識しています。
今後も学んだことを活かして、ご入居者様ともスタッフとも、いいコミュニケーションを取っていきたいですね。
 (9719)

「一致団結」をスローガンに!

──チャームスイート荻窪をどんなホームにしていきたいですか?

まずは、スタッフで一致団結をして、よい雰囲気を作り、ご入居者様にしっかり還元できるようなホームにしていきたいです。
一致団結って、一言でいうと簡単なようで結構難しいものです。スタッフがしっかりと一枚岩になっていないとどこかで綻びがでてきてしまいます。

そんな取り組みの一つとして、チャームスイート荻窪では、何かミスがあったとしても、みんなで一緒に原因やミスを繰り返さないための対策を考えるようにしています。

ミスをしても次に活かせるのであれば、逆にプラスにも捉えられますよね。
もちろんミスに対して申し訳ない気持ちはみんなあるので、ミスのままで終わらず次に同じことをくり返さないために、ホーム全体で考えることが大切です。

また、ホーム長としては、一緒に働くスタッフがどのような気持ちなのかを常に気にしているんです。
でもなかなか本音は聞けないので、スタッフのみんなが仲の良い方とお話ししているのを盗聴したいくらいの気持ちです(笑)。
そんなことはもちろんできないので、第三者として客観的にホームをみられる機会がもてたらなと思っています。

スタッフにとっても、このホームで働けてよかったと思ってもらえるような環境づくりをしていきたいですね!

関連する記事

関連するキーワード

著者