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創業したばかりのチャームケアに入社

──まず最初に、古賀さんのご経歴を教えてください!

私は、2005年9月頃にチャームケアに入社しました。
ホームに配属されたわけではなく、最初から事務所での勤務でした。

当時のチャームケアは、チャーム南いばらき(チャームケアで最初から2番目のホーム)がオープンした頃。
まだまだ小さい会社で、親会社の下村建設の古い事務所に間借りしていました。

そして事務所には、6~7人しか社員がおらず、仕事はなんでもやらないと間に合わない状況。

全員が営業やホーム訪問などで出払って、事務所に誰もいなくなることも。そんなときは、「現在留守のため、御用の方は携帯電話におかけください」と事務所の玄関に貼り紙をしていたんですよ(笑)

水やり、印刷、送迎、営業…何でも対応していました

──そんなアナログな時代があったんですね!古賀さんは、当時どんな業務をされていらっしゃったのですか?

本当に人数が少なかったので、入社当時は「なんでもやらないと!」という気持ちでがむしゃらでした。

入居促進のための広告や、印刷物の作成などが主な業務でしたが、ご入居者様獲得のための営業もやっていました。

週3日くらい、ホームにお手伝いに行っていて『チャーム やまとこおりやま』の屋上庭園の水やりをしたり、ご入居者様の3時のお茶の時間のご対応や、通院の送迎、お客様からのクレーム対応をしたりと、ホームとの接点も多かったんです。

今思い返すと、大変でしたけど、楽しかったですね。

事務所にこもって、決まった業務を淡々とやるだけでなく、こうして現場のことを知ることができたのは、いい経験になりました。

この経験が、今の総務・事務の仕事にも活かされていると思います。
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「発展途上の企業」という部分に惹かれて応募

──数ある企業の中で、チャームケアを選んだ理由を教えてください!

前職は、介護業界ではなく、ギフトなどの卸業でした。
カタログギフトや、メーカーのセールスプロモーションの仕事です。

ですが、ギフト業界は低成長で、この先、厳しくなっていく見通しとなっていました。
一方、介護業界は高齢化社会で、これからニーズがあると感じていました。

そんな中、親の介護が心配な年齢になり、介護により興味を持ったんです。
前職に在職中、働きながらスクールに通って、旧ヘルパー2級(現:介護職員初任者研修)を取得しました。

「介護業界で活かせたらいいな」と思っていたとき、チャームケアの募集を見つけて、まだ新しい会社でオープニングのホームもあるということに惹かれ、転職。

広告作成や印刷物の作成には、前職での経験が活かせたのでそれもあって採用していただけたのかもしれません(笑)

仕事が嫌になることもなく、前向きな気持ちで15年も続けてこられたので、結果的に自分に合っていたんだと思います。

ホームで働くスタッフを裏方で支えたい

──現在は、どのようなお仕事を担当されているんですか?

現在は、総務課で一般的な総務事務全般を担当しています。

チャームケアでは人事・経理など、担当部署が細分化されているので、労務・人事・経理以外のことがメインですね。

たとえば、保険手続きや、社内報作成、出張・慶弔手続きなど…。
ちなみに社内報も入社当時にはなかったので、作りました。
今年(2020年)の5月で第147号になりましたよ!

縁の下の力持ち的な、地味な仕事ですが、少しでもホームで働く方や、従業員の皆さんの力になればと思っています。
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チャームケアが急成長した理由は「推進力」

──まだ小さな会社だったころから、チャームケアにいらっしゃったということで、チャームケアの成長のカギは何だと思いますか?

チャームケアの成長の理由は、下村社長の推進力だと思います。
社長は、社内でいちばんポジティブな人です!

入社当時のチャームケアは、本当に小さな会社で、上場企業になるなんて思ってもみませんでした。
でも、社長は昔からずっと「上場する!」と宣言していたんですよ。

周りからなんと言われようと、「念ずれば花開く」と信じて、目標を計画する力、そして実行する行動力がありますね。

最初は達成は難しいと思えた計画でも、ゴールが見えてきて「できるんだ!叶うんだ!」と社員も思うことができるように。

僕は、社長が引っ張っていってくださるので、そのあとをついていく形でした。
ただ、次から次へと新しい目標が出てくるので達成感に浸っている余裕はないですけどね!(笑)

※そんな下村社長にインタビューした記事はコチラ!
ぜひ気になる方はチェックしてみてくださいね。(↓)

企業規模の差はあっても、熱意では絶対に負けない

──おっしゃった通りの「推進力」を実感されたんですね。前向きな考え方は、今のチャームケアにも通じるところがありますね。

そうですね!
介護業界には、比べ物にならないくらいの大手企業も多いですが、実は、小さな会社だったころから大手には負ける気がしなかったんです。

大手企業の中には、メインの事業があって、「社会貢献のために」と介護業界に参入するケースが多いです。

ですが、チャームケアは介護事業一筋。
これだけ本気で、必死で介護事業に取り組んでいる自分たちなら絶対に大丈夫だ、企業規模の差は大したことではないと思って、毎日の業務に取り組んでいました。

社長のポジティブな考え方に良い意味で巻き込まれて、「無理だと思わず、やればできる!」と雰囲気も変わっていきましたよ。
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『あなたに会えてよかった』と言われる介護職に

──他にも、印象的なエピソードがあれば教えてください。

ヘルパー2級の取得のためにスクールに通っていたとき、最後の授業でスクールの先生から言われた印象的な言葉があります。

”ここにいるみなさんは、介護を目指して勉強している人たちです。介護の現場に出たときに、ご利用者様、ご入居者様に『あなたに会えてよかった』と言ってもらえるヘルパーになってください!”

そのことを、介護事業部部長に話したら「チャームケアの事業の全てに関わる、いい言葉だね」と受け止めてくださって、チャームケアの企業理念や、標語に使われることになりました。

自分の意見や言葉を柔軟に、受け入れてくれることがうれしいですね。

「スタッフに」入って良かったと思ってもらいたい

──仕事に取り組むうえで、個人の理念というか、意識していることはありますか?

介護業界は、業界全体の離職率が高いのが現状でし。
ですが、どんな人にも「チャームケアで働いてよかった」と思ってほしい。
これが総務課の基本的な考えです。


ご入居者様もスタッフも、一人ひとりの人間。
「どんな人物になりたいか?」と自分を省みるとき、先生からいただいた、「あなたに会えてよかった」という言葉がずっと心に残っていました。

目指すべきホームの姿として、ご入居者様・ご家族様などすべてのお客様に、「入って良かったな」と思ってもらいたい。これをホームではなく、総務課でどう実践すべきか、と考えた結果、「スタッフに」「入って良かったな」と思ってほしい…という答えになりました。

現在もそんな想いで総務の仕事に取り組んでいます。

(※)介護業界の離職率やその理由、チャームケアの対策をご紹介!
ぜひ気になる方はチェックしてみてくださいね。(↓)
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まだまだ挑戦することはたくさん!今後の総務課

──古賀さんの今後の目標はありますか?

チャームケアは上場企業になり、急成長した裏側で、他の上場企業ができているようなことが、まだまだ追いついていません。

コンプライアンス、防災対策など、これから整備していきたいことがたくさんあります。
このあたりは、総務課としてまだまだ課題が山積みですね。

モノを流通させる事業だった前職に対して、介護事業はモノではなく「人」が重要。

自分の仕事の先にある、ご入居者様が喜んでくださる表情や、スタッフが仕事をしやすくなって喜んでくれる顔を思い浮かべると、よりいっそう仕事に意義を感じられています。

チャレンジ精神をお持ちの方は、大歓迎です!

──これから、どんな方と働きたいですか?

チャームケアは、いろんな意味でまだまだ成長途上ですし、固まっていない会社です。

「こんなことをやってみたい」と手を上げれば挑戦する機会を与えてもらえます。

与えられた役割だけではなく、「自分が会社を大きくするぞ」「会社の成長に携わってみたい」とチャレンジ精神を持っている方は大歓迎です!管理職などの上のポジションも目指せますよ。

いや、僕は、社長について行ってただけなので、人のことは言えないですが(笑)
「とりあえずやってみよう」という気持ちで来ていただいても、もちろん大丈夫です。

チャームケアは、まだまだ立ち止まらずに、上を目指していきます!

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